東京都は５年早く電動車の時代を拓こうとしているらしいです。後たった１０年ですができるんでしょうか？

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は５℃、昼の最高気温は１２．５℃、五條市アメダスの最低気温は２．８℃、最高気温は１２．６℃でした。今日は朝のうち厚めの雲が空を覆ったおかげか気温は少し高めでわずかながら過ごしやすさを覚える朝になりました。その後程なく雲が切れて明るい太陽が顔を出しましたが、昼過ぎにはまた雲が多くなってきて日が陰りだし、気温はさほど上がること無く夜を迎えました。夜になってからは急激に気温が下がってきていますが、明日朝はまた寒くなってくるのかもしれません。

　さて、ついこの間、国がガソリン車から電気自動車（ハイブリッド含む）へ移行を進める方針を掲げたところですが、今度は東京都の小池知事が、更に５年前倒しの２０３０年にガソリン車新規販売ゼロ、二輪車も３５年までにガソリン車ゼロにするという方針を示したとのことです。かつて、石原知事が排出基準を満たさないディーゼル車の運行を禁止した都条例を作り業界に激震を走らせましたが、今回はひょっとしたらそれにまさる衝撃を業界に与えているのかもしれません。なんと言っても最大の人口規模を誇る東京で新車を販売する意味は各社とも大きいでしょうし、そこで電動車を用意できなければ新車が売れないとなるのですから大変です。もっともハイブリッド車も電動のうちですから、まだしも対応は可能なんじゃないかと言う気もいたします。
　しかし、こうなるともはや時代の流れは押さえきれないところまで来てる感じがします。東京都に習って国より前倒しにする府県も出てくるかもしれませんし、そうなると、今乗っている車が後何年乗れるか判りませんが、次の車は最後のガソリン車を購入するのか、あるいは少々高くても電動車を選ぶのか、考えておかないといけなさそうです。
　それにしても、どうせ電気で動かすのですから、中身はモーターでも操作はマニュアル変速機の動作を模した車とか遊びで作るメーカーは出てこないものですかね？　お年寄りの中にはマニュアルしか運転できない人もいると聞きますし、いかにも車を動かしているという感覚にさせてくれるマニュアル車の需要は細いながらもまだあると思うのですが、その需要を満足させうる電動車ってのをいずれ見てみたいものです。