今朝の奈良市アメダスの最低気温は21.6℃、昼の最高気温は27.3℃、五條市アメダスの最低気温は20.6℃、最高気温は26.3℃でした。今日は朝からざあざあと強い雨が降りしきりましたが、午後には上がり、日差しも出てきました。日が出ると流石に気温が跳ね上がりましたが、湿気が多いせいでやたら蒸し暑く、気温以上に不快感は半端なく強かった一日でした。一方水田傍などにはちょうど彼岸花が満開でした。全く、この花だけは暑さ寒さに関係なくきちんとお彼岸に咲いて、季節が確かに変化していることを正確無比な時計のように教えてくれるという、奇特な花だと思います。
さて、小惑星「リュウグウ」に到達した探査機「はやぶさ2」が、リュウグウ探査用の小型ローバー2台を投下、初代はやぶさの時には失敗したこの試みを見事成功させ、ローバーは2台とも無事リュウグウに着地したとのことです。ローバーの名前はMINERVAーII(ミネルバ2)で、同型機2機で一体の1号機とやや大きめの2号機の3台が搭載されています。このうち、今回は1号機の方がはやぶさ2から分離し、着陸に成功した、ということになるようです。
今回着陸した方は、1台の重さが1.2kgと本当に小さなもので、リュウグウの重力が非常に小さいため、衝突の衝撃でどこかに飛んでいってしまわないよう、高度55mから射出後、秒速数センチというゆっくりした速度で接近して行ったのだそうです。既に写真撮影がなされ、はやぶさ2経由で地球にも届いており、本体の着陸や資料の採取、そして帰還といったこれからの大きなイベントへも、成功の期待がいや増しに高まるというものです。
それにしても、はやぶさ2は苦難苦闘の連続だった先代はやぶさとは比較にならぬほど順調かつ確実に進んでいますね。はやぶさ2には、はやぶさはもちろんのこと、金星投入に失敗した探査機「あかつき」の経験なども盛り込まれて安定動作のための作り込みがなされています。過去の経験から問題点を真摯に見つめ、次の機会につなげて解決を図って行くことで安定した動作を実現していくという、理想的なものづくりの世界が健全に営まれているんですね。実に素晴らしいことだと思います。
MINERVA-II1とMINERVA-II2を搭載します。
分離機構を含む総質量は、II1が2.5kg、II2が1.6kg。各探査ロボットはそれぞれホップして移動し、小惑星表面の探査を行います。
MINERVA-IIチーム(ISAS/JAXA、会津大学)が製作するMINERVA-II1には2つの探査ローバを搭載。
MINERVA-IIコンソーシアム(東北大学、東京電機大学、大阪大学、山形大学、東京理科大学)がMINERVA-II2を製作。
Rover-1A、1B
さて、小惑星「リュウグウ」に到達した探査機「はやぶさ2」が、リュウグウ探査用の小型ローバー2台を投下、初代はやぶさの時には失敗したこの試みを見事成功させ、ローバーは2台とも無事リュウグウに着地したとのことです。ローバーの名前はMINERVAーII(ミネルバ2)で、同型機2機で一体の1号機とやや大きめの2号機の3台が搭載されています。このうち、今回は1号機の方がはやぶさ2から分離し、着陸に成功した、ということになるようです。
今回着陸した方は、1台の重さが1.2kgと本当に小さなもので、リュウグウの重力が非常に小さいため、衝突の衝撃でどこかに飛んでいってしまわないよう、高度55mから射出後、秒速数センチというゆっくりした速度で接近して行ったのだそうです。既に写真撮影がなされ、はやぶさ2経由で地球にも届いており、本体の着陸や資料の採取、そして帰還といったこれからの大きなイベントへも、成功の期待がいや増しに高まるというものです。
それにしても、はやぶさ2は苦難苦闘の連続だった先代はやぶさとは比較にならぬほど順調かつ確実に進んでいますね。はやぶさ2には、はやぶさはもちろんのこと、金星投入に失敗した探査機「あかつき」の経験なども盛り込まれて安定動作のための作り込みがなされています。過去の経験から問題点を真摯に見つめ、次の機会につなげて解決を図って行くことで安定した動作を実現していくという、理想的なものづくりの世界が健全に営まれているんですね。実に素晴らしいことだと思います。
MINERVA-II1とMINERVA-II2を搭載します。
分離機構を含む総質量は、II1が2.5kg、II2が1.6kg。各探査ロボットはそれぞれホップして移動し、小惑星表面の探査を行います。
MINERVA-IIチーム(ISAS/JAXA、会津大学)が製作するMINERVA-II1には2つの探査ローバを搭載。
MINERVA-IIコンソーシアム(東北大学、東京電機大学、大阪大学、山形大学、東京理科大学)がMINERVA-II2を製作。
Rover-1A、1B