明日から１０月だというのに台風の動きはまるで真夏の様相だったりするようです。

　今朝の奈良市の最低気温は２１．５℃、昼の最高気温は２９．２℃、五條市の今朝の最低気温は１９．９℃、昼の最高気温は２８．７℃でした。未明に雨が降ったようで、朝起きてみたら道路がしっとりと濡れていました。空も結構厚めの雲で覆われ、天候不順な様子が伺えましたが、その後は徐々に回復していって、夕方までにはきれいな青空が広がっていました。明日はよく晴れて少し暑くなってくる模様です。９月は今日で終わり、明日から１０月なのですが、また３０℃超えるような天気になったりするんでしょうか？

　そんな天気をもたらしているのが、なかなか弱くなって東へと引いていかない太平洋高気圧の居座り状況なのだとか。台風１７号は明日中に房総半島をかすめて東に去っていく模様ですが、フィリピンの北東で発生した台風１８号は、フラフラ動きながら台湾を縦断した後、北に上がってくる模様です。ここで太平洋高気圧の影響が出て、色々な気象予測モデルでこの台風が朝鮮半島に向かうという可能性を示唆しているのだとか。真夏の台風なら迷走の末日本を素通りして北の方へ向かってしまうこともままあり得たでしょうが、１０月の台風がお定まりのカーブを描いて日本列島に迫ることもなく、真夏同様の動きで朝鮮半島を伺おうなんて想像もして居ませんでした。コース取りがはっきりするにはまだ数日かかりそうですが、夏同様と言うなら前回も盛大に外した位予測が難しいでしょうから、はっきり来ないと判るまでは注意が必要そうです。近づいてくるとしたら今週末から週明けにかけてになりそうですから、当面は毎日予報に注目ですね。