奈良市の今朝の最低気温は3.7℃、昼の最高気温は18.7℃、五條市の今朝の最低気温は1.2℃、昼の最高気温は17.2℃でした。今日は朝からよく晴れて春の青空が広がりましたが、朝の冷え込みは冬並みに強く、昼間も微風ながら北からの冷たい風が常に吹いて、日差しの程には気温は振るいませんでした。室内に居ると寒いと感じるくらいで、一時は風邪でも引いたのかと疑ったくらい寒気が強くて難儀し、冬並にもう一枚着てこなかったのを心底後悔しましたが、明日はどうやら朝の冷え込みは同等、昼の気温は更に高くなってくる見込み、という予報が出ているようです。少しはマシになってくれるならありがたいですが、念の為一枚羽織るものを忘れないようにしようと思います。
さて、ネットニュースに速報と題して動画が上がっていた民放のニュースで、一体なんのことかと観てみたら、岸田総理大臣の記者会見で、記者側から解散総選挙について考えを問いかけたところ、「今後については、間違いなく取り組んでいかなければいけない課題は統一地方選と衆参の補欠選挙、それとあわせて先送りできない課題。今はそれしか考えていません」との回答を得て、衆院解散に関する明言を避けた、という内容でした。まあ他にも色々質問はあったのでしょうし、有意義な内容のものも多分あったのかもしれませんが、よりによってこのようなどうでもいいことを「速報」と称して流すマスコミの感覚が理解できません。大体、もし仮に総理が解散総選挙をやる気満々だったとしても、よほど失言癖のある人や何らかの事情で確信的な動きを必要としてない限り、安易に「やるぞ!」なんて言うはずがありませんし、かつてこの手の報道で、じゃあ解散します、なんて言い出した人は、郵政民営化に情熱を燃やしていた小泉総理とアベノミクス貫徹を目指していた安倍総理くらいしか記憶に無いのですが、今は予算も立憲民主党がいかに無理筋で抵抗を続けようと自然成立を待っていれば勝手に決まる段階ですし、このお二方位何がなんでもこれだけはやり遂げると固い決意を持たない限り、解散宣言なんて事前にマスコミに表明したりはしないでしょう。
まさしく意味のない無駄な質問と思えてならないのですが、その一方で、最近の岸田総理には、これまでにない空気というか、これはやっぱりウクライナで戦塵を浴びて気持ちや考えに大きな変化が生じたのではないか? というような雰囲気が感じられる気がします。しゃもじのお土産も背景を考えたら実に洒落ていましたし、それが吉と出るか凶と出るかは今後の仕事次第ですが、以前のような箸にも棒にもかからない空虚な口舌の徒、という印象が少し薄れてきたような?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます