かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

アフリカ豚コレラ禍、中国大陸を制覇する勢いで広がっているようです。

2018-09-03 20:09:32 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は21.4℃、昼の最高気温は32.1℃、五條市アメダスの最低気温は19℃、最高気温は31.6℃でした。ただし、五條市アメダスは18時以降休止中で、数字は暫定的なものとなります。停電でもしたんでしょうか? ところで台風は四国の沖合を徐々に加速しながらまっすぐ北上してきています。今後、少し東に振ったら紀伊半島、西に振ったら高知県に、明日の昼過ぎ、多分3時か4時頃、突っ込んでくる模様です。紀伊半島に来たらこちらは壊滅的打撃を受け、西に振っても振り幅が少なければ、40とか50mというような猛風にさらされることになるかもしれません。もう相手はいかんともしがたいですから、ただ無事で済むように祈るばかりですね。明日は無事に帰宅できるでしょうか? もともと雨風には弱いローカル路線のJRは、早くも午前10時から運休を決めているそうです。私が使っている近鉄は比較的災害に強く、なかなか止まることはないのですが、それでも直撃されたら厳しいかもしれません。本当に、止まらなければよいのですが・・・。

 さて、この8月はじめに発生した中国の豚コレラ禍、その後も収束の兆しはなく、省を越えてどんどん広がっているようです。豚コレラウイルスは空気感染せず、豚同士の接触かダニを介しての伝染でしか広がらないそうなので、そうそう巨大なパンデミックになどなるものでもないそうですが、それが広大な省を越えて広がっていくというのは何故なんでしょう? 1例目は朝鮮半島の付け根の遼寧省、次に千キロほど南に離れた河南省、ただし、ここでの発生は、2000キロほど離れた中国最東北部、ロシアとの国境になる黒竜江省から搬入された豚のせいなのだそうです。そこから、3例目揚子江の北側になる江蘇省、4例目がその対岸、上海もある浙江省、5例目と6例目が、その間にある安徽省、と次々広がっていく様が見て取れます。中国当局によると、感染した豚3万8千頭あまりを殺処分したそうで、「(感染拡大は)おおむね制御されている」と農業部報道官が談話を発表しているらしいですが、中国の豚の飼育頭数からしたら感染済みの豚が桁2つくらい多くないかと心配ですし、中国当局の発表を鵜呑みにしてよいのか? という疑問も当然ながらあります。それと、殺処分した、とは報道されていたものの、それは埋めたのか焼いたのか、最終的な処分の方法までは、私の見た報道も触れていないようでした。よもやまさかとは思いますが、枝肉にして流通させたりしてないか、という心配も無きにしもあらずです。感染した豚の肉も感染源になるかもしれず、そんなものを残したり流通させたりしていてはいつまでたっても根絶など無理でしょう。食に貪欲な中国人もこのときくらいは理性を働かせてくれていることを祈りたいです。

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