かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

プール熱大流行! 子供の病気と侮るなかれ、です。

2006-07-15 23:34:03 | Weblog
 浜松で最高気温38.4℃!
 数字を聞いただけでげんなりしてしまう暑さです。
こちらはそんな殺人的な状況にはなってはおりませんが、それでも木陰を選んで歩いてみても、うだるようなぬるい微風がそよぐばかりで、日向からの輻射熱の方がよほど意識される状態。暗くなってから雨が降り出したので少しは涼しくなるか、と期待してみたのですが、今のところさしたる効果もなく、ムシムシ感がいや増しに増したような気がする始末。何とか食欲は維持しておりますが、冷たい野菜ジュースや麦茶についつい手が伸びてしまう状況では、それもいつまで持つか心許ないです。無理したくなくても、この気候では日々の営みそのものが負担になりかねない有様なのが不安を募らせます。
 不安といえば、「プール熱」が例年にない大流行をしているんだそうです。
 発熱やのどの痛み、結膜炎が主症状で、過去10年間で最高の患者数を数えた2004年の1.7倍以上の患者が、既に報告されているのだとか。元々乳幼児が主にかかる「子供の病気」ではありますけれど、体力が落ちてくればオトナだってかからないとは限りません。職場の同僚も、突発的に高熱を発して苦しんでおりました。それがプール熱かどうかは定かではありませんが、この暑い時期に39℃を超える熱を出すというのは、もうそれだけで気を失いかねないほどの想像を絶する苦しさなのではないでしょうか? ただでさえ発熱には弱い事を自覚しておりますので、ご苦労にもマスクをして仕事をする同僚に対し、申し訳ないながらも敬遠させて頂くより他ありませんでした。
 生卵に起因すると思われるサルモネラ菌による食中毒で少女が一人死んでたりも致しますし、何はともあれ油断は禁物というわけですが、取りうる対策は、せいぜい生ものを避け、手荒いうがいを励行し、しっかり睡眠を取る、位しかないのが心許ない限りであります。

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名前の分だけ時間が使えたらいいんですけどね。

2006-07-14 23:46:24 | Weblog
 ペンネームというのはいくら作ろうが個人の自由なわけで、実際に私は本名を2つ、ペンネームを2つ、場面場面で使い分けております。けれど、使える時間は1日24時間しかないわけで、名前の分だけ時間が少しでも増えてくれればうれしいのですが、現実には食い合いしてそれぞれの持ち時間が減少するしかなく、なかなかに厳しい状況に見舞われるわけです。……と、なんの事を言っているのかというと、公務と私生活と趣味との鼎立をはかるのが大変という話なのですが、目下の重点課題はもちろん本名その1が抱える、日々の営みを支えるための仕事なことは言うまでもありません。でも、夏休みを迎え、本名その2が司るところである、家庭運営もいや増しに重要度が増しつつあります。これをおろそかにすると有明まで行けませんので、手が抜けないのです。
 そして、有明にいくためには、かっこうの名前で作る各種コンテンツを完成させるのが大事なのは当然なのですが、その諸経費を幾ばくかでも助けるために、かっこうじゃない方のペンネームで製作しているあるものについても、それなりに時間を投入せざるを得ない訳で、何とかこの3連休でそれをきっちり終え、次はかっこうの名前の方を鋭意片づけに入り、ぎりぎり間に合わせようと言う目算で活動しております。成功すれば芸術的な各個撃破、失敗すれば自分の力量や使える時間を正確に把握せず、実力を超えた課題を抱え込んでしまった大まぬけ、という事になるわけですが、とりあえず何とかなるのではないか、と今の段階では楽観しているわけです。
 
 そういう時間の計算とは別に、そろそろ先立つものも用意しないとというわけで、一応夏コミのために貯蓄していた幾ばくかの資金を使えるようにいたしました。まずは表紙用のA3光沢厚紙を購入する段取りを付けないといけませんが、来週後半に梅雨明けしそうですので、紙の購入と印刷は、それ以後にした方がトラブルも少なくていいんじゃないか、と考えているところです。いずれにしても秒読み段階に入っているのは間違いなく、緊迫した綱渡りが続きそうですね。

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考えるだけでPCが動く時代がもうすぐそこに来ているなんて、まさに感動的です。

2006-07-13 23:00:59 | Weblog
 昨日はとうとう暑さに負けて日記の更新をさぼってしまいました。一昨日、暑さに弱くなって、といっていた矢先でしたので、少々ショックでもあります。今頃からこんな調子で、はたして夏を無事越えることができるのかしらん? 地球温暖化とやらで夏の暑さは酷くなる一方。今日も熱中症でヒトが死んでいたりして、全くもって困った事です。退職したら、デキルだけ涼しいところに引っ越したいと思いつつ、暑い盆地の一隅であえぎあえぎ暮らしております。

 さて、こういう状況だとキーボードを打つのもおっくうになってきますが、先頃頭の中に埋め込んだチップを利用して、思考しただけでパソコンを操作ができるようにする実験が行われ、実際にカーソル操作や電子メールを開いたりすることに成功したそうです。実験は四肢麻痺の障害を持つ25才男性を被験者に行われたそうですが、現今の技術で脳の神経網とシリコンチップがこうも共存し、その「意志」をくみ取って実現させる事ができるなんて、本当に驚かされます。まだまだごく簡単な操作しかできないみたいですが、それ自体が画期的な事で、脳の研究進展や埋め込みチップの機能強化、ソフトウェアの最適化などで技術がどんどん進化すれば、まさに考えただけでこんな文章くらい即座に打ち込んだりできるようになるのでしょう。各個人に口述筆記してくれる秘書が生まれるのも、そう遠くない先に実現するに違いなく、私としてはそんな実験が日本でも行われる日が来るのであれば、是非被験者に志願したい位にそんな未来の到来を待ち望んでおります。文章もお絵かきも頭の中で考えるだけで自在にコントロールできるようになるように、一日も早くなって欲しいです。

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物理的に老いによる肉体の衰えは止めようがないわけで。

2006-07-11 23:02:36 | Weblog
 ここ二日ほどで急に暑さが増して、いきなりバテバテになっています。割と暑さには強い方だったのですが、最近はどうも耐性が落ちてきているみたいです。そういえばこの日記をざっと読み返してみても、体調不良の記事が結構あったりして、頻度をチェックしたら面白い傾向が見られるかも知れません。いずれにしても体力が落ちてきているのは実感されるところで、特に昨年末から今年にかけての低落傾向は、なかなか根深いものがあります。もうこれがデフォルトで一昔前の元気はつらつ、な状態はもう戻ってこないのでしょうか。でも、厄介な事に身体はもうついて行かなくなっているのに頭の方はまだ若かりし頃の記憶が鮮明で、身体の状況をちゃんとモニターできていないみたいなのです。よく子供の運動会でPTA主催の競技に出たお父さん方が、途中で足をもつれさせて見事にこける、という事例を見かけます。何故あんな見事にこけるのか、昔は見るたびに不思議だったのですが、つい先だって、階段の上り下りをしている内に足が動かなくなり、しまいにもつれて見事にひっくり返った事がありました。筋肉が悲鳴を上げてバテバテになった、というような自覚できる状態ではなく、全く意識しない内に足だけが動かなくなっていて、自分では普通に歩いているつもりでいて足がついてこなくなっていた、と言う次第。まさに運動会でこけるお父さん状態をはじめて自覚したのでした。
 若いつもりでも老いは確実にやってきているわけで、当面頭と身体のギャップを埋めるのが一苦労のようです。うーん、もうきっと50m潜水なんてできないんだろうな。今年もしプールに行っても、みだりに挑戦しないように今の内から自分に言い聞かせておきましょう。それでおぼれたりしたらしゃれになりませんから。

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時間が……時間が……。

2006-07-10 23:09:21 | Weblog
 なんやかやとしている内に、もう一月前ですね。どうも最近とみに時間の流れが速くて、自分がその流れに乗り切れていない感じがします。1日1日で見ているとそうでもないのですが、いつの間にか1週間が過ぎ、一月が過ぎ、季節が変わって1年が経過、と、私の感覚より倍近いスピードで動いている様な気がしてなりません。一日の内でも、気がついたら、もうお昼? というような具合に、感覚と実時間の流れのギャップに驚く事もしばしばです。この日記にしても、私の感覚では10時過ぎには書き始めているはずだったのですが、もう11時を回りつつあります。明らかにズレが生じているのです。でも、あがくのは止めました。到底追いつけっこありませんし、無理に感覚を合わせようとすると、目が回るような忙しさに翻弄されて、しまいに倒れるに決まっています。ならば、実時間は実時間として必要最低限(始業・終業時間とか、お昼休みとか)あわせるべきはあわせ、それ以外はなるようにしかならない、と思い切ることにしました。どんなに頑張っても身体が2つ3つに分裂するわけでもなし、時間が2倍に延びたりする事もないのですから、できる事を粛々と進めるしかないわけです。全くもって至極当然の事なのですが、どうも往々にして仕事を詰め込みすぎて、ちょっと気を付けていれば犯さずに済んだミスをやらかしてしまう例がぼつぼつ出てきております。余裕がなくなっているのですね。今日もとある学会の申し込み締め切りを3日も過ぎてから気づくという大失態をやらかしてしまいまして、ドンとへこんでしまったりしてしまいました。必死に頑張るのも大事ですけど、頑張るべき時に頑張る事ができるよう、そろそろ時間の感覚を調整して無理なくやる術を身につけるべきお年頃、なのでしょうね。

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今日は雑事を色々片づけている内に一日終わりました。

2006-07-09 22:21:32 | Weblog
 梅雨前線が北に上がって夏っぽくなってきましたが、集の後半にはもう一度降りてきて、それがまた上がってようやく梅雨明けとなるのでしょう。そういう動き自体は割とオーソドックスな感じですが、前線がいなくなった途端ぐっと暑さが増したのには少々まいりました。台風の影響もあるのでしょうか? さすがに耐えかねたので、ようやく重い腰を上げて扇風機を倉庫から取り出して組み立てました。一応クーラーもあるのですが、多用するとかえって身体をおかしくしますので、うちはずっとほとんど扇風機だけで夏を過ごします。そういうわけで、扇風機が部屋の隅におかれると、いよいよ夏本番、というわけです。
 もう一つ、面倒ごとがあって、うちのバイクは4ストのエンジンなのですが、もう随分年寄りなもので、エンジンオイルを時々継ぎ足してやらないといけません。不足し出すとたちまち異音や振動が大きくなってくるので、気を付けてやらねばならないのです。そこでこの間もオイル口のふたを開けようとしましたら、コレがどういう訳か開きません。ふたはアルミの鋳物でできていて、ちょうど昔のガスレンジのようなつまみ状になっており、そのつまみをひねって開けるのですが、固くてペンチではさんで力を入れてみてもびくとも致しません。そこでモンキースパナではさんで強引にひねりましたら、そのつまみのところがもろくも折れ砕けてしまいました。こうなっては、わずかに露出している丸いヘッド部分を無理矢理はさんで回してみるよりなく、それも何度か失敗している内に引っかかるところがだんだんなくなっていたのでした。それを最後の挑戦、とばかりに今日改めてやり直ししました。ただし、今度は無理に一回で開けようとせずに少しずつキツツキが木を叩くようにして連続した軽い力をかけ続け、時折力を込めたり木槌で衝撃を与えてみたり、かれこれ1時間ばかり奮闘し、結局ようやく開ける事に成功しました。もう、コレで駄目ならバイク屋さんにもっていって最悪ふたを破壊してでも開けてもらうしかない、と思っておりましたので、本当にラッキーでした。でも、未だにどうして開かなくなったのか判りません。ねじ部分はほんの数ミリしかありませんし、粘着性の何かがこびりついているとか、引っかかっていたというような形跡もありません。第一、開いたときは実に簡単にすっと開きましたから、よけいに訳がわからないです。ともあれ、せっかく開いたので急いで減りつつあったオイルをつぎ足し、ふたは可能な限りゆるめに締めて、とりあえず一件落着致しました。

 まあそんなこんなで今日は色々溜まっていた諸事を片づけただけで一日終わってしまった感がありましたが、明日からはやらねばならない事をやると致しましょう。

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今日は海で気分をリフレッシュ!

2006-07-08 23:20:22 | Weblog
 今日は1日、家庭サービスで海へ!
 梅雨のまっただ中、台風も寄り来る今何故に海などへ、と思われるかも知れませんが、天気予報によると昼間だけ雨が上がるという話。ならば駄目もとで行くだけ行ってみようと衆議一決し、勇躍車を走らせた次第。方角は東南。修験の聖地大峯山の東側、山々の間を縫うように走る国道169号線を、吉野川に沿ってひたすら走り続けることおよそ100キロで、熊野灘を望む三重県の海に出ます。途中豪快な山並みを堪能しつつも怪しげな雲の動きに一喜一憂すること2時間強。信号もろくになく、ダム工事などのおかげで格段に道が良くなったおかげもあって、地道でも案外ラクに早くたどり着けるのです。
 到着したのは、新鹿海水浴場という、遠浅の入り江になっている砂浜で、数年前、護岸工事やトイレシャワー付きのログハウスなどが整備された綺麗なところです。ログハウス管理人の話し好きなおばさんも田舎びた親切な方で、気持ちよく過ごす事ができます。
 今日は本来なら台風の影響か波高3mというちょっと遊ぶには恐ろしげな状況のはずだったのですが、ここは沖合に大きく出張った半島があり、浜が逆L字に入り込んだ奥にあるおかげで、海岸に打ち寄せる波は50センチから80センチくらい、と、遊ぶにはちょうど楽しいくらいの波しぶきだったのはラッキーでした。
 そして一番懸念された天気も予報通り! 11時過ぎから14時頃まで時折パラつく程度の明るい曇り空。少々水が冷たいのが気になるくらいで、日焼けを気にする事もなく安心して遊んでいられました。
 ときに、広々とした砂浜で戯れる人影は、我々の他にたった二組。若いアベック連れと地元中学校とおぼしき5人くらいの女の子達だけ。シーズンなら芋の子洗い状態必至の人気スポットだけに、拍子抜けするほど閑散とした夏の一日でした。
 ところが、これも予報通りといいますか、14時が近づくにつれて沖合から徐々に低い雲がたれ込めだし、まるでタイマーでセットしてあったみたいに、14時を過ぎた途端、ごろごろ雷鳴をうならせながら激しい雨が降ってきました。もちろんその時分にはすっかり遊びを満喫してけだるい疲れを覚えつつも、すっかり荷物は撤収して帰路についておりました。
 まあ今日に関しては気象庁様々。予報的中率100%と申し上げて良かったのではないでしょうか?

 でも、海というのはいいですね。タラソテラピーという自然療法の一種がありますが、潮風、波の音、開放的な空気、等々がヒトの心身に実にいい作用をもたらそうそうで、今日それを実感した気が致します。裸足で砂の上を歩いて、波打ち際で時折足もとを波に洗ってもらうだけでも気持ちが凪いでまいります。貴重な時間ではありましたが、費やしただけの価値はあったんではないでしょうか?

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新刊「仮面のアクトレス」感想

2006-07-07 23:02:38 | マリア様がみてる
 マリみて新刊発売から1週間。そろそろ解禁しても良いかな? というわけで、感想を一つしたためておこうと思います。
ネタバレ注意という奴で行きますので、まだ読まれてない方は注意して下さい。

それでは行きます。

「仮面のアクトレス」、OVAに備えてのてこ入れなのか、異様に早い気がした新刊発売でしたが、このペースで次はちゃんと秋に出るのでしょうか? 早くも次が気になる展開なのですが、それにしてもなかなか引っ張ってくれます。この調子だと、今年中に祐巳と瞳子の関係が解決する事はなさそうな感じですね。

 といって停滞しているわけではなく、いくつかの伏線が用意されているみたいで、将来すべてが解決した後に全体を通して読めば、なるほど、と頷かせてくれるような展開になっていって欲しいと思います。まあそのとき祐巳ー瞳子関係だけで何冊読み返したらいいか、ちょっと考えただけでくらっときそうですが。

 さて、お話は2部、いえ、ラストの小品も入れたら3部立てですね。由乃、自転車に乗る、から、令と菜々の剣道勝負を通じて令と由乃の相互依存関係の昇華を語る「黄薔薇、真剣勝負」。由乃の強気や臆病さ、不安などが描き出され、ヘタレからすっかり脱皮した令のかっこうよさが際だつ話になっています。でも、菜々が剣道それほど強いわけではなかったのが少し以外でした。まあ順当に年の差を考えたら令の方が強くて当たり前かも、と思わないでもないわけですが、有馬道場の跡取り、という設定に由乃同様幻惑されていたようです。
 本の表題にもなっている「仮面のアクトレス」は、全体の6割以上を占めるメインコンテンツで、今回も平穏無事には済まない生徒会役員選挙を縦軸に、祐巳と瞳子の関係、というより、主に瞳子側の事情を外側から見た長編。瞳子の母がそれと気づかないまま祐巳と出会ったり、瞳子が母のことを本当に大事に思っている事がさりげなく描かれたり、と、今後の進展のためのキーが振りまかれたような話でした。でも、今回の見所は、祐巳や由乃を手の上で転がす志摩子の薔薇様ぶりや、瞳子の親友として、また志摩子の妹としての乃梨子のがんばりぶりでしょうか。
 ラスト、わずか9ページの小品「素顔のひととき」は、妹離れに一応のケリを付けた令と、未だそこまでに至らない祐巳べったりの祥子とのお茶の時間。本当に短い話ですが、二人の親友ぶりとのどかな時間の流れが印象的な佳作だと思いました。
 
 総じてまずまずの面白さだったのではないか、と思われる一冊。さすがにもう待つのも慣れましたので、この際とことんまでやって頂きたいものです。

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雨続きはちょっと困りますが、明けたらまた暑いでしょうし……。

2006-07-06 22:39:25 | Weblog
 台風が来ているらしいですね。一応南西諸島を除いて日本への影響は直接的にはないようですが、夏の台風は迷走する事が多いですし、梅雨前線を刺激して大雨を降らしたりする位は充分あり得そうです。この週末にかけて、雨は必至ですね。なるべくそっと降って欲しいものですが、今年はどうやら男性的な梅雨、と評される類らしく、降れば大雨集中豪雨、となるみたいです。少しくらいの雨ならいっそ気持ちいいくらいなのですが、ワイパーが怪しくなるほどになるとカッパなどほとんど役に立ちませんし、前は見えない足下はおぼつかなる、とロクな事はありません。それに毎日降られたらカッパが乾かなくてこれはこれで困りものですし。早く梅雨が明けないかな? と思う一方で、梅雨が明ければ夏コミはすぐそこな訳で、残り日数の乏しさを思うとなるべく時よ過ぎてくれるな、と願ってみたり。明日は新暦ですけど一応七夕なので、どんより曇った空でも見上げてお祈りしてみますか。

 夏コミの方はとりあえずぼちぼち新刊の目次を作ったり登場人物紹介ページを書いたり題名を決めてみたり後書きの中身を考えてみたり、と、細々した事を片づけております。ある程度進んだらいよいよ印刷で、顔料黒インクの詰め替え用も発注しましたし、カラーは潤沢な在庫がありますし、紙も当面困らないだけのストックがありますので、インクが届き次第我が部屋はこの時期だけのにわか印刷屋さんに変貌します。そのためにまず今週末は部屋を大掃除して場所作りしませんとね。表紙用の紙とかも買っておく必要がありますし、そろそろ必要なものをリストアップして、買い物の準備もしなくちゃいけません。臨戦態勢もここまで来るともう一本道、という感じですね。

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やっぱり今日の話題はミサイルに尽きそうです。

2006-07-05 21:49:05 | ドリームハンター麗夢
 今日はさすがに北朝鮮のミサイルでもちきりですね。あ、あの打ち出し方向はアラスカが目標? とか、北も軍部の統制が取れずに暴走しかかっているのかも? とか、ニュースみて私が考えたような事は大抵ちゃんと考えて公表している識者の方がいらっしゃるので、あえて私が差し出口を挟むような事もありません。でも、もし北朝鮮指導部に理性が残っているのなら、どうせアメリカとサシでやりたいのでしょうから、日本はあまり蜂の巣をつついたみたいに大騒ぎする必要もないのかも知れません。一朝ことあるときにその軍事力を差し向けてきそうな国はせいぜいアメリカだけでしょうし、侵攻する能力のある軍をもたない日本なんて、その視野の内に入っているとは思えません。人質の価値すらないんじゃないでしょうか? もし北朝鮮が日本を攻撃したら、言い口実ができたとばかりにアメリカが騎兵隊気取りで出てくる可能性があるわけで、ワシントンでは真珠湾の時のように、本国とは遠く離れた場所で北朝鮮が愚行を演じてくれるのを待ちわびている人もいるかも知れません。そういう意味ではアメリカの出方こそが一番重要な情報だと思うのですが、昼のニュースではなかなかアメリカの話が出てこないのでちょっとイライラしました。貨客船の一隻がどうこうなんて言う話などよりも、極東に配置されたアメリカ軍の動向やワシントン筋の話のほうがずっと日本にとっては価値ある話だと思うのですが、あるいは既に臨戦態勢に入っていて、情報を北朝鮮に漏らさないために報道管制でもひいているのか? と穿ってみたくなるくらい、その手の話は後回しにされました。
 まあでも日本人も大概お人好しです。「人道的措置」のお題目で、入港拒否したはずの貨客船の乗員である修学旅行生らの入国は認め、結局船を港に入れるそうですから。毅然とした態度でお帰りを願うわけにはいかなかったのでしょうか? あるいは実はもう半島は風雲急を告げていて、いまこの子達を返したら確実に戦乱に巻き込まれるのが判っており、それを知りながら追い返すのは忍びない、というような事情でもあったのでしょうか?
 いずれにしても、また新たな発射の可能性もあるらしいですし、しばらく見逃せないのは確かです。一方で、日本国内の動きもまた注目に値するでしょう。政治家の方々も口を開けば一様に許し難いとおっしゃいますけど、その後の続きを聞くと色々事情が透けて見えそうな塩梅ですし、選挙を前に、これは一種の踏み絵になるかもしれません。
 

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音楽ができるというのは素晴らしい事だと思います。

2006-07-04 22:53:05 | Weblog
 帰宅途中で突然前を駆け抜ける小さな影! 見えたのはホンの一瞬だったのですが、その影はととと、と1.5車線ほどの道を横断して、反対側のほとんど垂直と見まごうほどの斜面を一足飛びに駆け上がって消えました。はじめ、猫かと思ったのですが、その走り方や斜面へ飛びつくときのジャンプ力、何よりシルエットが猫らしくありません。色々考えてみたのですが、どうやら野ウサギではないか、と結論づけた次第。まあキジなんかは日常的に出てきますし、イタチの類やいのしかちょう一揃えいますし、猿も出没するわ、もう少し山に入ればクマもいたりするらしいところですので、野ウサギくらいいても不思議はありません。まあホントにウサギかどうかは多分永遠に謎でしょうけど、野良猫とか野良犬とか思うくらいなら、ウサギと信じておきたい気分です。

 今週は月曜日、疲労抜けず。火曜日、ちょっとマシ、といういつものパターンになっています。ようやく体調がまともになってきたかな? という感じです。週末に向けて体力を蓄え、やる事がしがし片づけていきませんとね。とりあえずアニメーション、さる方に相談したら早速音楽を付けて下さって、もう感謝感激です。
 絵とか音楽とか文章とか、いろんな芸術分野ってものがありますけど、私は、多分音楽が一番難しくって高尚で、とにかくエライのだという偏見を持っています。自分にその素養がないのでそう思うところもあるのですが、例えば文学と比較すると、今、江戸時代や室町時代の文章をみてすらすら読めるヒトはほとんどいませんし、その話し言葉を聞いても理解は難しいでしょう。ましてや外国語となるとほとんどお手上げです。でも、音楽は古典派だろうがバロックだろうが、あるいはもっと古い奴でさえ五線譜とか音符とかが一つの決まり事として連綿と伝えられ、それは古今東西を問わず共通のものとして共有できるのです。それ一つ考えてみても、音楽の方が影響力、寿命、普遍性の点で文学を遙かに凌駕する懐の深さをもつ事が容易に理解できると自分では思います。
 だから、どんなカタチであれ音楽ができるヒト、というのは、もうそれだけで尊敬の対象です。私も今更ながらせめて楽器の一つくらいできていたかった、と思うのですが、残念ながら幼稚園でハーモニカに挫折して以来、音楽は歌の外は全滅の成績でしたし、音符など外国語以上に謎のものと化していますので、今更どうしようもないでしょう。できていれば人生ちょっと違ったんじゃないか、と思うだけに、幼き頃の自分の頑迷さが、ちょっと恨めしかったりしないでもありません。

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結局コドモがいなくなって我が国は滅びるのかも知れませんね。

2006-07-03 22:39:52 | Weblog
 とりあえず次の山を攻めようとまず自分の長編小説へ挿絵を入れるのを容易にするため、DTPソフトで作っていた原稿に軽い改造を施しました。あと、投稿用短編小説に手を付け始めています。オリジナルキャラの魅力あふれる具体的姿がいろいろできて来ておりますので、極力それを取り入れたカタチでなおかつ文字数はなるべく増やさないようにという、ある意味究極的に困難な修正を施そうと言うわけです。これぞテキスト屋のウデの見せ所ですね、というほどたいしたウデもないのでどうなるか正直不安ですが(苦笑)。
 ぼちぼち当日までに製作へ有効活用できる時間が、日単位から時間単位で想定できそうな具合になってきておりますが、できるだけ無駄なく使い切りたいモノです。

 少子化急進展で人口推計見直し、という記事がちょっと前の新聞に載っていましたけど、それまで官僚の描く推計というのは、不自然に未来へ向けて右肩上がりになったりして、どうみても科学とは言えない恣意的な数字ばかりでした。道路工事の見積もりにしても、将来の通行量を厳密な観察や思考から生み出すのではなく、これだけ通ってくれないと赤字になるから、という、一体何を基準にしているのやら? と首をかしげたくなるような基準で作っているみたいですし、一度決めたら世の中がどう変化しようがとにかくやる、という頑迷固陋な愚考がまかり通ったりして、政治や行政というのはどうしてこう臨機応変生成流転、といった柔軟な考えができないのか、と首をかしげておりましたが、今度当選した滋賀県知事は「もったいない」を掲げて今建設中の新幹線新駅の工事を凍結すると宣言しているそうですし、これからはそういう硬直した行政の頭も少しは変わっていったりするのでしょうか?
 とはいえ、子供が生まれない、なんて、まるでSFで読んだみたいな話ですが、結婚しない男女も増えているそうですし、ちょっと頭を柔軟にしたくらいでは到底追いつかないくらい深刻な事態になっているようです。確かに結婚というのは色々制約もあってそれだけをみれば大変なモノがあります。既婚者からしてそう考えるくらいですから、未婚者が躊躇するのも当然でしょう。そこでまず政府は、そういう既婚者の意見を充分に取り込んで、結婚しても失うモノが少ない社会、得るモノが多い社会というモノをデザインしてみるべきじゃないでしょうか? 大体総理大臣からして独身貴族を謳歌するかのごとき活動でマスコミをにぎわしている国ですから、そのあたりももう少し自覚を持ってなんとかすべきじゃないの? などと思ったり致しました。

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とりあえず一山越えて、次の山へ侵攻!

2006-07-02 22:55:01 | ドリームハンター麗夢
 今日、ようやく夏コミ用コンテンツの一つ、変身アニメを完成までこぎ着けました。
ソフトの使い方がいまいちよく判らなかったり、たくさん絵を描いている内にどれが使う絵でどれがはずした絵か判らなくなったり、まあ色々と紆余曲折、山あり谷ありではございましたが、何とか320×240 15秒ほどに収め、一つの動画ファイルとして出力できました。
 ただ、ソフトが古いせいかファイルの圧縮がもう一つなようで、とにかくでかくなりました。15秒で3MB超えですから、中身のクオリティを考えるとせめて半分以下にしたいところです。クイックタイム形式(.movファイル)で出力したのですが、何か高圧縮で損失が少なくて、扱いやすそうな動画変換ソフトなんてどこかにないでしょうか(無料で(笑))。ウィンドウズ全盛のおり、やっぱりこれはAVIファイルかWMVファイルで最終作っておいた方がいいんじゃないか、と思ったりもしたのですが、私のへっぽこな検索ではなかなかいい巡り合わせがございません。この日記をのぞきに下さっている方で、もし何かいい方法をご存じでしたら、是非ご教授頂きたく、お願い申し上げます。

 まあ仕上げはともかくとして、とにかくコンテンツとしてはできあがりましたので、とりあえずは一段落です。次は記念誌の小説を少し直し、記念誌そのものをレイアウト、更に自分の小説を印刷製本、その他諸々、一山越えましたけど、まだまだ重畳たる山脈が視界の果てまで続いている感じです。とにかく一歩一歩休まずたゆまず踏破するつもりで、一日一日大事に過ごして参りたいですね。

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時間何とか都合して「ダヴィンチ・コード」観に行きました。

2006-07-01 23:16:38 | Weblog
 このところ更新がとびとびになってしまってます。夏コミ関連の様々な事柄があふれかえっていて、正直日記まで手が回りかねている状態です。少なくとも夏コミ終わるまではこの調子なんでしょうね。いわゆる修羅場って奴ですので、もし奇特にもこの日記を定期的にご覧いただいている方がおられるようでしたら、一つそういう事情という事でご理解を賜りたいと存じます。その分夏コミの出し物に精を出し、近年まれに見る作物を有明までもっていけるようにしたいと本気で思っております。

 というかたわら、ちょっとだけ時間を融通して、映画を見に行っておりました。「ダヴィンチ・コード」です。小説の方はもう大分前に読んでいて、公開を楽しみにしていたのですが、思うように時間の調整がつかず、延び延びになってしまっていたのでした。そこで、一念発起して仕事帰りに映画館まで行って来た、というわけです。
 で、その感想ですが、正直「うーん」とうなってしまいました。これ、いきなり映画を観に行って、内容を一回で理解できた日本人って、果たしているんでしょうか?テンプル騎士団、シオン修道会、マグダラのマリア、etc. かつて、澁澤龍彦の著作を読んだりしてある程度の予備知識をそれなりにもつ私が、小説を読まずにいきなり観に行ったとして果たしてこれを理解できるかと考え、これはちょっと難しいんじゃないの? と思ったのが、この疑問の根拠です。これほど日本人とは縁のない話もそうないんじゃないでしょうか? 故にこそ、本屋さんでは小説の隣に何種類もの解説本の類がしのぎを削っておるわけですし、少なくともこの映画&小説は、キリスト教や教会に関する予備知識やそれと密接に関わる秘密教団のコトが頭に入ってないと、ストーリーそのものもよく判らなかったりするんじゃないか、と思いました。つまり、コト日本人に限って言えば、きっとこれはエンターテイメント失格といわざるを得ないのではないか。小説ではさほど気にならなかった「真犯人」が召使いを殺してしまうシーンも、映画の方はちょっと単純すぎる描き方で興ざめしてしまいましたし、全体的にまあしょうがないとはいえ小説をダイジェストで紹介しているみたいな印象がぬぐえませんでしたし、それでいて所々違うところがあったりで、どう楽しんだモノか今ひとつ没頭することもできないまま、気がつけば2時間半立っておりました。建築や美術品、過去の歴史を現在にかぶせる合成など、きれいとか面白いとか思ったところもありましたけど、もう一つパンチ不足というか、もっと西洋美術工芸の精髄をこれでもか! と見せてくれるような展開を期待していただけに、肩すかしを食った気分です。
 まあ最後の晩餐の絵の解釈で主人公達が「マグダラのマリア」と思っている人物の絵をずらすと、キリストの肩に身を預ける麗人にぴったりはまったりするのは観ていて楽しかったですけど。
 ちょっと期待過剰すぎたみたいで、もったいない事をしたのかも知れません。もっと純粋に映画として楽しめば良かったのかも知れないです。といいつつ、同じ作者の次に映画化される、といわれている奴を早速買ってきて本棚に積んでいるあたり、私もなかなか懲りるという事を知らないみたいです。

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