かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今更ながら自民党総裁選が面白そうで。

2006-09-15 23:46:55 | Weblog
 とりあえずディスプレイを、以前使ったけれどさすがに邪魔になったので、職場でデータ取り用PCに使うため持っていっていた17インチブラウン管を、応急的に持って帰ってきて据え付けました。おかげで画面が見られないという機能不全は1日で快復致しましたが、今更ながら17インチのブラウン管というのはデカくて邪魔だという事を痛感させられました。奥行きがある分画面が手前に飛び出してくるので、画面と目の距離が60センチくらいしかありません。私はPCの画面はもっと離れて見るのが普段のスタイルだったので、机が急に狭くなり、まるで画面に食らいついているかのような感じがして大変落ち着きません。まあこれも、液晶モニターを新調するまでの辛抱ですね。といいつつ、しばらく金欠が続くので(なんと言っても今年度予算の最重要課題は麗夢DVDーBOXの入手ですから)、何のかんのいいながらずっとこのままかも知れません。ううむ、貧乏というのはつらい(苦笑)。

 さて、自民党総裁選の話題がマスコミから流れない日は無いこのごろですが、党員でもない私には票もないし何かが出来るわけでもないし、考えてみるとそういう視点からすれば自民党総裁選がどうなろうが知った事ではない、とも言えるはずなのですが、その総裁がほぼ確実かつ自動的に日本国の舵取り役たる総理大臣になるわけで、自民党の党首選びなどはどうでもいいのですが、総理大臣を選ぶ選挙にどうして自分に選挙権が無いのか、というのが結構不思議になってきます。もちろん間接選挙で自分達が選んだ代表者であるところの国会議員が総理大臣を選択するのですから、自分も参加している、と言えなくもないのですが、どうも隔靴掻痒というか、ダイレクトに自分も参加している、という意識になれないのですね。いっそのこと党の代表は誰になろうと、一国の総理大臣は直接全ての国民が参加する選挙で決める事にしてもいいんじゃないか、と思ったりも致します。特に、この間出張中のカーラジオで聞いた3候補者の公開討論会などを聞いておりますと、そもそも党員でもない大多数の国民に公開して討論する意味がどこにあるのか、と疑問に思えてくるのです。
 まあそれはそれとして、3者3様というのは本当に聞いていても面白いものですね。下馬評では安倍幹事長の圧勝っぽい空気が支配的ですけど、この討論を聞く限り、何故幹事長が圧倒的リードを保っているのか、不思議になります。谷垣財務大臣は務めて朴訥誠実に、麻生外務大臣はユーモアを交える魅力あるおしゃべり、どちらもけして大量リードを許さねばならない様な御仁には見えないというか聞こえないのに、本当にマスコミはそのあたりの事情を正確に報道しているのだろうか?とかえって疑問に思えてしまうほど、それぞれ魅力のある候補者のように思えました。
 まあ個人的には、討論の中身は麻生氏が頭一つぬきんでているみたいに聞こえましたけど、限られた時間の移動の車中で聞いただけでそんな判断も危ないかも知れません。たまたまいい話題があって麻生氏が目立っただけかも知れませんし。
 引き替え民主党は背水の陣、という感じで小沢一郎の豪腕に全てを託す、ということなのでしょうか。あれほど主義主張が異なる人達が集まる寄り合い所帯で、かなわずまでも一矢報いようと言うようなヒトが出ないのが不思議です。自民党よりも議員数も少ないのですから、推薦人名簿20人という枠は考え直したらいいと思うのですが。

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液晶ディスプレイが壊れて、ほとんど何もできなくなりました。

2006-09-14 22:12:24 | Weblog
 さて、困ったことにデスクトップPCの液晶ディスプレイが映らなくなりました。2週間ほど前から調子が悪くてスイッチ入れても電源が入ったことを示す緑のLEDが、点灯でなく点滅するという状態になって、何度かスイッチを入れ直すうちにちゃんと映る、というのを繰り返していたのですが、どうやらとうとうそれも通用しなくなったみたいです。今朝までは何とかだましだまし映っていたのに。中古でしたが割と明るくて発色のいい液晶だったので重宝していたのですが、多分もう駄目なんでしょう。確認は出来ませんけど、十中八九、バックライトも液晶も問題ないはずで、電源がいかれたか制御基盤がおかしくなったのか、いずれにしても修理に出したりしたら多分新品が買える位掛かるのでしょうから、もったいないと思いつつも馬鹿馬鹿しくて出す気になりません。取りあえず職場に持ち込んでいる古いブラウン管ディスプレイを明日にでも持って帰ってきて急場を凌ぐしかないです。一応今は永年愛用したiBOOKで何とかしてますけど、OSが古いのでメールソフトなどもまともに使えるのがほとんどないのです。そこでもっぱらメールはウィンドウズのデスクトップで運用していたのですが、モニタが映らなければメールチェックなどできようはずもなく、残念ながらメール関係は明日までお預けになりそうです。
 それにしてもリサイクルとか環境保護とか声高に叫ばれる割に、修理して大事に使おうとかいうような発想を支えてくれる環境がほとんどないのが不思議なものです。この液晶の故障だって、ちょっとした電子部品の知識と道具があれば大体何とかなりそうなもので、更に修理部品が流通していれば更に簡単に出来てしまうと思うのですが、今はちゃんと修理しようと思ったら、人件費や輸送費を負担してメーカーに依頼するしかなく、しかもそれが新品を買うより高価に付く、という不思議な状況になってしまいます。かつて私はマックのノートパソコンにはまって同一機種を三台所持していたことがありますが、それらが次々故障するのを最終的には全部バラして使える部品だけ集め、一台にして使っていたことがあります。そんな私からすると、たった一箇所駄目になっただけのものを捨てて新しいのを買うというのは、そうするのが一番ストレス掛からないことは百も承知で、やっぱりなかなかやる気になれないのです。結局液晶モニタも修理できる出来ないは別として、ばらしてしまうことになるでしょう。子供の頃よく時計をバラバラにして怒られましたけど、機械のはらわたを開けるというのは結構ワクワクするのですよね。

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名古屋のイベントに応募してみました。

2006-09-13 22:20:04 | ドリームハンター麗夢
 さて、前々からどうしようか迷っておりましたが、やはりここは地方イベントに一つ参加してみようと言う事で決断し、本日申し込みを致しました。
 メンコミ36という名古屋で行われる男性向け同人誌即売会です。募集サークル数150とコミケやシティなどと比べると本当にこぢんまりしたイベントですが、関西でコミケクラスの即売会はありませんし、結構大きなコミックシティは9割9分女性向けという状況では、あまり選択肢もないのが実情です。夏コミ終わるまであんまり地方イベント参加を本気で考えていなかったため、情報不足の点は否めませんが、できればDVD発売前にどこでもいいからそこそこ男性陣が集まりそうなところに出てみたかったので、ものは試しに応募してみたのでした。あと、来年の話になってしまいますが、こみっく・トレジャーという大阪でやる男性向け同人誌即売会にも出てみようかと思っています。こちらは少し大きめの(といってももちろんコミケとは比べものにならないイベントですが)催し物で、場所もインテックス大阪と行き慣れたところなので、年明けの関西オフ会を兼ねて行ってみたいところです。とりあえずこれら催しなら、昨秋シティで同志の方々と面食らったような状況だけは避けられるでしょう。あとはお客の年齢層や東海地方での麗夢の浸透度などが問題になりましょうか? まあ今回は威力偵察ということで参ろうと思っていますので、東海地方でファンの一人でも発掘し、麗夢DVDを周知できたらめっけもの、位の気持ちでまったり行きたいと思います。
 そういう次第ですので、来月のイベントではDVD発売記念とでも書いたポスターを作ってみるくらいで、あとは特に新しいものを用意するつもりはあまり無いのですが、来冬の大阪では、出来たら何か新刊、といえるものを用意できたらいいな、と思っています。DVDも発売されて麗夢を巡ってはひとしきり盛り上がってくれていると期待されますし、「次」に向けてテンションを持続するためにも大事なイベントごとになりそうにも思えます。どうなるか判りませんけど、ちょっと本気で今から準備にとりかかってみようかな? と思っております。

何はともあれ、名古屋&大阪のイベントについて、日記をご覧頂いている方々の、熱いご支援をお願いしたいと思います。

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親王殿下の御名が決まったというのに、我が国は悠久の未来を愛でるには危なすぎるようです。

2006-09-12 22:46:10 | Weblog
 親王殿下の名前は悠仁さまに決まったそうですね。悠久、悠遠の悠の字をもって、「ひさひと」と名乗られるとか。まさに遙けき神代より轟く歩調受け継ぎて、大行進の先頭に立たれるにふさわしい御名ではありませんか。皇国常に栄えあれとの願いのもと、是非つつがなく伸び育ち、次の次、あるいはその次の陛下になられますよう、心から祈念申し上げます。

 さて、慶ばしいニュースだけ聞いていれば幸せというものでしたが、どうもそうでないニュースばかりが世の中横行しているみたいで、山口県の高専で起きた殺人事件容疑者の青年の実名が掲載された新聞が、図書館で閲覧制限されていたり、その図書館の一つが我が奈良県のだったりするのは情けないばかりです。でもそれ以前に、どうして被害者は写真名前付きでこれでもかとばかりにテレビも新聞も公開してはばからないのに、加害者だけ伏せておいたりするのでしょうか? 特に今回は容疑者が自殺しており、最初から実名写真付きで報道なりしておればひょっとして自殺する前に捕らえることも出来たかも知れないのに、少年法なる奇怪な法律のためにそんなことも出来なかったというのは、まさに杓子定規そのものではありませんか。法律家という輩はどうしてもっと物事を弾力的に考える事が出来ないのでしょう? 法律もたかだか我々がつつがなく暮らしていくためにこさえた一つの方便に過ぎません。そんなたかが方便に縛られ、本来の目的たる役目が果たせないなど、これほど馬鹿馬鹿しいものもそうはありません。図書館で新聞を見せる見せないなどと言うのは言うなれば些末事で、そんな問題が生じる事自体、今の少年法なる方便が機能不全に陥っている証拠と言えるのではないでしょうか。
 不快なニュースといえば飲酒運転の話題もその一つで、取り締まり強化週間がスタートし、京都一の歓楽街祇園では、大規模な一斉検問を実施した、と夕刊一面にでかでかと載っておりました。その検問で、6人が検挙されたのだとか。あれだけ連日飲酒運転が世情を騒がせているにもかかわらずこのていたらくというのもまさになんだかな、とため息の一つも出てしまうところですが、おそらく強化週間なるものが終わればのど元を過ぎてしまうのではないか、と思われるのもまた、むなしさを禁じ得ないことではあります。厳罰化した道交法違反を逃れるため、ひき逃げが増加しているというニュースも腹立たしい限りですが、厳罰化、などといういわば事後処理のやりやすい事ばかりに目を向けるのではなく、運転不適格としか考えられない人間にも安易に交付される免許制度そのものや、全ての安全運行義務努力が運転者だけにかかってしまうフェイルセーフのかけらもない自動車のメカニズム、自動車の運行に無用の負担をかける貧弱な道路環境など、車を取り巻くあらゆる事象を洗い出して、事故0を実現するための方策を練り、そこにヒトと予算を投入するべきでしょう。

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麗夢DVDボックス、11月22日発売で決定!

2006-09-11 22:52:31 | ドリームハンター麗夢
 21周年記念板に早速書き込みましたが、こっちにも書いておいて少しでも多くのヒトの目に触れるようにしたいと思います。
 夏コミも終わって早一ヶ月、衝撃のDVD発売決定情報の興奮もさすがに冷めつつあったのですが、どうもその後の続報がないのが気にかかっておりました。進捗状況について、少しでも情報をリークしてもらえれば、発売に向けて何かと盛り上がりようもあるだろうと、ここはダメもとで、思い切って今回の仕掛け人であるM氏に直接メールで問い合わせてみる事にいたしました。大変忙しい方で日本中縦横無尽に駆け回っているような御仁なので、返事があったら儲けものくらいの気持ちで出してみたのですが、即日で現況の詳報を頂戴し、かえって恐縮してしまいました。表題はその情報の一つですが、そのほかにも

製作進捗状況では、
○各ジャケットイラストを、谷口守泰氏、木村貴宏氏、逢坂浩司氏に発注。
○ボックスイラストは既に毛利和昭氏からデータ納稿済みで現在、ボックス チラシ ポスターのデザイン作業中。

宣伝の取り組みとしては、
○各店舗販売店向けの作品ならび商品紹介の資料の送付開始。
○アニメ雑誌等への広告掲載誌の選定中。
○発売イベントの企画進行中。
○大手家電店 アニメショップ での店舗別の購入特典グッズを企画中。

と、色々具体的な動きが進行中との事です。

その一方で、DVD発売が迫るにつれ、色々とデリケートな問題も生じているようで、特に1000限定のボックスが売れるかどうかが最大の焦点になっているとの事でした。
1000行かなければ麗夢の商品バリューが商業的に難しいとの決定が業界内でなされ もう麗夢の商品は一切今後流通しないだろうという厳しい評価もうかがいました。
私たちの出来る事は、まず自身が確実な購買者の一人となる事と、サイトや即売会などを通じて、出来るだけ多くのファンの方に協力を依頼することでしょう。まずはサイトを更新して、早急に手近な即売会へ参加してみる必要があるようですね。


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草刈りで一週間分の体力を消耗した気が致します。

2006-09-10 20:49:03 | Weblog
 自治会の秋の大掃除で、草刈り機を振り回しておりましたが、もう暑かったのなんの。ここ数日急に秋めいて涼風に寒さを覚える事もあったというのに、どういう訳かこの数日は夏が逆戻りしたようなまさに「残暑」の日々。先週だったらまだ楽に作業できたのに、とまるで意地悪なお天気が狙いうちしたみたいに暑い最中、のびのび育った草相手に闘っておりました。でもこの草刈り機、刃がなまっていてまるで切れないのです。先日の雨で草が柔らかくなっていなければ、全くなで付けているだけで刈る事は出来なかった事でしょう。もっともそのせいで草の重みが増していたため、別の意味で大変でしたが。
 で、そうして苦労して刈った草をどうするかというと、いちいち市の指定した袋に詰めて市のゴミ収集に持って帰ってもらいます。その後どうするのか知りませんが、焼却炉に放り込むのか、はたまたどこかに埋めるのか、まあ何らかの方法で処分されるのでしょう。うちのような小さな自治会でも袋の数は4,50袋くらいにはなります。街全体の自治会がやれば、一体何千袋になるのか、見当も付きませんが、それだけ処理するのにも莫大な税金がつぎ込まれていることでしょう。私としては、住宅地の雑草など適当な除草剤で処理すればいいと思うのですが、住環境で除草剤を使うのは住民の抵抗が大変強く、理解を得られそうにありません。どうもベトナム戦争の時の枯れ葉剤がもたらした悲劇が頭にこびりついているのか、はたまた農薬の一種という事で敬遠されているのか、除草剤というと「コワイもの」というイメージがあるみたいなのですが、適切に使えばそう危なくも怖くもない事を、理解してもらえないのがもどかしいです。私としては、そもそも農水省が有機栽培や、省農薬、減農薬の認定制度を作ったりして、あたかもそれが正しい事のように喧伝したのが大きな間違いな気がしてなりません。米にせよ野菜にせよ果物にせよ、美味しいとか多収とか見栄えがするとかで選ばれ、育種されて新しい品種が生み出されてきていますが、その引き替えに、病気や虫に対する抵抗性を犠牲にして来ているのです。つまりスーパーに並ぶような見た目も値段もそこそこな作物を生み出すには、その作物を作り出すために失われた病気や虫に対する抵抗する能力を、何かで補ってやらねばなりません。それが農薬であり、何十年も前の話ならともかく、今の農薬は毒性評価も行われ、ヒトに対して毒性の低い剤でないと使えないようになっています。片方で病気や虫に効いてヒトには影響を極力抑えた薬を開発するのに非常な努力を傾けているのに、その事をしっかり啓蒙するのではなく、その努力を無にして顧みないような愚行を、農水省自体がやることに激しい憤りを覚えます。除草剤に対するバクゼンとした不安と拒絶も、結局はそういう啓蒙活動という地道な努力をなそうとせず、言われ無き不安に迎合する安易な道を選んだ農水省の姿勢にこそ最大の責任があるように思うのです。
 草刈り機だって高速回転する刃を振り回す、きわめて危険な作業です。刃そのものが危険であるだけでなく、不慣れなヒトがやるとすぐ石をはねて、それが車や窓ガラスを傷つけたり、ヒトにけがをさせたり最悪失明くらいはあり得るという、危ない道具なのです。除草剤だって100%安全というわけでもないでしょう。でも、そもそもそんな事を言い出せば、100%の安全などこの世の中の何に対しても保証など一切出来ない不確定な世界に我々は住んでいるのですから、絶対安全でないと駄目、というのは無理な願望でしか有りません。多大な苦労と危険、そして莫大な税金を必要とする除草作業と、作業が楽で直接的な危険はほぼ皆無、お金もそんなにかからない除草剤の利用と、どちらが自治会にとってふさわしいか、ちょっと考えてみる必要があると、疲労困狽した頭で考えておりました。

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実写版鉄人28号感想。

2006-09-09 23:43:03 | アニメ特撮
 今日は衛星放送で「鉄人28号」がやっていたので、見てみました。原作は知らぬ者とてない日本を代表するロボットもので、私よりも上の世代の人達は白黒テレビで放映されたアニメや実写などもご覧になっていた事でしょう。今回見たのは昨年映画化された実写版で、そういえばそんな映画が有ったかも知れないな、という程度の記憶しか残っていなかった、当時はさして注目してなかった映画でした。CMってやってましたっけ? 何となく、新聞では見たような気がしないでもないのですが・・・。
 で、今回通しで見た印象としては、「可もなく不可もなく」くらいでしょうか。ロボットの大きさが怪獣ものなどと違って比較的小さく、町中を練り歩いたりする光景は結構新鮮でしたし、ロボットによる街の破壊シーンなどもそれ相応に見えましたので、まあ合格点かな、と思われます。ただ、ロボットの動きがぎくしゃくしていてかえって不自然に思えました。制作側に、あの形のロボットだとこういう動きしかできない、とか、リモコンで動かせる動きはあの程度、などという思いこみでもあったんでしょうか? 鉄人と敵方ロボットの殴り合いなど、子供のおもちゃがじゃれ合っているような感じにしか見えなかったです。どうせCGなのですから、もっと非現実的にぐりぐり動いていてもよかったと思うのですが、中途半端というか、大変もったいない感じが致しました。あと、鋼の固まり同士が殴り合いして傷も付かない、へこみもしない、つやつやぴかぴかのままというのはちょっと頂けません。肉弾戦ならそれにふさわしい傷つきようもあったはずで、その辺をもう少し気を遣っていたら、戦闘シーンも今少し迫力が出たんじゃないかと思います。
 物語の方は、残念ながら何を言いたいのか今ひとつ理解に苦しむ内容でした。妙なメッセージ性を入れようなどと色気出さずに、しっかりエンターテイメントとして作り込む、ということが、日本の映画は苦手なのでしょうか? 主人公金田正太郎を演じる子役は、悩める小学生として結構上手に演技していたようですが、少年の成長物語としてみるには感情移入しにくいですし、そのほかのキャラに至っては、いまいち役割がよく判りません。警察が全く歯が立たない怪ロボットが出現しているのに自衛隊出ないですし、警察もどうも存在感希薄ですし。

 まあそんなこんなで疑問いっぱいなお話でしたが、そんなもんだと割り切ってみればそこそこ楽しめない事もないでしょう。
 ただひとこと、世に博士とか何とか言うような人種は、決してあんな運転手付き黒塗りリムジンに乗っていたり、どこかの孤島に大規模な研究施設を持っていたりする事はありません。大抵みんな生活レベルは一般庶民とそう変わらず、デビュー前の若手芸人さん並な生活レベルのヒトだってそう珍しくない世界です。つまり、麗夢の「電脳空域の迷路」に出ていた屋代修一博士の生活ぶりこそが、リアルな博士達の生活実相といえると思います。映画を作る方々は、妙な夢を見てないでもっと現実に根ざした人間像を描いて頂きたいものですね。

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健康診断で少し考えたのですが、なかなか改まりそうにありません。

2006-09-08 23:41:32 | Weblog
 今日は職場の健康診断の日。この日に備えてにわかに運動したり食事を控えたり、等というような無駄なあがきはやらず、というか今日がその日だという事も昨日まですっかり忘れていて、今朝も危うく食事してしまいそうになったくらい、普段通りに生活して受けましたので、果てさてどんな数字になって返ってくる事やら。なまじ妙な結果で「精密検査の必要有り」とかだと、医者にかかってとりあえず大丈夫、という証明をもらってこなければならず、できればそんな面倒ごとは避けたいので、悪くても「軽度の異常で経過観察」位にとどめたいところです。ならば普段からそんな悪い結果が出ないよう心がけていればいいんですが、どうも生来のものぐさは容易に改まりそうもなく、この一年ほど体調不安定な自覚を痛いほど感じていながら、健康的に運動したり食事改善したりというような気には一向にならない、というていたらく。私としては可能な限り長生きして世界の移り変わりを見ていきたいと思うのですが、これではその悲願もあえなく道半ばにして潰えそうです。早くバイテクでもナノテクでも遺伝子組み換えでもいいですから、臓器を交換したりして少しでも長生き出来るようにしてもらいたいものです。
 血液検査の結果はしばらく後にならないと出ませんけど、血圧などはその場ですぐ見られます。ただいまのところ、上が130ちょい、下が95ほどで、上はともかく下はかなり高めの様子。10年前は上120,下60-70位でしたから、明らかに下値の上昇が目立ちます。診察した医者に言わせると、動脈硬化の影響が考えられるとの事。血管が老化し、柔軟性を失っているために生じるのだそうで、面と向かってそういわれるとさすがにひやりとしたものを背筋に感じます。そういえば、私の祖父も下の血圧が上昇し、上の値とほとんど変わらなくなって亡くなったのだ、と聞いた事があり、遺伝的にそういう体質が有るのかも知れません。今度父に会ったら祖父の状況や父自身、あるいは親戚の皆さんはどうなのか、というのを聞いてみようと思います。
 とはいえ、酒はほとんど飲まず、タバコはやらず、食事もそれなりな私には、気を付けられるのは食塩の取りすぎを警戒するのと、運動くらいしかない、というのが困りものです。一番の原因はやはりストレスだと思うので、それを何とかするのが先決かとも思うのですが、さすがに仕事を放り出すわけにも行かず、現状の中で何とか少しずつ改善策、それも息長く続けられる奴を考えるよりありません。自分としては予想外に続いていて時折驚いたりするこの日記みたく、歩いたりする運動も続いてくれたらいいのですが、どうも途中で面倒になってくるのですね。何とか無理なく飽きなく続けられる方法が見つかったらいいんですが。通勤が歩いて15ー20分くらいの手頃なところに仕事が変わったりしないものか、などと、他力本願に考えております。

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法律家が平然とへりくつを垂れ流すのは、一種の病気なのでしょうか?

2006-09-07 21:05:30 | Weblog
 運転免許試験場から仮免許証を交付されるという誤りにより、ミニバイクを無免許運転したとの罪を問われた裁判で、検察は公訴取り消しを裁判所に請求し、公訴棄却が決まったというニュースを昼休みに見ました。はじめ、検察が「無免許運転は明らかだ」と公言していたのがやたらと居丈高に聞こえたのですが、どうやら自分達の杓子定規ぶりを反省するゆとりを持っていたのか、公訴を取り消す決断を下したのは何よりでした。明らかにミスを犯したのは運転免許試験場であるのに、そのミスのせいで随分無駄な時間と労力を裂かれる事になるのですから、試験場や検察相手に賠償請求してもよいようにも思えます。一方、仮免許かどうか、交付時に確かめれば判りそうな気もするにはするのですが、実際にはどうなのでしょう? もしあまりに極似したデザインだったなら本人の不注意よりも免許試験場側の過失が大きいと思いますし、そもそも仮免許と本免許をそのようなそっくりデザインにした輩の責任がもっとも重大だと思うのですが、一目で違うデザインと判るのならば、これは一概に試験場側の過失をあげつらうわけにもいかないような気もいたします。仮免許がどんなものだったか、あまりにそれを得たのが昔な私には全く記憶もありませんが、少なくとも、仮免許は丸い形にするとか、真っ赤っかな表にするとか、明らかに本免許じゃない、と一目でわかるデザインを採用すべきなんじゃないかと私は思います。

 さて、お昼のニュースではもう一つ、福岡の飲酒追突事故の犯人に付けられた弁護士が、「追突時も、正常な運転ができない状態ではないから危険運転致死傷罪に当たらない」と主張するのを見ました。それで一言言いたいのですが、正常な運転が出来るのにそれをしようとせず、結果として事故を起こして子供3人を殺害した罪は、正常な運転が出来ない状態よりも遙かに悪質で許し難い行為だと私には思えるのですが、私の感覚はどこかおかしいのでしょうか? 弁護士もそれが仕事だからやっているのでしょうけど、どう考えてもその主張は単なるへりくつ以下にしか聞こえないのですが。何度も飲酒運転を繰り返していたり、水飲んでごまかそうとしたり、この犯人には全く同情の余地もなく、こういう大馬鹿者を厳しく罰してこその法律だと思うのですが、先ほどの「無免許運転」を声高に主張した検察といい、この弁護士といい、法律家という人種には、どうも理解しがたい違和感を覚える事が多いみたいです。裁判員制度なる一種の陪審制が導入されるようですが、私がそんな裁判員の一人に選ばれてたとえばこの追突死事故の裁判に列席するような事になっていたら、無理は百も承知で死刑を求刑するよう主張していたかも知れません(そんな事が可能かどうかも実はよく知らないのですけどね)。

 ただ、一方でそもそも飲酒したヒトが運転できてしまう車の方にも問題が有ると私は思います。一昔前ならいざ知らず、センサー技術が発達し、車にも様々なCPUが搭載される今日、車にはもう飲酒センサーを搭載して酔っぱらい運転を未然に防止するような機構を、メーカーは責任持って開発・搭載すべきではないのでしょうか? 人間は自分勝手に甘い状況判断もすれば、失敗もします。アルコールが入れば、それらはよけいリスクを増す事でしょう。それを全て個人の責任に帰している間は、絶対にこの種の悲劇が無くなる事はありません。飲酒運転も含めて、戦争でもないのに年間何千人ものヒトが命を失うという「異常事態」をちゃんと「異常」と認識する感覚を持っていれば、何だって出来ると思うのですが。大手マスコミ各社も、そういった世論を喚起するような記事をちゃんと作れないものでしょうか?

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男子誕生で時間的なゆとりを得られたのが最大の喜びではないでしょうか?

2006-09-06 22:12:26 | Weblog
 ブログのテンプレートを、夏向けの涼しそうな柄からそろそろ秋らしくしようと思いまして、こんな柄を選んでみました。オレンジ色は緑色や紫色と並んで好きな色ですし、しばらくコレでいこうと思います。

 と思っておりましたら、帰り際、なんとミンミンゼミが鳴いているのを聞きました。さすがに蝉はそろそろ終わりだろうと思っていただけに、ツクツクホウシならともかく、ミーンミンミンミンミン、と真夏もかくやといわぬばかりに大音声で存在を主張する様子に、間違いなく夏は終わったんだな、と改めて感じさせられました。
 とはいえ、天気のほうは秋雨前線がかかってきたみたいで、ぐずついた天気になっています。それも雷つきで。夏の夕立ほど頻繁ではありませんが、思い出したように天地どよもす轟音が鳴り響くのは、なかなかの迫力です。今夜未明から明日にかけて大分強く降るらしいので、今宵は雷の夢を見るかも知れませんね。

 夢といえば、ほぼ全日本人の夢が結実し、ついに皇室に男子が誕生致しました。私は装置としての天皇制が維持できるなら誰が天皇陛下になろうが関係ない、という考えですが、それでも万世一系を維持できる男子の誕生には素直に喜びを覚えます。少なくともよほどの事がない限り、ざっと100年近く皇室は安泰を約束されたようなものですから。それだけ時間があれば、天皇制存続のための議論を深める事も出来るでしょうし、遺伝子工学をはじめとする生命科学がさらに格段の進歩を遂げ、社会的にも認知されて、人工的に万世一系を維持する手段も容認されるようになるかも知れません。その昔だって、変成男子の法というような密教の秘法を修して男子誕生を祈らしめたことだってあるのですから、密教の修法より効験のある生命工学の手法をもって当たることだって、そう悪いことではない、と私などは思うのです。まあそんな風に生命工学を見ているのは私を含めてごく少数かも知れませんけど、数十年もあればそんな情勢は大きく変わるんじゃないか、と楽観しております。
 ところで、ニュースで「お子様、お子様」と連呼するのはどうも聞いていて耳障りでした。「皇子」では駄目なんですかね? 「おうじ」と呼んでもいいし「みこ」と呼んでもよいと思うのですが、「お子様」なんて、デパートの迷子放送みたいでどうも滑稽さを禁じ得ないのですよ。アナウンサーも言いにくそうな感じもしますし。
 あと、自民党のヒトばかりインタビューに答えているみたいに見えたのですが、マスコミは、民主党やその他の方々からはコメント取ったりしないのでしょうか? 私がたまたま見てなかったりしただけで、ちゃんと映っているところもあったのかも知れませんけど、民主党はもちろん、出来れば共産党や社民党にもコメントをもらってきて欲しかったです。

 
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死後生殖、親子じゃないならいったい何だというのでしょう?

2006-09-05 22:48:54 | Weblog
 バイクの後輪が気が付くと「つんつるてん」になっておりまして、新しいタイヤが届くまでのここ数日、いつパンクするかと冷や冷やもので毎日乗っておりました。スピードも抑えめ、走行中も路面状態に注意の大半をし向けて、段差とか危なそうなガラス片や小石を避けてひたすら祈りつつ走るというのは、燃費はよくなっているかも知れませんけど、精神衛生上は正直大変つらいものがあります。普段なら遠慮したい雨も今回ばかりはタイヤの減りが抑えられそうな気がしてうれしいくらい、倒錯した数日間を過ごしました。おかげさまで結局恐れていた事態は起こらず、無事新品のタイヤにし換える事ができました。それにしてもここ1ヶ月あまり、バイクのメンテナンスに次々とお金が飛んでいきます。何とか破産せずにやりくりしてますけど、今バイクでもPCでもどっか故障したりなどしたら、たちまちスッカラカンで次の即売会など夢と飛んでしまいます。せめて後1ヶ月、何もなく無事に過ごしたいのですが……、と考えていて思い出しました。来月はバイクの任意保険の切り替えでお金がいるのです。ああ、いつになったら懐に余裕ができるんでしょうね(苦笑)。

 さて、今朝の新聞で「死後生殖「父子」認めず」という大見出しに目が止まりました。何でも凍結保存した亡父の精子を使って体外受精し、出産した子供の父親を、死んでいる父親の子供として認知するよう求めた裁判で、法的な父子関係は認められない、との判決が出たんだそうです。どうも私には裁判官が何を言いたいのかよく判らないのですが、生物学的には確実に父親の遺伝子を受け継いでいる以上、その子が父親の子であることは疑いない事実であり、その父親が受精前に死んでいようがいまいが関係ないことなのではないのでしょうか? 精子と卵子を会合させて二つの異なる遺伝子セットを混ぜ合わせて新しい遺伝子セットを生み出すというシステムに則っている以上、どのような方法であれそれは生殖行為であり、それの倫理がどうのこうの、という議論は、私には滑稽にしか聞こえません。
そもそも死後生殖の倫理を問題視するのなら、生殖とは何の関係もない快楽追求のための疑似生殖行為や、「正統な」生殖行為の元誕生するはずだった生命を絶つ中絶行為の倫理というのは一体どうだというのでしょう? それに比べればよほど「正統な」生殖行為じゃないですか。
 生物は遺伝的多様性を高めることで様々な変化に対応しようと進化してきた訳で、そのために雌雄分かれてそれぞれの遺伝子セットを混ぜあうという今の大半の生物が基本戦略としている形を採用してきたのでしょう。人間もまたその戦略に則った生物の一つであり、その遺伝子混合方法を更に多様に進化させる事が出来るようになったのですから、そういう点では何十億年かの生物の歴史の中では、快挙ともいうべき能力を身につけたわけです。それが一体何故いけないのか。どうも私には、「死後生殖なんてよく理解できないから何となく気持ち悪い」とか、「今まであり得なかった新しい事は、どうも不安がある」というような雰囲気で判決を出したんじゃないか、という気がしないでもありません。第一、遺伝的に間違いなく親子関係にある間柄を、法律ごときニンゲンの浅知恵が親子かどうかを判断するなど、全くもって笑止千万ですよ。
 何を悩む事がある、遺伝的に間違いないなら下らないご託並べていないでさっさと親子認定すべし、だって親子だもの、と私は思います。

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マリみて新刊情報で期待のふくらむ秋。

2006-09-04 21:10:20 | マリア様がみてる
 おお、久々に見る顔が新聞の一面を飾っておりますね。でも、正直一企業の元社長さんの裁判が始まった、というだけの記事が、夕刊一面トップの3分の2をしめる必要があったのかどうか、どう考えても理解に苦しみます。日は違いますけど、この間のムンクの「叫び」「マドンナ」発見さる! というニュースがどうして一面トップを飾らないのか、とか思いますと、私と日本の新聞とは随分興味のベクトルがずれていることを感じます。9月2日には終戦記念日特集しませんし、時折自分の方がおかしいのか?と思ったり致しますが、仮におかしいとしても「だからどうした?」という感じなので、別に構わないのです。ただ、私としてはどうしてこの元社長がそんなにみんな気になるのか、が理解できないだけで。
 
 と思うと、新聞の最終ページには同じく3分の2くらいの面積を取って、どうも訳のわからないカルト宗教っぽいアニメーション映画の宣伝が。思わず吹き出してしまいました。よくぞここまで堂々と、不思議時空な話を大まじめに語られること。どこまでスバラシイお話を拝聴できるのか、かえって興味が湧いてきそうなくらい、力が入っているようです。

 ところで、そろそろかな? と思いましてコバルト文庫公式ページを見に行きましたら、ちゃんと出ておりました。マリみて新刊、10月3日だそうですね。副題は「大きな扉 小さな鍵」。瞳子のたてこもった天の岩戸を開ける鍵を、ついに祐巳が手にするという事なのでしょうか? いい加減DVDも出るのでしょうし、そろそろ何とかして欲しいところですが、この題には、ここまで膠着状態だった祐巳と瞳子の物語が、いよいよ動き出しそうな期待がふくらみます。
 私の個人的な想像では、決着は早くても来年春過ぎ、次の次の次、位になるのでは無かろうか? と思っていたりしてますが、ちなみに易の卦をたててみると(一体何やっているんだか(汗))、10月新刊で祐巳ー瞳子が姉妹になるというのは山天大畜初六、という事で100%なし。年明けの新刊でスール成立は、天火同人六二、で、ほぼ確実になりそう、と出ました。これからしたらこの問題は来年早々の冬解決、という事になりますが、はたしてどうなるでしょう? まあどう転ぼうと楽しみなことには違いありませんので、ゆっくり後一月足らずを待っていようと思います。

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関西オフ終了。

2006-09-03 22:58:32 | ドリームハンター麗夢
 関西オフを終えて無事帰還致しました。
 本日は急な仕事や都合が付かずに二人の方が残念ながら欠席されましたが、新しく関西の仲間を一名加えることができたのは大きな収穫でした。

 反省は、下調べと各員の連絡方法をもっと徹底しておけばよかったという事。一応昼の部と夜の部でそれなりのイベントを用意していたのですが、まずとっかかりの集合で齟齬をきたし、予定のヒトがなかなかこないという状況に。連絡も取れず途方に暮れながらも、致し方なしと動き出したところで、お一人にうまく事前通知メールが届いていない事が発覚。平謝りに謝って、さっそく京都まで来ていただくこととし、連れだって1次会会場へ。京都のオタク御用達通り、寺町通にあるミリタリーメイド喫茶なる奇天烈なお店に向かいました。最初場所が判らず手探り状態で探索しつつ河原町を歩き回り、ようやく発見したところで不明の一人と合流したまではよかったのですが、店が混み合っていてなかなか席が空きません。
 その店のサイトによると、混雑時は1時間で席を立ってもらう旨、銘記されておりましたので、それを信じて待機名簿に記入して待っていたのですが、いつまで経っても呼ばれる気配が無く、結局いい加減しびれを切らして店を後にしました。どうも店のシステムに根本的な欠陥があるのか、狡猾な客が入り浸っていたのか判りませんが、あまり次の機会に改めて行こう、という気にはなりませんでした。一言、残念です。

 さて、時間は既に3時半。我ながら馬鹿馬鹿しいほど無駄な時間をつぶしてしまって反省しきり、という状態でしたが、とりあえずこのままでは収まりもつかないので、河原町のカラオケ店を探索して1時間だけ楽しんだ後、京都駅に戻ってもう一人と合流、予約していたお店に入って、中華料理で色々な話に盛り上がりました。料理のお味は、紹介サイトの言葉ほどではなかったな、と思いましたが、まずいというほどでもないですし、そこそこ落ち着いた一角でたっぷり話もできましたので、京都駅前であの金額ならまあ悪くはないだろう、と思いました。

 というわけで、今日は最初は失敗でしたが、あとは密度の高い話で盛り上がりましたし、記念誌の参加者への配布も全て完了しましたので、それなりに意味のあるオフ会になったと思います。コレで私の夏もようやく終了致しましたし。
 幹事役としては前半のもたつきを猛省するとともに、さて次はいつ頃どういう企画でいこうかと楽しんでおります。ここはやはり次、カラオケ三昧でしょうか? 更に2次会は一風変わった居酒屋さんを捜してみるとか、色々楽しみも増えました。

 それとは別に、とりあえず次は関西系で適当な即売会を探して「麗夢」で出る、という目標を改めて確認し、その準備にぼちぼちかかろうかというところです。まだ踏ん切りがつきかねておりますが、支援要請も致しましたし、思い切って名古屋まで遠征してみるか、というのが目下の検討課題です。

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誕生日と終戦の日が一緒というのも何か暗示的なものを感じたり致します。

2006-09-02 22:37:53 | Weblog
 本日9月2日は大東亜戦争の降伏文書調印の日であり、宝くじのくじの日でもあり、私ことかっこうの誕生日でもあります。調べれば他にも色々有りそうですけど、個人的には降伏文書に調印し、名実ともに戦争が終わった日、というのが興味深かったり致します。日本では伝統的に8月15日を終戦記念日としてますが、あえて申し上げるなら8月15日は無条件降伏を受け入れると連合国側に宣言し、国内向けには天皇陛下が玉音放送で敗戦・降伏を告げ、太平洋に休戦状態が生まれた日で、戦争そのものが完全に終わったとは言えない日だったのではないかと思います。第一大陸からの引き上げ難民を巡る闘いは未だ続いておりましたし、わずかなきっかけで戦火が再び燃え上がったかも知れない状況だったんじゃないでしょうか。その後連合国側との熾烈な交渉を通して戦争終結が決まったわけで、今年首相の靖国参拝を巡ってあれほど燃え上がった各種マスコミの戦争関連報道の集中豪雨が、今日には全く音沙汰なしというのは、少々理解に苦しみます。やはり今のマスコミはその程度か、と思いつつも、そんな事であの戦争を改めて考え直すことなんてできるのだろうか? と疑問に思わざるを得なかったりするわけです。それとも、私の狭い視野に入ってこなかっただけで、他の新聞やテレビなどではちゃんと報道されていたんでしょうか? できればそう願いたいと思うのですが、うちの新聞は今年大々的に戦争特集を何日にも渡って見開きで組んでいたほど戦争に力を入れていたのに、記事を発見する事ができませんでした。

 さて、それはともかく、明日はいよいよ関西オフです。予報によると天気は上々で残暑厳しい一日になりそうですが、今日一日どうも眠りこけていましたので、まあなんとか乗り切れるでしょう。久々に関西在住のファンが一堂に会する機会、DVDのことやら記念誌のことやら麗夢を巡る四方山話で盛り上げたいものです。

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防災の日に思う事

2006-09-01 23:58:14 | Weblog
 今日から9月、朝は大雨の中カッパに包まれ結構暑かったですが、帰りはすっかり晴れ上がって、重ね着しても寒さを覚えるほどでした。明後日日曜日の天気はどうでしょうね。なるべくなら暑からず寒からず、もちろん雨はなし、で願いたいものですが。

 さて、関東大震災が日本を襲った日が今日という事で、あちこちで防災訓練などが盛んに行われているようですが、関東・東海・東南海など、この30年ほどでほぼ確実に起こるといわれている地震は、いつ起こるんでしょう? 最近仕事で東京方面に出向く事もそれなりにありますし、なんといっても夏や冬には(冬は滅多に行きませんが)有明まで行くわけでして、東京や行き帰りの道中ではどうしても気にならざるをえません。それでも即死とかならまだあきらめもつくでしょうが、妙に負傷して救助を待っていたりして、手持ちの荷物が散乱したりあるいは救助時に回収されたりしたら、ちょっと恥ずかしくて身の置き所に困りそうです。まあそれほど怪しいものや奇怪なものを買ったり作ったりはしないのですが、それでも羞恥心をくすぐるくらいのものはそれなりに荷物の中に含まれるわけですから、なるべくならそういうときには地震など起こらぬように願いたいものです。
 
 ともあれ明日は久々の休日。まずはのんびりと体を休め、明後日に備えたいと思います。

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