かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

北陸新幹線延伸計画に京都市民が反対運動を展開。でもその主張がいまいち共感出来かねる気がします。

2022-10-03 19:36:45 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は18℃、昼の最高気温は29.5℃、五條市の今朝の最低気温は14.2℃、昼の最高気温は28.9℃でした。今日もよく晴れましたが、昨日よりは雲が多く、夕方にはすっかり曇り空に変わっていました。ただこのまま天気は下り坂というわけではなく、明日は曇り、明後日が雨という予報になっています。その明後日の雨が過ぎると一気に空気が変わって、平年値以下の気温になる寒々しい秋になるようです。異例の暑い秋から寒い秋への変化が1日で起きるとなると、相当な負担が身体に掛かりそうです。服装に気をつけるとともに、油断して風邪など引かぬよう注意しなければなりません。
 
 さて、2024年に敦賀まで繋がる予定の北陸新幹線ですが最終的には京都を経て新大阪までつなぐ計画になっています。とりあえず京都までつながれば、京都ー名古屋ー東京の東海道ルートと、京都ー北陸ー長野ー東京の日本海側ルートの2本で東京と関西がつながることになり、随分前から起きる起きると言われている東海地方の地震や台風などの災害に強い余裕のある交通網を構築することができるとされています。これに対し、京都市の市民団体「北陸新幹線京都延伸を考える市民の会」が、この計画の白紙撤回を求めて2万6千人分の署名を集め、総理大臣あてに国へ提出するとのことです。沿線自治体の多くは早期着工を求めているようですが、その必要性や最新のコスト、環境への影響など、関係住民などに十分な説明がなされていないことが、こうした反対を呼ぶ不信感を醸成しているのではないかという話も読みました。
 北陸新幹線を京都、更に新大阪までつなぐというのは随分前から聞いていましたが、国はまだ敦賀ー京都間の路線について認可していないそうですね。環境影響評価も進められているとのことでこのまま行けば計画が認可されないということはなかろうと思いますが、最終的にどうなるかは、まだ国土交通省の胸先三寸次第ということなのでしょうか。
 それにしても、この市民団体の反対理由が、ルート選定の理由が説明されていない、採算性が低い、全長の8割がトンネルで大量の残土が発生する、などだそうですが、今ひとつピンとこないのはそれで反対の中核たる京都市民の生活に何の悪影響が生じるのかが見えないせいかもしれません。もう少し騒音とか平行在来線が整理されて使いにくくなるとかあればわかりやすいと思うのですが。

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