かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

関空閉鎖で大混乱の成田空港が、40年前の遺物?の影響で一時閉鎖の憂き目を見たそうです。

2018-09-13 19:52:43 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は20.9℃、昼の最高気温は27.5℃、五條市アメダスの最低気温は18.8℃、最高気温は27℃でした。今日は昨日よりは雲が切れ、青空がのぞいていました。晴れとはとてもいい難い雲の多さでしたが、いっときはしっかり日差しが届いたりもして、それなりに気温も上がっていました。しかし、夜になってまた本降りの雨が降ってきました。明日も一日雨のようです。なかなか秋晴れが遠い・・・。

 さて、台風で昨日麻痺した関西国際空港、その鉄道橋が9月中にも復活する、との報道があり、その早さに驚いていたのですが、道路の方も早く直さないと貨物関係はなかなか大変何じゃないでしょうか。今、関空を出入りするはずだった荷物が成田に集中し、大混雑を起こしているとたまたま仕事関係で業界の方から聞きましたが、その成田空港の主力たるA滑走路付近で、不発弾のようなものが見つかったとの連絡が工事業者からあり、滑走路が一時閉鎖されるという事件がありました。連絡が午前3時半頃、閉鎖が午前5時半、その後千葉県警が出動して件の不発弾?を回収し、午前8時20分には常態に復したそうですが、関空ダウンのこの時に成田まで?! と業界関係者は悲鳴を上げていたんではないかと思います。
まあ結局夜中だったことや、別の滑走路を使ってほとんどの飛行機は運行できたこともあったようで、全体として影響は殆どなかったのだそうでした。
 県警によると、この物騒なお騒がせものは、去る成田闘争華やかなりし頃の遺物らしく、反対派が使っていた飛び道具なのかもしれない、という話が出ているそうです。成田闘争なんてもう40年以上前の話なのに、未だに工事で土を掘ると当時の遺物らしきものが出土するんですね。それはそれで驚きですが、今や複数の滑走路を有し、押しも押されぬ我が国第一の国際空港となった成田が、かつては滑走路近くに鉄塔を建てられたり管制塔を占拠されたりしたこともあり、死者を出すほどの激しい闘争が繰り広げられていたなんてことは、もう大分忘れられてしまったかもしれません。これもまた、明るい話ではありませんが、消えていく昭和の灯のひとつなんでしょうね。


 
コメント
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