かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

つくば行くときも乗ったこと無いですけど、東京まで乗るのはちょっとしんどいか。

2006-06-13 23:29:27 | Weblog
 夏コミ新刊はようやく200枚寸前、というか、もう充分超えているんじゃないか? と思いつつ、手書き分がまだデジタル化できていないので、正直いくら書いてあるのか、不明なのです。ですので、正式に200枚超を宣言するのは、明日に延ばしたいと思います。
 ところで、今回は多分半分くらいいったん紙に手で文章を書いているんじゃないでしょうか? こんなに小説を紙に書いたのは、多分学生時代以来でしょうね。あの時分はまだパソコンどころかワープロがようやく個人のツールとして出始めた頃ですから、貧乏学生には紙に書く以外文章を綴る方法がなかったのですが、今こんなにツールが充実した時代に紙にこれだけ文章を綴ることになろうとは、思いもしませんでした。将来的にお風呂で使えるパソコン、なんてものでもできたらまた事情は変わるでしょうけど、ひょっとしてこれが私のこれからの文章作成の標準スタイルになるかもしれません。

 サッカーワールドカップ、私はサッカーには今ひとつ興味がそそられませんので特に感慨もありませんけど、うちの職場では勝利を確信して寝たのに、起きたら負けていたと言うことで、大分盛り上がっておりました。まあ禍福はあざなえる縄のごとし。野球の先例もあることですし、ここから奇跡の大逆転劇があるかも知れないわけで、サッカー好きの方の念じかた次第なのではないか、と思ったりしております。私も別に日本が負ければいいなどとと思っているわけではなく、サッカーというスポーツに興味がないだけですので、日の丸背負って世界に挑んでいると言うことでもありますし、今回の盛り上がりを見てますと、せめて人並みの半分くらいは応援してみようかと思った次第です。
 
 JRの東海道夜行バスに、全長15mの巨大バスがエントリーするそうです。86人乗りという空前の乗客数で、大人一人4300円という定価ですから、これはかなり安いといえます。なんでも大阪ー東京間は観光バスを仕立てた旅行会社による夜行便が激安価格でそれまでの定番夜行バス路線から顧客を奪い取っているそうで、今回の超大型車両投入は、そんな顧客を再奪取する目的があるんだとか。体力がもつのなら一度くらい試しに乗ってみたいと思いますけど、ちょっと今となってはきびしいですね。まず腰がやばそうですし、エコノミークラス症候群であの世行きになったりするのも困ります。
でも気になる。
いっそ、こんな大きなバスを導入するのなら、中を3段とか4段とかの寝台にしてくれないものか、と思ったりいたします。
何でもスーパーシートだかプレミアムシートだか、なんかそんな名前で「寝返りも打てます」というデラックスなイスがついたバスも出てきたらしいですが、列車に寝台車両があるのに、バスではイス以外駄目、というような道路交通法の規制でもあるんでしょうか?

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ウィニー摘発ソフトあらわる?

2006-06-12 22:56:28 | Weblog
 久々に夏コミ進捗状況から。ちょっと小休止が過ぎて停滞気味だった新作長編ですが、今日からいよいよラストスパート、手直しも含めて一気に30枚書いて、現在188枚に到達しました。三歩進んで二歩下がって、また三歩進んだ、という感じでしょうか。調子が悪くなって書くのがおっくうになっていた部分が、やはりぐたぐたな書きっぷりになっていて、かなりばっさり書き直しました。おかげで少々進捗が遅れ気味ですが、もう後はクライマックスを迎えて、大団円まで一直線ですから迷うことは無いでしょう。
 実は今日も朝からかなり体調が悪いというか、どうもまるで徹夜明けみたいに頭の中がふわふわする一日だったのです。もちろん徹夜どころか睡眠不足というわけでもなく、しっかり8時間くらい眠っています。それでもまるで眠いようなしんどいような、目眩がするようなヘンな感じがずっとつきまとっていて、こんなので無事運転できるのかな? と自問自答しながら仕事して帰ってきました。でもそんな状態も、しっかり30分半身浴したらかなりすっきりいたしました。まだ頭の芯が呆けている感じがしないでもないですが、是なら充分考え事もできますし、小説も書けるというモノです。心身が疲れたときは、睡眠時間を削ってでもぬるい湯にへそまでつけてゆっくり過ごす方がいい、というある医者の言葉を信じて実践してきましたけど、これほど即座に効果を実感したのははじめてです。4時間前に飲んだ漢方薬の効き目もあったかも知れません。いずれにしても、何とか体調が持ち直してきた感じがしますので、明日は更に頑張って、ラスト近くまで片づけてしまいたいですね。

 ところでウィニーの暗号を解析し、違法データの所有者を特定できるソフトがアメリカ在住の日本人技術者により、開発されたそうです。IPアドレスが特定できるそうで、著作権に関係する各団体が、この分析ソフトを近く試験導入し、違法データ交換に明け暮れる人物をプロバイダの協力の下特定、警告の上、場合によっては刑事告訴する、という方針をとるらしいです。開発者は、今後はウィニー以外のP2Pソフトウェアの解析にも取り組む旨公言していますので、そのうち大規模なP2Pネットワークは、軒並み抑えられる時が来るのかも知れません。まあよけいなことを、という人もいることでしょうけど、開発者が捕まって係争中のウィニーはともかく、他の奴だと更にその解析ソフトの上を行く暗号化が採用された新バージョンが出たりして、結局いたちごっこになるだけのような気がしないでもありません。それはそれとして、もっと利用者の立場に立った著作権のあり方を考えて欲しいですし、テレビ一つとっても、東京他大都市でしか見られない番組があったりするような現状は、ネット配信等で改善するようにしていくべきでしょう。でないと今後も違法なソフトの流通はとまらないでしょうし、いつまで経ってもお互い不毛な闘いを強いられるのではないでしょうか。

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ストレス緩和に機能性チョコレートはいかが?

2006-06-11 22:05:48 | Weblog
 今日は所用があってお出かけ。おかげでインテックス大阪まで行くことはかないませんでしたが、昨日大体話はできたので、一応最低限の事はできた、というところでしょうか? コミックコミュニケーションという関西のイベントには少なからず興味があったのですが、またいずれ機会を見て詳細を教えて頂くことにいたしましょう。
 出発前に色々連絡メールを出したり諸事片づけ、1日がかりで所用をすました上で、とりあえず帰宅後は表サイトを更新しました。リンク修正、長編小説連載、どちらもしばらく放置していた課題でしたが、何とか時間が取れて良かったです。
 ただ、さすがに疲れましたので、週末予定していた新刊脱稿は月曜日以降にお預け。まあ焦らずとも今週中には間違いなくできるはずなので、今はちょっと小休止といったところでしょうか。
 疲れたときには甘いモノ、というのが世の常ですが、ストレスいらいら状態も重なっているときは、ただ甘いだけじゃなくて、ストレス緩和が期待できるモノを摂取するのが良いようです。ストレス緩和というと、ギャバという機能性成分がはやっておりますが、この作用は、気のせいとか思いこみ、というレベルではなく、生理的に確実な作用が期待できるものがある、と、とある研究者達が集う会合で聞きました。
ギャバ(GABA)は正しくはγーアミノ酪酸(ガンマアミノラクサン)といい、体の中では脳に多く存在して、神経細胞の興奮を抑える働きをし、精神安定作用などが期待できるとのことです。
 ところで、ストレスの測定には色々な方法がありますが、最近、ストレスによって唾液中に分泌される量が変わる物質(分泌型免疫グロブリンAとかコルチゾールとか)をストレス測定に活用する方法が出来ています。これを用いて、ギャバを摂取する場合としない場合での生体のストレス反応を測定し、有意にストレスが緩和されたとの結果が出されておりました。ギャバというと発芽玄米が有名ですけど、私は手軽にギャバを摂取できる、大手菓子メーカーのヒット商品のチョコレートを愛用しております。少々高いですが、焦りやいらいらが募るときには、結構有効な感じです。
 まあこの場でCMするつもりもないので興味がある方はスーパーやコンビニでお探しになれば、一等目立つところに、そのものズバリの名前で陳列されておりますので、探すのはそう難しくないと思います。

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本日は夏コミのための色々な打ち合わせのために大阪へ。

2006-06-10 23:59:07 | ドリームハンター麗夢
 今日は体調もかなりマシになってきました。もっとも、朝のうちはまだ起きるのも疎ましい状態でしたけど、午後にはかなり回復して、無事、大阪まで出かけることができました。目的は、明日インテックス大阪で開催される同人誌即売会:コミックコミュニケーション10にサークル参加されるため、初来阪されたHIde様とお会いすること、並びに麗夢2006企画で漫画を担当下さっている麻砂貴様との打ち合わせ、さらに、最近無沙汰をしているさる方とお会いして、色々お話すること、です。
 なお、コミコミ10は11時から、インテックス大阪2号館で開催されます。もし是をご覧になった方で、お時間ご都合よろしき方は、是非インテックス大阪に足を運んで下さい。B-30bでHIde様とその素敵なコンテンツがお迎え下さるはずです。

 さて、久々にお会いしたこともあって、何かと延々おしゃべりを続けた訳ですが、とりあえずメインの話は夏コミの対応というわけで、意見交換をいたしました。詳細は麗夢21周年記念アプ板(http://sklaven-traum.lolipop.jp/joyful/joyful.cgi?)にて出していきますので、そちらを参照願います。また、麻砂貴様とは原稿の途中経過を見せてもらいながら、話をいたしました。まだ未完成ではありますが、そのダイナミックさと繊細さをあわせもたれたような、細かいところまで気の配られた筆致には、思わずため息が出るほど見事です。本当にこれで完成したら、ページを開くごとに天にも昇る心地がすることでしょう。
ただ残念なことに、完成度が高い分製作にも時間がかかり、当初予定していたページ数ではどうも完成が覚束ないことがはっきりした点です。といって、色々手を抜いて簡易版で完成させるのでは、せっかくの麻砂貴様の持ち味が死んでしまいます。そこで、ここはクオリティ重視で分量を減らすことにいたしました。楽しみは先に取っておくことにして、とりあえず「前編」というカタチでの完成を目指して頂くことになったわけです。でも、たとえ半分でもこの漫画はスゴイと私は思います。是非完全版を見てみたいので、できれば今年中には、麗夢同人史上最良のコンテンツの提供ができますよう、私としても、今後もできるだけフォローしていきたいと思います。
 それから、前々から入手したいと思っていたA3ノビ対応のカラーインクジェットプリンタが、どうやら手に入りそうな塩梅になってきました。来週には試し打ちして、使い心地をチェックできるんじゃないかと思います。ま、本来の目的は仕事で使おう、ということなのですが、それまでは同人誌作成に大いに活用するつもりでいます。
まあ何かと具体的な動きに移っていかないとイケナイ時期、気力体力もぼちぼち回復してきたような気もいたしますし、本腰入れて製作に入るといたしましょう。
……その前にまず自分の新刊を片づけないと(苦笑)。

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具合の悪いのは花粉のせい?

2006-06-09 23:53:25 | Weblog
 体力の消耗未だ回復せず、という感がありますが、ほんの少しだけ上向いたような気がしてきました。通常、私は土日に生活ペースを崩して体力を消耗し、火曜日に疲労のピークを迎え、徐々に回復して週末には元気になる、という状態がずっと続いております。ところが今回は疲労のピークが水曜日にずれ込んだ上、その後の回復が遅々として進まず、今日の午前中まではいつ失速してもおかしくないような低空飛行状態で過ごしておりました。それが午後になって少し回復の兆しを見せ、今は大分楽になっております。是はいかなる事か、とつらつら考えてみまするに、ひょっとしてひょっとしたら、花粉症なのではないか、と思い当たりました。もちろん花粉といっても、スギとかヒノキではありません。今、もっとも厄介な花粉は、牧草などのイネ科雑草の花粉なのです。都会ではあまり関係ない話でしょうが、私の住む町や職場は、畑や田圃も多くて、よく言えば緑豊かで自然がいっぱい、悪く言えば草ぼうぼうで虫が湧き放題、というような土地柄です。そんな草草の中で、今一番元気なのが牧草などのイネ科雑草なのです。牧草などどうして生えてくるのか、不思議に思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、原因は畑で使用する堆肥なのです。堆肥は牛や豚のフンを発酵させて肥料化したモノですが、その牛が食べる牧草の種子が堆肥化課程でも生き残って、盛大に芽を吹いてくるのです。繁殖力も旺盛で、今はあちこちで見栄えのしない花を盛大に咲かせております。私はスギ花粉ですと目がかゆくなったりくしゃみをしたりという程度ですむのですが、イネ科雑草の場合はくしゃみだけでなく、接触すると皮膚に発疹を生じたりして、重症化する事がままあります。普通この問題はゴールデンウィーク開け頃から顕在化するのですが、今年は5月気温が低くて雨が多かったせいもあり、植物の生育が軒並み影響を受けております。それがここのところの高温上天気で、一気に開花のピークを迎えたのでしょう。そして、たまたま今日少し体調が回復傾向にあるのは、昨夜と今日お昼頃雨が降って、花粉が一時的にも空気中から除かれたためではないか、と推測した次第です。
 根拠らしい根拠もないのですが、今のところ体調の変化と相関関係がありそうなのはこのイネ科雑草の花粉くらいなものなので、一応警戒がてら記録しておくことにしました。明日はお出かけですが、場所は大阪の都会ですので、それほど気を遣うこともないかと思っています。こうして原因が花粉だと断定できれば、それなりの対処方法もあるので何とかなるのですが。他に今時分こんな不定愁訴っぽい疲労を覚えている方って、どこか身近にいらっしゃらないモノでしょうか?



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梅雨入りで気分も雨模様 ってわけないと思うのですが……。

2006-06-08 21:19:34 | Weblog
 今日から梅雨入り。昨年より3日早く、平年より2日遅いと言う、早いのか遅いのか良く判らない様子です。まあ梅雨かどうかはともかく、夕刻いかにも雨が降りそうな雲行きだったのが結構気になりました。最初から降っていれば諦めもつくし、逆に降りそうになければ問題ないのですが、帰宅途中で降り出したりしたら大変面倒です。といって、いかにも降りそうだからと最初から合羽を着て、結局降られずにうちまで辿り着いたりしたら、まあよかったとはいえ何か損をした気分になります。明日は朝から雨は必至、と言うわけで、まあ梅雨なんだから、と納得の上雨の中を走るといたしましょう。
 
 梅雨入りしたせいなのかどうか判りませんが、昨日今日と妙に体が重く、力が入りません。眠いと言うほど眠いわけでもなく、疲れたという自覚もあまりなく、だるいというわけでもなく、なのにテンションが下がって瞼が重く、頭がぼんやりしています。何といっても面倒なことをやりたくないと言う感じなのがはっきりしていて、今日は夏コミ進行も抑え、週末のラストスパートのために力をためるつもりです。といって何もしないと言うのも何なので、取りあえずこのところずっとお風呂で半身浴しながら小説書いていますので、今日もペンと紙をお風呂に持ち込み、湯舟の蓋を机代わりに、少しでも書いておこうと思います。でないと、今度の日曜日は色々あってあんまり時間がとれそうになかったり、土曜日はお出かけの予定が入っていたりとなかなかままならぬため、いつまでたっても出来上がりそうにないですから。後本当に少しなのですから、何とか一気に「あがり」まで進みたいのですが。
 

 
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愛国心を涵養したいなら、今こそするべき事をなすべきです。

2006-06-07 23:19:51 | Weblog
 今日は随分暑い一日でした。まあじめっとした暑さじゃなくて、乾いた熱さと言った感じだったため、まだしも過ごしやすかったですが、もうすぐ梅雨になると思うと少し気が重いです。
 
 さて、夏コミ進捗はまた少し進んで現在171枚。この調子だと最後は220~30枚くらいかな? と言う感じ。ちょっと無駄な贅肉が付きつつあるみたいなので、推敲の時ばっさりやって200枚位に、と言う感じかと思います。
 
 さて、ドミニカ移民訴訟、結果は酷いものですね。どう考えても当時の外務省の責任は明らかで、小泉首相だって日本国を代表して国会で政府の非を認めているというのに、そりゃ法律に則って言えばその通りなのでしょうけど、どうして国という組織に対して、我々一般庶民と同じ民法と同じ尺度の規定が適用されるのか。それがおかしくないとする法律家の感覚が理解できないです。できることなら、当時の首相、外相、農水相、担当した外務省や農水省の役人などにも、賠償責任を負わせても良いくらいだと思いますけど、取りあえずこの上は、政治決着で対象者にはしっかり保障してしかるべきでしょう。
 政府が愛国心を涵養する社会を目指すというなら、愛することの出来る国のあり方というものを、国自ら範を垂れ、全国民に示すべきです。絶対に。

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事件事件で世間は大騒ぎですが……。

2006-06-06 21:54:27 | Weblog
 新刊進捗状況は本日157枚に到達。目標は200枚と思っているので、この調子なら今週中には充分行けそうな気配。物語はいよいよラストの盛り上がりというところなので、興に乗れば週末を待たずして脱稿、なんて事もあり得るかも。そろそろ表紙とか挿絵とか表題(うーん、いつもながら一番の難題)とか、本の体裁を整える作業も考える段階にさしかかりつつあります。ともかく自分のはとっとと片づけて、記念誌のラストスパートに取り組まねばなりますまい。

 昨晩「涼宮ハルヒの憂鬱」の録画をしようと予約したのですが、何故か30分放送がずれておりました。Gコード予約したのでひょっとしてプロ野球があったのに気づかなかったのか、と新聞の番組欄を見直したのですが、野球もなく、何で30分時間をずらして放送していたのかが、わかりません。どうもこの番組、面白いと思ったので見ていたのですが、何故か縁が遠いようです。

 そういえばちょっと世間から遠ざかっているうちに色々事件がはじけていたみたいで、プチ浦島状態に陥っています。我が県であった忌まわしき事件の死刑判決が出たり、自分の娘が水死したあと、近所の男の幼子を殺害したと目される容疑者が捕まったり、関西ではめっきり悪役の大手ファンド代表者が証券取引法違反で検挙されたり、なんやかやと事件が目白押しです。もしかして、今回の「ハルヒ」も、そんな事件のオン・パレードに影響されたんでしょうか? しょうがないとはいえ、そこまでして放送しなければならないモノなのか、疑問を感じないこともありません。
 まあこれら事件はそれなりに世間を騒がせていたのでそれなりに報道する価値もあるのでしょうが、悲劇の水難事故の遺族から悪鬼とも言うべき幼児殺人犯に変転したこの容疑者の方など、どうしてここまで何度も同じ映像を見せられないといけないのかという位、判で押した映像が繰り返し流されているのが不思議です。しかも、限りなく黒に近いらしいとはいえ、まだ容疑者。それをここまで追い回して本当に良いモノなのでしょうか? 例えば娘が死んだときのマスコミの洪水のせいで情緒不安定になり、心神耗弱してついふらふらと手近な幼児を殺してしまった、殺したときはそんなわけで心神喪失状態だったから無罪、なんて言う主張をされたりする懸念はないのか? などと、いらぬ心配もしてしまいます。 
 まあそれはともかく、最近のニュースで訳がわからないと思うのは、事件とあまり関係の無い映像や、今、何のためにそれを映すのか、まるで意味のわからないカットを挿入したりする例が、目立つような気がすることです。たとえば、事件のあった建物なのかも知れませんが、何の変哲もないビルの一部を切り取った映像を映したりすることに、いったい何の意味があるのでしょう? 上の重大事件の扱いなど単なるのぞき見趣味以上のモノは何もない、と私などは思うのですが、それ以上に、適当な絵がいるから、とばかりに訳のわからないものを映してそれでよしとするいい加減さには、ほとほと呆れるばかりです。適当な映像がないならないでいいじゃないですか。その方がよほど事件の内容がわかりやすいというモノで、むやみに関係ない映像を挟まれてもかえって訳がわからなくなります。テレビだからといって、映していればいいというものではないと、私は思います。

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犬の夢を見てちょっと幸せな気分です。

2006-06-05 23:06:26 | 夢、易占
 気が付くと通勤途上に見る田圃のかなりの面積が、既に田植えを終わっておりました。残りの田もしろかきを終わって、濁った水がたゆたっています。最近は休みの日だけ農家に戻る兼業さんが増えていますから、この土日で一気に仕事を進められたのでしょう。まだまだ小さな稲の苗ですが、グレーの水に浮かぶ鮮烈な緑色は、まさに夏の到来を告げる生命の色ですね。
 
 夏コミの進捗は、少し押さえ気味に本日で143枚なり、です。いよいよクライマックスを迎えて、力をためているところ、と言い訳しています。いえ、けして根拠のない言い訳ではないのですが、ちょっとさる方のアイデアに刺激されて短編を書きかけてみたり、さるところのシナリオコンペに応募してみようかな? と欲をかいてみたり。
 あーいけませんいけません。浮気は禁物です。何をするにせよ、まず新刊を片付けないと(苦笑)。

 今日は夢に犬が出てきました。場所は家の玄関(但し、記憶にない家)。私は外から帰ってきて、家の奥から茶色の柴犬のような中型の犬が出迎えに現れます。顔つきが凛々しく、大変利口そうな犬です。なかなかうい奴で私は両手で犬の顔を包み込むようにしてやりますと、目を細めてしきりに尻尾を振ってくれます。やがて犬がじゃれついて飛びかかってきたため、私は支えきれずにその場で尻餅をつきました。犬は構わず私の顔をその舌でなめ回し、私も犬の耳の後ろや首をかいて、楽しんでいました。
 
 とこれだけのことです。但し、私は昔家で黒い犬を飼ったことがありますが、茶色の犬は経験がありません。また、昔飼ったやつは「アホな子ほど可愛い」という喩えがピッタリの出来がいまいちな犬で、顔つきもちょうどそんな感じでした。玄関入ってたたきからまっすぐ廊下になっている家にも住んだことはありませんし、今回の夢は、まるで誰か他人の生活を写し取ったみたいな感じなのです。既視感と言うのとはちょっと違う変な感じです。
 ところで犬の夢というのは、その人の「父」「他人」「スパイ」の象徴だそうです。また、犬とじゃれ合う夢は、成長しない心、だそうで、私は今、気づいていないだけで、子供っぽく殻に閉じこもって何かから逃げたがっているのかも知れません。
 でも、いつか今日夢に出たみたいな犬を、飼ってみたいですね。犬はいいです。犬は。

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エレベーター事故は日本における事故の縮図だと思います。

2006-06-04 21:04:23 | Weblog
 今日の本宅更新は、6月1日の日記にも書いた、書き下ろし短編小説をアップしてみました。まじめ一辺倒で色々書いていますと、時にはこういう息抜きもやりたくなったりするモノです。もう少し、せめて半分の長さにできたらこのブログにアップしても良かったのですが、1万文字に達する分量をここに載せるのはやはり無謀でしょうね。また気が向いたらこういった小品を書くつもりですが、そのときはここでアップできるくらいの軽い作品を目指してみたいです。

 東京でのエレベーターの事故、数ヶ月前から色々トラブルが頻発していたそうですが、結局ヒトが死ぬまで抜本的な対策は検討されないまま不幸な事故が起きてしまったという、典型的な事故の事例のように思えます。回転ドアの事故と同じで、小さなトラブルが出ているときに対策を立てていれば、コストもさほどかからず、事故を未然に防具事もできたかもしれないはずなのに、ここで見逃したり大したことはない、と高をくくってしまったために、死者が出るという取り返しのつかない損失を招いてしまったわけです。こういう事は日常我々も生活する上でよくありがちな事で、ついつい根拠のない希望的観測に陥りがちですけど、こういう事故を見ますと、そんな失敗に陥らないよう自戒しなければならない、と意を新たにいたします。
 エレベーターというのは相当フェイルセーフを意識して設計されているらしく、安全対策にはかなりのコストをかけて万全を期しており、ドアが閉まらないままエレベーターが動き出した、という今回の事故は、何故そんなことになったのか判らない、信じられない、原因が見当もつかない、という専門家の言葉ばかり並んでいます。小異常の時にエレベーター業者が点検した際は原因がわからず、異常なし、となっているそうですけど、例えば何らかの強力な電磁波ノイズ等でドアの開閉センサーが誤作動を起こしたとか、雨水が浸入してセンサーの端子を劣化させていたとか、問題が不定期に発生する理由が必ずあるはずです。そういうモノは普段問題なく動いているときは全く目につかず、トラブルがあったときでも、トラブルを起こした原因が点検時には存在しなかったりしてなかなか発覚しにくいもので、迷宮入りしてしまうこともあるかもしれません。でも同じ制御方式のエレベーターは全国にまだまだたくさんあると思いますし、ここはこれ以上の犠牲を防ぐためにも、原因究明を徹底的に行い、技術的な問題点をしっかり洗い出して欲しいと思います。ここでつくづく思うのは、日本にはそういう技術的な問題解明をはかる専門の機関が存在しないことです。事故に至らなかった小さなトラブルに至るまで、あらゆる事故のデータを集積・解析整理したり、実際に事故原因の解明にあたる専門家スタッフの揃った公的な組織が、日本にもいるんじゃないでしょうか?

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まじめな番組って、民放で見るのは無理なんでしょうか?

2006-06-03 23:58:52 | Weblog
 今日の夏コミ進行は、原稿用紙換算21枚書いて122枚になりました。もう少しかけるはずだったのですが、ここで一度小休止して、全体の見直しをかけたため、その分少々時間がかかってしまったというわけです。今回は学園ものと言うことで、クラスメイトを中心に端役のオリキャラがたくさん出てくるのですが、それらの名前をいい加減に管理していたため、出るところによってバラバラになっていたりしておりました。そこでそう言った端役のキャラ達もいい加減な扱いをせず、ちゃんと設定を組んで今後間違えたりしないようてこ入れをしたというわけです。ついでに少しだけ各部で目に付いた部分の推敲をしたりもいたしました。もう少し書き進めたら、全体を通しで見て、前後の矛盾のチェックなどを確認の後、いよいよクライマックスへと突入することになります。
 
 さて、今日夕食を食べながらテレビを見ていますと、沖縄海底に古代神殿とかなんとかいう番組がやっておりました。何でもて与那国島の沖合い水深20~30m位の所に、人工的に加工されたとしか思えない巨大な石の建造物があった、という話を紹介しているのです。その話自体は数年前に何かで読むか見るかしたことがありますし、その番組でも、この遺跡らしきものを精力的に調査・研究している琉球大学の名誉教授の先生が出て、色々解説してくれてましたので、取りあえず見ていたのですが、どうも全体に脚色が酷くて、見続けるのに苦労いたしました。それなら見なければいいと言うようなものですが、遺跡っぽいものに対する興味は別の問題として確かにあるわけで、この番組の作りが不味いからと言って、その好奇心を抑えることもできません。そこで色々突っ込みたいのを堪えつつ見ていたのですが、どうも民放のバラエティというのはああもべたべたに厚化粧して話を作りたがるのでしょうね? もっと素材の良さを全面に出した形でドキュメンタリータッチに作れば見る方も楽なのに、ヘンに「○○探検隊秘境シリーズ!」っぽい作りでやるものだから、全体が眉唾に見えてしまうのです。そう言えばこの間隊長が初代仮面ライダーになって同じ様な探検シリーズの番組してましたけど、あれはああいう娯楽だとハナから思ってみてるからいいんです。でも、知的な古代史ロマンとかかき立てる番組が、同じ様な作りをしては不味いんじゃないかと思うのです。世の中にはトンでもない話がいっぱいあって、この間からちょっと必要があって占星術などをネットで検索していたりしてそんな話でお腹一杯状態だったせいもあるのですが、せっかく大学の研究者まで引っぱり出して作るんですから、おちゃらけた演出はひかえてうまく好奇心をかき立てるような堅実な番組作りを心がけてもらいたいのです。もし民放の制作者がそれは公営放送の仕事だと思っているのだとしたら、間違いだと私は思います。公営放送が取りあげないような境界領域の話題とか、あからさまにトンでもない話とかでも、未知への好奇心をかき立てるように堅実に作ろうと思えば幾らでも出来るはずです。それを下らない話にまとめて笑いをとろうというのは、自分達の仕事をみずから蔑んでいるとしか思えません。まじめにやることの価値を、今一度考えてもらいたいものです。 

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新刊100枚超え!

2006-06-02 23:09:06 | ドリームハンター麗夢
 今日はさるお方から電話がかかってきて感激いたしました。その前にも電話を頂いていたのですが、ナンバーが見覚えのないものだったもので、無視してしまったのでした。ホントに申し訳ないことをしたと反省し、この場を借りてお詫びいたします。そのまま様々な話を小一時間させてもらい、尽きせぬ話題にいつ果てるともなく話をいたしましたが、たまたま電波状態か何かの事情で切れてしまい、その直後実家から電話がかかってきてしまったため、今回は申し訳ない事ながらここまでと言うことで、話を終わりました。また、出来ればじっくり膝付き合わせて、食事でもしながらお話したいですね。逢坂の関を越える時は、また連絡差し上げて見たいと思います。
 
 実家の方は、春から取りかかっていた家の修繕が完了したと言う連絡でした。土台から外壁から大分手を入れたそうなので、今度行ったら多分見違えてしまうことでしょう。
 
 さて、夏コミ進捗は、新刊が100枚を超えました。ただ今の枚数は101枚。全体の流れも、今日見直しして大体固まりましたし最終的な締め方も決めましたので、後はもうひたすら書くだけです。進捗は例年に比べると明らかに異様に速いペースなのですが、どうせならこの調子で本気で来週脱稿までこぎ着けたいところ。明日からの休みにどれだけ集中していられるかがポイントですね。
 
 この夏はどうやらスペースは私の一つだけ見たいですが、色々な方の支援や協力の下、21周年記念誌も進んでいますし、新刊もいけそうですし、少ないスペースはスペースなりに、賑やかにしていけたらいいなあと思っています。
 

 
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健康食品規制の記事は、どうも舌足らずな気がしてなりません。

2006-06-01 23:52:22 | Weblog
 夏コミ進捗状況。本日の到達枚数は86枚。昨日80枚にどれだけ近づけるか、と思っていたのですが、結局3枚ほど書いて終わりましたので、76枚止まりでした。今日はそれに10枚加えた訳ですが、日常仕事でそう時間がとれない中では破格の進捗ぶりだと思っています。なにせ、調子がいいのか半分ほど書いていた書きかけの30枚ほどの短編も一気に仕上げてしまいましたし、久々に小説の神様が降臨された様な気が致します。この調子で最後まで走ることができれば、本当に再来週には脱稿できちゃうかも知れませんね。

 さて、欠かさず見ている番組のビデオ取りも忘却するほど自分の世界に浸り込んでおりますと、世間の動きなんてモノにはとんと目がいかなくなります。一応新聞は毎日目を通すようにしてはいるんですが、あんまり気を引く記事もありませんし、気がつくと小説のためのネタ探ししていたりもして、ニュースの動向にも興味がわかなくなってくるようです。この時期から夏にかけて、有明に集う猛者どもは皆さんそんなものなんでしょうか? それとも私が単に不器用なだけなのかも?
 といいつつ今日琴線に響いたのが大豆イソフラボン摂取に上限値設定のニュース。いわゆる特定保健用食品に対する安全規制が本格化しつつあるということでしょう。大豆イソフラボンは女性ホルモンと同じような働きを体内で示し、骨粗鬆症とかに効果が期待できる、ということで注目を集め、今や健康食品の代表選手の一つになっております。大豆は昔から日本人が常食する食品の一つで、故に大豆イソフラボンについてはいくら食べてもさほど心配はない、というような誤解がありましたが、昨今の健康食品ブームで抽出・精製濃縮されたイソフラボンが大量に出回ったため、大豆食品から摂れるより遙かに上回る量を一度に摂取できるようになったのが、問題の発端でした。結局色々紆余曲折を経て、指導基準として、食事コミで1日70~75mg、食事以外からは30mgまで、なお、妊婦や子供が食べることは推奨しない、ということで決まりそうです。実はこの記事、かなりのはしょりがあって正確ではありません。書いた記者の方がよく理解していないのか、あるいは厚生労働省がちゃんと説明していないのかは判りかねますが、多少誤解を恐れずに書くならば、大豆イソフラボンそのものの量で規制されているのではありません。イソフラボンという物質はポリフェノールの一種でそういう意味ではお茶のカテキンとかブルーベリーのアントシアニンとかと同じ仲間の物質です。これは、フラボン骨格という共通の化学構造をもっているのですが、それぞれ微妙にその構造をなす部品が違ったり、ついている部品の位置が違うために、色々違う物質になっています。それと、イソフラボンに限らず、ポリフェノールには、糖がくっついて配糖体、というカタチになっていることが多くあります。大豆イソフラボンもやはり配糖体になっていて、いわゆるイソフラボンの部分だけを、アグリコンと呼びます。新聞に載っていた規制値もこのアグリコンでの量を示しているので、実際に摂取するときはくっついている糖の分重めなイソフラボンを取ることになるのです。もちろん、イソフラボンもアグリコンもあるグループの総称みたいなもので、それぞれには色々な物質が混在しています。例えば大豆イソフラボン配糖体にはダイジン、ゲニスチンなど、糖が取れたアグリコンになると、ダイゼイン、ゲニステイン、グリシテインというように細かく名前が付けられています。
そのあたりを全部はしょってあるのが、報道機関が流してくれている情報です。
 あと、肝心な事が一つ抜けています。納豆一パックに含まれるイソフラボン量は書いてありますけど、豆腐とか煮豆とか、他の食品ではどうか、とか、大体1日どれくらい今の日本人はイソフラボンを食品から摂取しているのか、というような情報が欠けているのです。私が見たデータでは、日本人の一日あたりの大豆イソフラボンアグリコンの摂取量は1日約18mgだそうで、それなりに結構食べているんだな、と言う気が致しました。ちなみに納豆一パックは30から40mg位、以前納豆を一日2パック食べると食べ過ぎ、という話がテレビか何かでやっていた気がするのですが、その根拠はここにあるのでしょう。もっとも、いくら納豆好きだって毎日毎日欠かさず2パック食べるヒトはそういませんでしょうし、こういうモノは多分個人差もあるでしょうから、ヒトによってはもっと少量で害が出ることもあれば、もっと大量摂取しても大丈夫なことだってないとは限りません。
 まあどんなものでも身体に効く、ということは、それだけ化学的な反応性に富むと言うことであり、すなわちそれは毒と変わりない、ということでもあります。結局毒も薬も使い方次第と言う訳なので、正しい知識と用法が、この手のモノには欠かせないのです。

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