親王殿下の名前は悠仁さまに決まったそうですね。悠久、悠遠の悠の字をもって、「ひさひと」と名乗られるとか。まさに遙けき神代より轟く歩調受け継ぎて、大行進の先頭に立たれるにふさわしい御名ではありませんか。皇国常に栄えあれとの願いのもと、是非つつがなく伸び育ち、次の次、あるいはその次の陛下になられますよう、心から祈念申し上げます。
さて、慶ばしいニュースだけ聞いていれば幸せというものでしたが、どうもそうでないニュースばかりが世の中横行しているみたいで、山口県の高専で起きた殺人事件容疑者の青年の実名が掲載された新聞が、図書館で閲覧制限されていたり、その図書館の一つが我が奈良県のだったりするのは情けないばかりです。でもそれ以前に、どうして被害者は写真名前付きでこれでもかとばかりにテレビも新聞も公開してはばからないのに、加害者だけ伏せておいたりするのでしょうか? 特に今回は容疑者が自殺しており、最初から実名写真付きで報道なりしておればひょっとして自殺する前に捕らえることも出来たかも知れないのに、少年法なる奇怪な法律のためにそんなことも出来なかったというのは、まさに杓子定規そのものではありませんか。法律家という輩はどうしてもっと物事を弾力的に考える事が出来ないのでしょう? 法律もたかだか我々がつつがなく暮らしていくためにこさえた一つの方便に過ぎません。そんなたかが方便に縛られ、本来の目的たる役目が果たせないなど、これほど馬鹿馬鹿しいものもそうはありません。図書館で新聞を見せる見せないなどと言うのは言うなれば些末事で、そんな問題が生じる事自体、今の少年法なる方便が機能不全に陥っている証拠と言えるのではないでしょうか。
不快なニュースといえば飲酒運転の話題もその一つで、取り締まり強化週間がスタートし、京都一の歓楽街祇園では、大規模な一斉検問を実施した、と夕刊一面にでかでかと載っておりました。その検問で、6人が検挙されたのだとか。あれだけ連日飲酒運転が世情を騒がせているにもかかわらずこのていたらくというのもまさになんだかな、とため息の一つも出てしまうところですが、おそらく強化週間なるものが終わればのど元を過ぎてしまうのではないか、と思われるのもまた、むなしさを禁じ得ないことではあります。厳罰化した道交法違反を逃れるため、ひき逃げが増加しているというニュースも腹立たしい限りですが、厳罰化、などといういわば事後処理のやりやすい事ばかりに目を向けるのではなく、運転不適格としか考えられない人間にも安易に交付される免許制度そのものや、全ての安全運行義務努力が運転者だけにかかってしまうフェイルセーフのかけらもない自動車のメカニズム、自動車の運行に無用の負担をかける貧弱な道路環境など、車を取り巻くあらゆる事象を洗い出して、事故0を実現するための方策を練り、そこにヒトと予算を投入するべきでしょう。
さて、慶ばしいニュースだけ聞いていれば幸せというものでしたが、どうもそうでないニュースばかりが世の中横行しているみたいで、山口県の高専で起きた殺人事件容疑者の青年の実名が掲載された新聞が、図書館で閲覧制限されていたり、その図書館の一つが我が奈良県のだったりするのは情けないばかりです。でもそれ以前に、どうして被害者は写真名前付きでこれでもかとばかりにテレビも新聞も公開してはばからないのに、加害者だけ伏せておいたりするのでしょうか? 特に今回は容疑者が自殺しており、最初から実名写真付きで報道なりしておればひょっとして自殺する前に捕らえることも出来たかも知れないのに、少年法なる奇怪な法律のためにそんなことも出来なかったというのは、まさに杓子定規そのものではありませんか。法律家という輩はどうしてもっと物事を弾力的に考える事が出来ないのでしょう? 法律もたかだか我々がつつがなく暮らしていくためにこさえた一つの方便に過ぎません。そんなたかが方便に縛られ、本来の目的たる役目が果たせないなど、これほど馬鹿馬鹿しいものもそうはありません。図書館で新聞を見せる見せないなどと言うのは言うなれば些末事で、そんな問題が生じる事自体、今の少年法なる方便が機能不全に陥っている証拠と言えるのではないでしょうか。
不快なニュースといえば飲酒運転の話題もその一つで、取り締まり強化週間がスタートし、京都一の歓楽街祇園では、大規模な一斉検問を実施した、と夕刊一面にでかでかと載っておりました。その検問で、6人が検挙されたのだとか。あれだけ連日飲酒運転が世情を騒がせているにもかかわらずこのていたらくというのもまさになんだかな、とため息の一つも出てしまうところですが、おそらく強化週間なるものが終わればのど元を過ぎてしまうのではないか、と思われるのもまた、むなしさを禁じ得ないことではあります。厳罰化した道交法違反を逃れるため、ひき逃げが増加しているというニュースも腹立たしい限りですが、厳罰化、などといういわば事後処理のやりやすい事ばかりに目を向けるのではなく、運転不適格としか考えられない人間にも安易に交付される免許制度そのものや、全ての安全運行義務努力が運転者だけにかかってしまうフェイルセーフのかけらもない自動車のメカニズム、自動車の運行に無用の負担をかける貧弱な道路環境など、車を取り巻くあらゆる事象を洗い出して、事故0を実現するための方策を練り、そこにヒトと予算を投入するべきでしょう。