かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

全然関連のないニュース3つが妙に琴線に触れてきました。

2012-01-19 22:35:34 | Weblog
 体感は確かに異様な寒さを検知しているのに、何故か雪ではなく雨が降っています。それも昼からずっと。雨である以上十分気温は高いはずですし、現にアメダスの記録を見ても、昨日と比べれば2度ほど高いのですが、とてもそうとは思えません。もっともこれが雪だったらそれこそ大変な目に遭っていたに違いないのですが、1月半ばに雨が降るなんて、どうにも不思議な感じがします。

 さて、ようやく日常的にニュースなどを比較的ゆっくりと見られるようになってきましたが、まず目を引いたのはコダックが破産手続きに入った、というお話でした。ただ、アメリカの法律はよく解らない(どころか法律そのものがいまいちよく判ってなかったりしますが)のですが、連邦破産法第11条の適用による事業再編、というのを裁判所に申請した、というのは、一体どういう話なのでしょう? 破産したのならコダックという会社が消えてなくなるのかと思っておりましたが、事業再編してやり直しがきく、ということなのでしょうか? 慣れ親しんだコダックの看板が消えないで済むならそれはそれでいいと思うのですが、なんとなく釈然としないものが残る話でした。

 次におっ?!と感じたのが、愛知県沖のメタンハイドレートの試し掘りをするというお話。渥美半島南方70~80キロ沖合の海底のメタンハイドレートを、この2月中旬位から掘削試験に入ることに、政府が決めたのだそうです。このあたりには、日本の総需要の十数年分の天然ガスが眠っているのだそうで、それの発掘に成功すれば、原発問題に揺れる我が国のエネルギー事情に大きな希望が灯ります。世界初の試み、是非とも成功してもらいたいものですが、それにしても一体どこの誰が手をつけるんでしょうね。いくら政府が決めたからといって議員さんや官僚の方々が掘りに行くわけは無し、お金を出して現場で動くのはどこぞの大学か大手企業か、それらを統合した産学協同体なんていうような組織なのでしょうけれど、どうもニュースからはその主体が見えて来ません。ひょっとして、2月に経産省関連で事業公募しますよ、という話だったのでしょうか?

 最後にフーンと思ったのは、大阪市の職員給与改訂の話。橋下市長の意向で大阪府並みの給料にするため、現在の給料を13-14%カットする提案を組合に示したのだとか。組合側は反発、生活がやっていけない、と息巻いたそうですが、さて、この争い、どのあたりに落とし所が設定されるのか、市長が市長だけにかなり楽しめそうです。まあ減給される市職員の方々はそれなりにお気の毒ですが、驕れる者は久しからずが世の習いなれば、この際引き際を見極め、上手に負けるようにされてはどうかと思います。


 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いくら巨大な新鋭船舶でも、... | トップ | 世話になった先輩(故人)が... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事