今朝の奈良市アメダスの最低気温は21.1℃、昼の最高気温は25.7℃、五條市アメダスの最低気温は20.9℃、最高気温は23.2℃でした。昨夜から雨が降ったり止んだりしてましたが今日も一日日差しは全く無く、雨模様の天気でした。夜7時ころから8時にかけて雷を伴い激しく降る一時もありましたが、それ以外は総じて「うっとおしい」一日だったと思います。気温もぐっと下がって、窓を閉めてないと寒い位でした。ちょうど秋雨前線が頭上に陣取っているため、来襲一週間はぐずついた天気で推移しそうですが、困るのは台風で、22号がはるか南方海上で西へ西へと育ちながら進んでおり、このまま行くと21号同様超大型に育つやもしれず、来襲後半には西から北向きに向きを変えてこちらに向かってくるそうです。また、フィリピンの北には熱帯低気圧ができていて、これが台風に成長し、台風22号と影響しあいながら北に向かってくるやもしれません。この状況で北と南の空気がぶつかり合っている秋雨前線はちょうど台風の通り道になるやもしれず、このまま頭上に前線が張り付いたまま、というのは大変危なっかしいように感じられます。来週末から再来週にかけて、また台風に怯えないといけない日々になるやもしれないというのは困ったものです。
さて、今日の昼過ぎに福岡県の高等学校で、体育大会中の生徒47人が低体温症と見られる体調不良を起こし、うち36人が病院に担ぎ込まれ、そのうち女子生徒7人がやや重症だったものの、とりあえず命に別状は無い、という「事件」がありました。
体育大会は午前9時に開始、10時前には雨が降り出したものの、「生徒が一生懸命準備していたので」と続行。12時頃から女子生徒を中心に寒さの訴えが続出し、このような事態になったそうで、副校長が「判断が甘かった」とコメントしているように、中止の判断が遅れたのが直接的な原因と言うことになるのでしょう。その判断の遅れが、生徒が頑張っていたからなのか、ここで中止したら後日再開か今年は中止か、再開なら再開で他のカリキュラムとの時間調整が可能か、とか面倒な検討をしなければならなくなるからこのまま無理してでもやってしまおう、と思ってしまったのかは判りませんが、結果的には中止を判断すべきだったと言わざるを得ない状況だったのでしょう。しかし、ついこの間まで連日「熱中症」が世情を賑わしていたのに、それから少し気温が下がっただけで「低体温症」とは、その落差に驚かされます。まあ真夏でも雨に濡れて放置していると、異様に体温を奪われ、例えば濡れたまま扇風機などに当たって寝てしまうと凍死のように凍えて死んでしまうこともあるという話も聞いたことがありますから、夏の暑さに慣れた身体で気温が下がってきた時に雨に当たったまま長時間過ごすというのは、想像以上に体力を奪い体温が下がってしまうのでしょう。そうでなくても夏バテと季節の変わり目で体調を崩しやすい季節なのですし、学校にはもう少し慎重な姿勢が必要ではありました。ただ、ひょっとして一般的な教師ではこの既設の低体温症なんて知識として持ち合わせて無いヒトが多いんじゃなかったりしないでしょうか? もしそうなら、現場を預かる教師が持つべき基礎知識として、生徒の体調に関する様々なことをまず学ぶ機会が必要になるでしょう。教員免許の取得条件にそういう安全管理に関する事がどれだけ反映されているのか、気にかかるところです。
さて、今日の昼過ぎに福岡県の高等学校で、体育大会中の生徒47人が低体温症と見られる体調不良を起こし、うち36人が病院に担ぎ込まれ、そのうち女子生徒7人がやや重症だったものの、とりあえず命に別状は無い、という「事件」がありました。
体育大会は午前9時に開始、10時前には雨が降り出したものの、「生徒が一生懸命準備していたので」と続行。12時頃から女子生徒を中心に寒さの訴えが続出し、このような事態になったそうで、副校長が「判断が甘かった」とコメントしているように、中止の判断が遅れたのが直接的な原因と言うことになるのでしょう。その判断の遅れが、生徒が頑張っていたからなのか、ここで中止したら後日再開か今年は中止か、再開なら再開で他のカリキュラムとの時間調整が可能か、とか面倒な検討をしなければならなくなるからこのまま無理してでもやってしまおう、と思ってしまったのかは判りませんが、結果的には中止を判断すべきだったと言わざるを得ない状況だったのでしょう。しかし、ついこの間まで連日「熱中症」が世情を賑わしていたのに、それから少し気温が下がっただけで「低体温症」とは、その落差に驚かされます。まあ真夏でも雨に濡れて放置していると、異様に体温を奪われ、例えば濡れたまま扇風機などに当たって寝てしまうと凍死のように凍えて死んでしまうこともあるという話も聞いたことがありますから、夏の暑さに慣れた身体で気温が下がってきた時に雨に当たったまま長時間過ごすというのは、想像以上に体力を奪い体温が下がってしまうのでしょう。そうでなくても夏バテと季節の変わり目で体調を崩しやすい季節なのですし、学校にはもう少し慎重な姿勢が必要ではありました。ただ、ひょっとして一般的な教師ではこの既設の低体温症なんて知識として持ち合わせて無いヒトが多いんじゃなかったりしないでしょうか? もしそうなら、現場を預かる教師が持つべき基礎知識として、生徒の体調に関する様々なことをまず学ぶ機会が必要になるでしょう。教員免許の取得条件にそういう安全管理に関する事がどれだけ反映されているのか、気にかかるところです。