かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

朝から順調だったのに、寝る前になってガックリ寝込みかねない事態が待っていました。

2010-09-15 21:58:28 | Weblog
 ううう、なんだか判らないうちに、書いていたブログの記事が2回もどこかに消えてしまいました。一回目は書き上げて投稿ボタンを押した途端に表示がパスワード入力画面に変わり、? と思いつつ再度入力したら記事は既にお亡くなりになっていました。二回目は、ようやく気持ちを取り戻して書き直していたら、変換時に左手の小指が何か違うキーに触れた途端、それまで書いていた文章が全てキレイにリセットされて、元に戻らなくなっておりました。
 その瞬間、なんなんだ一体! と思わずキーボードを叩いてしまいましたが、もちろんそんなことで書いていた文章が復活するわけではありません。まったく、一回だけでも心が折れそうになりますのに、気を取り直して一から書き直した文章までどこかに消えてなくなったりしては、さすがに立ち直れそうにありません。久々に書き直しをさせられましたけど、1日に2回もやり直しするのは初めてじゃないでしょうか? このブログに関しては、今日は間違いなく「厄日」じゃないかと思います。

 まあ今日はとりあえずこの間の休日出勤の代休をもらったので朝から運転免許の更新に行って滞りなく済ませることも出来ました。平日の免許センターは程良く空いていましたし、一応金免許ですので講習時間もごく短く済み、なんとなくお得な気がした午前中でした。それで今日の運を使い果たしたのかも? まあ明日はそんな馬鹿なことがおきませんように、とお祈りしつつ、とっとと寝るといたしましょう。

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民主党党首選、蓋を開けてみたら結構大差になっていたんですね。

2010-09-14 21:31:36 | Weblog
 民主党代表選、いつの間にか終わってました。まあ仕事行ってる間に決まったわけだから、その瞬間に気づかなくても当然といえば当然なわけですが、なんとなく、よく判らないうちに決まってしまったという感がぬぐえません。まあ私は民主党員でも民主党支持でもないので、その事自体については特に感慨もありません。ただ、以外に大差がついたのが何とも印象的でした。それも、国会議員ではほぼ伯仲だったのに、地方議員とサポーターなる要するに地方票で大差がついたというのが不思議といえば不思議でした。なんとなれば国会議員だってその立脚するところは地元即ち地方であるはずで、その地方でこれだけの大差がついたのにそれが国会議員には波及しなかった、ということが驚きであったのです。地元支援者の意向に逆らってでも前幹事長に一票を投じた議員さんが結構な数いらっしゃったということで、身近に前幹事長の姿を感じ取れる位置にいるヒトと、マスコミを通じて間接的にしかその姿を知らないヒトの差がこうして現れた、ということなのだろうな、と一応納得はしております。ただ、そうやって議員さんと地元がねじれてしまって果たして党としてやっていけるのか、次の選挙、大丈夫なのかな? とヒトゴトながら少々気にもなってくるのです。
 まあ何はともあれ、また首相の首がすげ代わる、という笑えない政治空白が生じることはひとまず回避されたわけで、今の首相がそれほど期待できないヒトだったにせよ、ほんの少し安堵できるような結果にはなったのかな、という風にも思えます。
 
 
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次のコミトレに向け、ついに始動したような気がいたします。

2010-09-13 21:16:04 | ドリームハンター麗夢
 昨日アップした分で、連載小説もやっと先が見えた気がしました。これまでは、果たしていつ終わるのか、いや、終われるのか? などと弱気になったこともありましたが、ここまで来たらあとはクライマックスに突入するばかりです。1月にある次のコミトレに向け、なんとか目処が立ってきました。
 その一方で、タロットカード作成用掲示板「かっこうの井戸端」では、今回予定の新刊に挿絵を担当いただくことに相成ったかいかい様による新スレッドが立ち上がりました。拙著のために、色々とデザイン設定を練っていただける場を設けていただいたとのことで、大変有難いことだと感じ入っております。ところでここは、ぐぐっても出てこない掲示板です。もしご興味のある方はかっこう宛連絡下さい。

 さて、なぜか今頃サボテンの花が咲きました。このサボテン、ロビビア属のアラクナカンサという名前のサボテン、ということで、このゴールデンウィークに和歌山の植物公園で購入したものですが、普通は春から初夏に咲く種類のはずで、実際に購入直後に美しい花を咲かせておりました。なのにそれが今頃咲くなんて、今年の夏が異常なほどの暑さだったためにちょっとおかしくなっているんじゃないか、と思われます。これで弱ったりしなければいいんですが。でもまあ綺麗でしたので、とりあえず撮影しておきました。


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07 決戦その4

2010-09-12 12:00:00 | 麗夢小説『夢の匣』
 円光は、数mの距離を置いて、一人の少女と向き合っていた。一見、ただぼうっと二人突っ立っているようにしか見えないが、円光は胸の前で複雑に両手を組み合わせ、一心に何かを口誦さんでいる。対する少女は、じっと円光を見つめたまま微動だにしないが、よく見るとその唇がかすかに震え、何かを高速で呟いているのが見て取れた。
 この、洞窟の中の彫像か転がる岩のように静かな二人の間では、阿鼻叫喚の地獄絵図が、何匹ともしれぬガマガエルと可愛らしくデフォルメされた円光のミニチュア人形の間で繰り広げられていた。
 その集団戦はほぼ互角のもみ合いが続いていたが、榊が見るうちに、徐々にではあるがガマガエルの方が押しつつあった。力のほどは拮抗していたが、重量感溢れるガマガエル達が列を並べて押し寄せるのを、さしものミニチュア円光軍も押し返しきれずにいるのだ。
 ジリジリと後退する円光の集団と、波濤のように押し寄せるガマガエルの群れ。
 ほとんど感知できないほどの違いしかなかったガマガエルと円光の陣地の広さが、今や明らかにガマガエル側が広くなるまでに、差が顕著になってきた。
 そのガマガエルが通り抜けた跡に、かつてはミニチュア円光だった人型の切り抜き紙が、ボロボロの紙屑と化して散らばっている。
 無表情の円光の額にも、苦戦の脂汗がにじんでいるようだ。
 榊はこうしてはいられない、と立ち上がろうとした。暗黙の了解で1対1の対決になったが、こちらにはそんなことよりも、一刻も早く麗夢と合流しなければならない事情がある。フェアだの卑怯だのと言っていられる余裕は榊にはなかった。
 しかし、その焦りは杞憂であった。
 円光が一際高く真言陀羅尼を口誦さんだ途端、生き残りのミニチュア円光達がいきなり数十センチも飛びすさって円光の目の前に陣を布いた。更に、今までは錫杖を武器に思い思いに戦っていた円光人形たちが、その錫杖を自分の前に突き立て、一瞬の狂いもなく、同時に本体と同じポーズで胸の前に印を結んだ。
 円光の読誦が一瞬止んだ。
 ミニチュア円光達の動きもピタリと止まった。
 その直後。
「秘法、夢曼荼羅!」
 「「「「「「「ゆめまんだら!」」」」」」
 円光とミニチュア円光達が同時に叫んだ。洞窟に、円光の力強い言霊と、ミニチュア達の甲高い蚊の鳴くような声の大合唱が反響する。その反響を追いかけるように、円光とミニチュア達の眼前に、燦然と輝く曼荼羅の図が浮かび上がった。中央に大日如来を配し、その周囲に八つの蓮の花弁とそこに坐す仏や菩薩の姿が浮かび上がる。更にその周囲にも朧に様々な文様が宙に描かれた大小2サイズの中台八葉院が、迫り来るガマガエルの集団に強烈な燭光を射放った。
 洞窟全体が真っ白に塗り潰される程の膨大な光が薄れ、一瞬視覚を失った榊も、ようやく夢曼荼羅で浄化された戦場を観ることが出来た。そこにはあれほど居たガマガエルもミニチュア円光の姿も無く、その残骸の白い紙が雪のように舞い散る中で、片膝をついた円光が脱力してピクリとも動かない少女の身体を抱き上げているのが見えるばかりだった。榊はようやく立ち上がると、円光と纏向琴音の元に駆け寄った。
「まさか、死んじゃいないだろうね円光さん」
 辛うじて声を絞り出した榊に、円光は答えた。
「大事ない。怪我もありません。気絶しているだけです警部殿」
 不安気に覗き込んでいた榊は、ほっと胸をなでおろした。幾ら敵とはいえ、小学生の女の子を怪我させたり、ましてや死なせたりしたら、寝覚めが悪いでは済まない。安心した榊は、あ、そうだ、ともう一つの戦いに意識を向けた。全く無視していたわけではなかったが、まず目に入った円光vs琴音の一戦にほとんどの注意が注がれてしまったのだ。
「鬼童君は!」
 大慌てで振り向いた榊の目に、鬼童海丸と斑鳩星夜の二人が、数mの距離を隔ててうずくまっているのが見えた。
「なんなんだ今の光!」
「円光さん、夢曼荼羅を放つなら放つで、ちょっと予告してくれないと困るよ」
 二人共、円光を中心に爆発した強烈な光に視力を奪われ、相手の位置が分からなくなっていたようだった。
「……大丈夫か? 二人共……」
 何気に尋ねた榊に対し、鬼童、星夜の二人が同時に振り返って真っ赤に染まった目で睨みつけた。充血した4つの涙目に晒され、榊も、うっと唸って思わず半歩後ずさりする。こうして引いた榊を無視して、二人はなおも目頭をもみ、目をこすりながら、改めて立ち上がって対峙した。
「全く、とんだ邪魔が入った」
「申し訳ないな、僕の連れはいまいち空気が読めなくてね」
「いいよ。そんなこと。それより私も二人失って余裕がなくなった。もう手加減は出来ないから、そっちで死なないように頑張ってもらえると助かる」
 星夜の身体から、更に多くの触手が伸び出てきた。今までに倍する数に、鬼童は背中に冷たい嫌な汗が流れるのを意識した。
「……友達がやられて、心配じゃないのかい?」
 さりげなく間合いを図りつつ声をかける鬼童に、星夜はふっと笑って白い歯を見せた。
「なに、心配ない。貴方達が我々を傷つけないように配慮しているのは先刻承知の上だ。それに万一死んでも、私がすぐに生き返らせてやるよ」
「……それは心強いな……」
 鬼童は苦笑いして、手にした巨大拡声器のような機械のスイッチを入れた。ヴォン! と機械に電源という生命が吹き込まれる音がかすかに鳴り響き、それが開始のホイッスルだったかのように、星夜が鬼童目がけて触手を飛ばした。
「これで終わりだ!」
「っ!」
 星夜の触手は、鬼童だけではなく榊にも伸びていた。虚を突かれた榊に数本の触手が互いに絡まりあいながら、奇怪な一本の棒と化して猛烈な勢いで迫ってくる。もはや回避は出来ない、と榊が全身に力を込めて受け止める覚悟を決めた瞬間。榊の胸に触れるか触れないかというすんでのところで、触手の動きがピタリと止まった。
 驚いて見やると、鬼童のところでも同じような光景が見えていた。もっとも鬼童はその迫り来る風圧だけで腰が砕け、格好悪く尻餅をついていたが。
 更に視線を振ると、無数の触手を身体に纏う一人の少女が、苦しげにその場にうずくまっているのが見えた。
「……な、なにを、した……」
 鬼童は改めて立ち上がって裾を払うと、星夜に言った。
「何、直接君の大脳をノックしてみただけだよ。ちょっと強くだけど」
「……な、んだって?……」
 なおも苦しげに問いかける星夜に、鬼童は言った。
「ここは洞窟だから、反響を計算して振動波を放てば、その振動波をある一点に収束することができる。今君がいる位置が、ちょうどその収束ポイントなんだ」
「……そ、そんなことが……?」
 星夜は鬼童のやった『攻撃』をやっとの思いで理解した。あの拡声器型の道具は、ほぼ見たままの性能を発揮したわけだ。しかし、そんなことが本当に可能なのか? この複雑極まる洞窟の壁の反響を利用し、振動する複数の波の干渉を制御して、その力を一点に収束集中させるなんて。でもそれが理屈なら、勝機はある!
 星夜は触手で地面を蹴った。その反動で小柄な身体が3mは優に飛ぶ。更に着地の衝撃を他の触手で和らげた星夜は、重くのしかかるように頭を圧していた振動波の圧力が消えていることに気がつき、勝利の笑みを浮かべようとした。
 その時。
「ぐあっ! な、なんで?」
 一瞬遅れて、同じ力が星夜の大脳を強引に揺さぶった。思わずもう一度同じ方法で今度は後ろに大きく飛び下がる。そして、飛び下がった一瞬だけ猛烈な頭痛がやんだが、ものの1秒も立たないうちに同じ痛みが星夜を襲った。
 星夜は悟らざるを得なかった。
 駄目だ、この洞窟に居る限り、この攻撃から逃れられない。
「洞窟の内部は全て計測済みだよ。それより、そろそろ降参してくれないかな。このままだと最悪脳に悪影響が残ってしまう」
 やはりそうか。星夜は愕然としながらも、なんとなく納得した。やっぱりこいつら、一筋縄ではいかない。星夜は、揺さぶられる脳裏に浮かぶリーダーの幻影に、心の中で頭を下げた。
(悪いな、皐月。どうやらここらが限界のようだ)
 星夜は、顔をしかめながらもふらふらと立ち上がった。
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真の斎明天皇陵(?)の牽牛子塚古墳を観てみました。

2010-09-11 22:34:35 | Weblog
 今日は午前中仕事で、帰宅し遅めの昼食を摂った後、現地見学会が行われた牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)を観に行きました。開始時は200人のヒトが並んで大変だったそうですが、午後も3時を回ると随分人出は減って、ゆっくり観ることが出来ました。
 まず驚いたのは、古墳が自宅から歩いて3分くらいのところにあったこと。地元の新聞で一面大見出しのトップ記事になっていた対象が、こうも自分の身近に存在していようとは、思いもよりませんでした。
 そして、こんな狭い山の中に200人も並んだ、という事実。200人ばかりというとそんな大したことはない風にも感じられますが、人一人が歩くほどの狭い山道にある古墳に、そんなにヒトが集まったりしたら、案内の担当の人はさぞ苦労されたことでしょう。
 とまあそんなこんなに驚いたり感心したりしながら、案内に沿って見学しました。


まずは石室です。
大きな岩を刳り抜いて作られた石室を至近から覗くことが出来ました。でもこの巨岩、約80tもあるそうですが、この土地に元からあったものではなく、遠く二上山から切り出して、直線距離で20キロ近く、途中の川を超えて延々運び上げたもので、何故そこまでしてここまで運んで据え付けたのか、自分ちの近所がそんな土地に選ばれていたことに、何とも不思議な咸興を覚えました。



次にぐるっと回って裏側の古墳全体像です。石室を囲んでいた安山岩の石柱が一部露出しているのが見えます。手前の溝には、この古墳が「八角墳」であることを決定づけた石畳がのぞいています。まるで舗装道路のように、幅1mほどの石畳の帯が綺麗に135度の角度で屈曲しているのが見て取れました。



 更に、小ぶりな石が隙間なく敷き詰められているところもありました。何でも、古墳完成当時は、こんな白い石が墳丘全体に装飾され、見事な3段構成の八角形が見られたのだそうです。



 最後に、発掘時に撮影された写真がベニア板で急増された掲示板に貼っつけてありました。上からでは見えにくかった石室の奥などが見られたのですが、その内部の中央の柱がいかにも見事な造形物に見えて、感動的でした。

 様々な考古学的な調査により、斎明天皇陵であることはほぼ間違いない、という話だそうですが、宮内庁はかたくなにそれを認めようとはしないそうです。多分、斎明天皇が葬られたことを示す墓誌でも発見されない限りは認めないでしょう。でもそれよりも、ここを本当に斉明陵としてしまったら、天皇陵発掘の先例となることを恐れているのでしょう。今後なし崩し的に他の古墳にも発掘の許可を、という声が上がれば、さすがに今まで通り突っぱねるのも難しくなるはずで、宮内庁としても、というより、今宮内庁の中でそういった決断を下す権限を持つ席に座っているヒトは、自分が異動するまではそんな面倒や責任は極力避けたいと思っているに違いない、と想像されます。まあお役人としては当然の反応なのでしょうけれど、少しは考古学の成果も認める度量を持つべきなんじゃないでしょうか。

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季節の変わり目のせいかやたらと寝不足です。

2010-09-10 21:31:29 | Weblog
 なんだか今朝は4時過ぎに目がさめてしまい、そのまま二度寝することが出来ずに、ゴロゴロと布団の中で転がりながら朝を迎えました。ここ数日、寝付きがいまいちだったりして睡眠不足が常態化しつつあったのですが、さすがに今日は眠くて眠くて、今も気を抜くとそのまま夢の世界に直行してしまいそうです。
 これは多分、季節の変わり目に差し掛かっていることを身体が敏感に感じ取っているのでしょう。それに対応して適宜調子を整えてくれれば言うこと無いのですが、残念ながら感じ取ることはできても、整えることまでは出来ないために、大抵季節の変わり目は具合が悪くなります。すっきり切り替わってその季節に身体が順応すれば大丈夫なのですが、そうなるまでには今しばらくかかりそうです。明日土曜日はお休みだからゆっくり寝て、と行きたかったのですが、チト急用ができて午前中だけ出勤しなければなりません。当然朝はいつもどおりの起床でないと間に合いませんから、今夜ばかりはさっさと眠りについて、出来れば朝までぐっすり、と行きたいです。

 そんな中で見た夢を一つ記録しておきましょう。と言っても、実に短いモノですが。
 夜、空を見上げましたら、天の川の見事な星空が見えました。久しぶりに天の川を見た、と感動しながら、ひたすらその煌きを仰いでいました。
 終わり。
 星の夢は幸運の兆しなのだそうですが、なにかいいことがあると嬉しいですね。今夜もいい夢をみられればいいんですが。

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やっと秋になった? と思いましたが、一時の幻に終わりそうです。

2010-09-09 23:08:15 | Weblog
 今日は仕事で大阪に行きましたが、朝から涼しくて実に過ごしやすい一日でしたね。夏から秋に空気が入れ替わったのが実感できる爽やかさ。空も高く澄んで、間違いなく秋の青空です。心なしか、日中のお日様もひところの苛烈さが和らいだような気がしました。ただ、この気持よさは一時的なもので、また暑くなるのだそうです。早く本当の秋になって欲しいと心の底から願います。

 今日は大阪から帰ってきてから、更にとある別件の仕事の打ち合わせがあり、ついさっき帰宅しました。なかなかハードな一日でしたが、涼しいだけでなんだか頑張れる気がします。もっとも、今日の大阪での仕事や夜の打ち合わせのおかげで、9月後半にかけて楽しいけど思い切り大変な仕事が待ってることになりそうです。体調管理に気をつけて、本格的な秋になってくれるはずの10月まで、無事に乗り切りたいです。

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大阪ー関東が1時間強5000円で行けるようになるそうです。

2010-09-08 22:00:52 | Weblog
 今日は二十四節季の一つ白露。秋の気配が深くなり、野の草の葉に白露が宿る、という季節を表すのだそうです。この次の節季が秋分ですから、まさに夏が去り秋が本格化する頃合い、という所なのですが、残念ながら日中の暑さは秋の気配など微塵も感じられません。ただ今日に限っては、台風のおかげで一日雲が分厚く天を覆い、苛烈なお日様を遮っておりましたので、痛いほどの暑さは覚えずに済みました。もっとも、関東ではものすごい雨で暑気どころの騒ぎではなかった様子ですが。東海道新幹線が止まったといいますから、本当に余程とんでもない雨が降った
のでしょう。
 台風の雨でひどい目にあったのは確か今時分だった、とブログを遡ってみましたら、ちょうど3年前の今週でした。あの時も電車が止まって、しかも一向に再開の気配がなく、本当に難渋しました。その分貴重な経験も積みましたが、まあ二度としたくない経験でもありました。
 今年は、この月末に上京する予定がありますが、季節からするとちょうど台風がワンサカやって来るシーズン。今年は台風が少ない、と言いつつも既に2つ、列島に大きな傷跡を残すのがやってきていますから、油断は禁物です。まあ注意していたからと言ってどうにかなるようなものでもないのですが。

 上京といえば、全日空が関西空港と成田などの首都圏の空港とを5000円程度で結ぶ格安の航空会社の設立を検討中である、という報道がありました。5000円といえば昼間の高速バスや夜行の安い方のバス並の価格。安くてもそこは飛行機ですから所要時間は通常の航空便とそうは変わらないと期待できますので、倍以上の値段になる新幹線や数倍の時間が必要で、到着時間も読み難い高速バスよりもかなり魅力的な上京手段になりそうです。関東側がどこの空港に降りることになるのかによってはその魅力も多少は減じてしまうかもしれませんが、もし本当にそんな便が就航するようなことになりましたら、とりあえず一度はためしに乗ってみたいと思います。

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今日はお仕事で一路福井まで。

2010-09-07 21:36:24 | Weblog
 今日は仕事で福井県福井市にある国立福井大学まで足を伸ばしてきました。まことに失礼ながら福井に国立大学がある、ということを知らなかったのですが、こじんまりしたキャンパスに真新しいな校舎が立ち並ぶ、なかなか綺麗な大学でした。お昼は生協の食堂で頂きましたが、単に安いばかりでなく、さすがは米どころと言うべきか、ご飯が美味しくて大変満足しました。



 これは、ひょっとしてひょっとしたら、原子力発電所が立地しているおかげなのでしょうか。お訪ねした先生も潤沢な研究資金をお持ちのようで、高価な機材を用いた実験に精力的に取り組まれている様子でした。実に羨ましい限りで、思わず、こんな形で恩恵があるなら奈良県にも是非原発を建設してもらいたいと不謹慎にも思ってしまいました。
 
 それにしても、福井県というのは割と近いということを認識いたしました。車で走っていったのですが、約250キロを片道4時間、うち、2時間弱はうちから奈良県を抜けて京滋バイパスにのるまでかかり、残り2時間強で北陸道を経て福井市まで到達しました。特に北陸道は車も少なくて、快適なクルージングでそれほど疲れることもなく走り抜けられました。帰りも4時間で往復8時間、これなら十分日帰り圏内ですね。
 帰路、滋賀県内で、接近する台風9号の影響と見られる大雨に見舞われて前が見えなくなったのには閉口しましたが、総じて無理なく無駄なく走ることが出来たと思います。

 で、帰ってみると自宅周辺ではほとんど雨は降っていない様子でしたが、多分明日はそれなりに雨になるでしょう。夕立のような降り方ではいまいち土壌に染み込まず、思ったほど土地の渇きは癒えないものですが、シトシトとじっくり降ってくれるなら、このところの暑さで乾ききった地面にも、恵みの雨となることでしょう。

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コミトレますます大きくなって、ご同慶の至りです。

2010-09-06 21:14:56 | ドリームハンター麗夢
 昨日は朝からインテックス大阪まで行きたかったのですが、のっぴきならぬ事情でどうしても午前中は身動きが取れず、結局、会場入りしたのは昼の1時半も過ぎた頃でした。コミトレは3時までのイベントなので、1時間半しかいなかった訳ですが、短時間でも貪欲に楽しみたい、いや、現状の体力を考えますと、これくらいの時間の方が疲れもたまらず楽しさだけ堪能できると言えるのかもしれません。
 まあそれはともかく、お知り合いの皆様とも久闊を叙することができましたし、十分出てきた甲斐はあったと思います。
 それにしても、今回も、コミトレは回を重ねるごとに成長しているのが実感できる規模になっておりました。4号館と5号館の2館開催は前回と同じですが、机の配置やお客さんの様子を鑑みるに、参加人数も前回を凌駕しているのではないか、と感じました。
 ただ、5号館が冷房がよく効いていて、恒例のメイド隊による無料コーヒー・紅茶サービスなどインフラが充実していたのに対し、麗夢サークルの配置された4号館は空調があまり働いている様子がなく、なんとなくおまけというか付け足しというか、ちょっと待遇に差があるんじゃないの? と感じられないでもない様子が伺えたのが残念でした。まあ主催者側にも事情はあるでしょうし、設備の差などは如何ともしがたいこともあるでしょう。それを加味した上で、次回以降も単なる規模の拡大ばかりでなく、内容の充実にも意を注いで貰えたら、次回参加予定の私としてはありがたく思います。

 コミトレ終了後は、皆さんと日本橋に出て麗夢のガチャポンフィギュア探しを行ないました。
 その結果がこれ。





 ちゃんと大阪でもガチャガチャできるようになっておりました。早速私も100円玉5枚を用意して、ン十年振りに機械のダイヤルを回しました。

 さあ、冬のコミトレには出ると宣言してしまったので、とにかく新刊を作らないといけませんね。そのためにはまず今連載している話を終わらないといけません。それに、紙やインクのストックもまた集めないといけませんし、今年の年末年始はなかなかハードなスケジュールになりそうな予感です。

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07 決戦その3

2010-09-05 12:00:00 | 麗夢小説『夢の匣』
 榊は咄嗟に軽く身体をひねって、正面に迫っていた狼の巨大な顎をかわし、その首筋にしがみついた。
『離せ!』
 榊は満身の力をこめて締め上げようとしたが、狼がバネを効かせて首を左右に振り回すと、たまらず跳ね飛ばされて尻餅をついた。そこに間髪入れず狼がのしかかった。大きな顎を限界まで開き、真っ白な牙を唾液でてからせながら、榊の頭を丸かぶりするように襲いかかる。
「っ!」
 榊は、剛毛と硬い筋肉に覆われた狼の肉体の中で、ただ一つ柔らかく湿り気を帯びた部分、その鼻面に、思い切り拳をぶち込んだ。続けて、きゃうん! と悲鳴を上げてのけぞる狼の腹めがけ、右足で蹴りを入れる。だが狼もただやられるばかりではない。腹を蹴られて飛び下がる瞬間、獰猛な牙で榊の右腕にかぶりつき、その背広の袖を食いちぎった。狼の体の下から転がり出た榊と狼の間に、袖の断片が宙を舞う。榊はもう一度立ち上がると、態勢を整えようと向き直った狼に猛然と飛びかかった。
 円光は、錫杖を前に改めて両手を複雑に組み合わせ、ゆっくりとつぶやくように真言陀羅尼を口ずさんだ。すると、目の前に展開するミニチュア円光達が、生気を吹きこまれたかのように動き出した。これもミニチュアサイズの錫杖を構えるもの、腰を落として右手を顔の前に掲げ力を貯めているもの、オリジナル同様に錫杖を立て、複雑な印を結んでいるものなど、思い思いの態勢でガマガエル軍団を迎え撃つ。対するガマガエルは、重い身体を引きずるようにノロノロと行進を続けていたが、あと一歩、というところでやにわに飛び掛ってきた。その鈍重そうな姿の突然の豹変に、最前列の円光達が虚を突かれて為す術なく巨体の下敷きになる。だが、その後列から一群の円光が一声鋭くガマガエル達に跳びかかり、どんぐりした目に錫杖を突き立てるや、一部のカエル達がたまらず横倒しに腹を見せた。その腹めがけて更に襲いかかる円光の群れと、倒れた仲間を乗り越えて進むガマガエルの群れが激突し、あちこちで混戦状態が出現した。
 鬼童は本人からすれば精一杯の努力でかろうじて3本の触手をかわすと、いつの間にか手にしていたスタンガンを手近な一本に押し付けた。バチン! と盛大な放電音が鳴り響き、はじかれるようにその触手が跳ね上がる。だが、一旦引いた触手は、特にダメージを受けた様子もなく、ウネウネと星夜の周りで蠢くばかりである。
「ハハハ、効かないよ。少なくともそんな低出力じゃね! それより、そっちの武器を使ったらどうだい?」
「参ったな、人ならまず確実に失神させられるレベルなんだけど……」
 実際、小学生のそれも女の子相手に使うのはどうかとためらいもした武器なのであるが、害どころか効果すらなしとあっては、これに頼るわけにもいかない。鬼童はあっさりとスタンガンのスイッチを切ってポケットに収めると、改めて一見巨大拡声器のような装置の取っ手を握り直した。
 満身の力をこめて狼の紫を締め落とそうと躍起の榊だったが、紫もそう簡単に落ちはしなかった。むしろ強引に全身のバネを使って榊を振りほどき、鋭い牙の並ぶ顎の一撃を入れようと、ますます猛り狂って跳ね回った。榊も、さっきの鼻面の一発がよもやの奇襲だったことは理解している。次に同じ状況になったとしたら、もう通用しないに違いない。と言って、銃を使うような真似もできず、ここで仕留めないと後がない。榊の額に浮かぶ脂汗に、次第に焦りの色がにじみだした。だが、それは紫の方にも言えた。確かに榊の膂力とさっきのパンチには面食らったが、本気で噛みに行けば、首に食らいついて一瞬で絶命させることだって、今の紫なら造作無い。だが、そんな事をしては元も子もないため、不本意ながら自制して、手加減せざるを得ないのだ。だからといって手を抜きすぎると逆にひねり落とされかねず、その力加減の微妙さに、徐々にイライラが募ってくるのを抑えられなかった。
『もう! いい加減にしろよ!』
 ついに我慢も限界に達した紫が一際大きく上半身を振り回した。たまらず榊の足が浮き、首にまいた腕が外れかかる。もう少しだ! と調子に乗った紫は、今度は上下に首を振って、榊を地面に叩きつけた。足が浮いてしまっては榊も踏ん張りようがない。あっさりと腰から落とされて、それまでなんとか保持していた腕が振りほどかれた。慌てた榊は、偶然目についたもの、その頭にピン! と立った狼の耳を、かろうじて届いた右手で思わず掴みとった。
『キャン!』
 敏感な耳を思い切り握られて、思わず紫は悲鳴を上げた。そうでなくても相手は狼相手に一歩も引かず組み付いてきた猛者である。その握力たるや、尋常のものではない。思わず逃げ腰になった狼の怯みを、榊は見逃さなかった。咄嗟に左手を伸ばしてもう片方の耳を掴みとると、強引に腕を引いて、眉間めがけ正面から思い切り頭突きを食らわせた。
 狼の視界は正面に死角がある。弱点の両耳を潰されんばかりに握り締められ、それだけでもう失神寸前だった紫は、榊の頭が急速に正面から迫り、寸前で突如見えなくなったと思った瞬間、頭蓋を襲った強烈な一撃に、目から星が飛ぶのを一瞬だけかいま見た。
 全身の筋肉が力を失い、狼の巨体が崩れ落ちた。榊も力を使い果たしてその場にへたり込む。ぜいぜいと荒い息を付き、なんとか下した難敵に目をやった。すると、次第にその体が縮み、全身を覆う剛毛が抜けて、白い肌が顕わになってくるのが見えた。やがて、瞬きする間に狼は元の少年の姿を取り戻した。榊は背広を脱ぐと、うつ伏せに倒れ伏す裸の背中にかけた。男の子とは言え、なめらかな白い肌の背中やお尻が露出しているのを放置するのは忍びない。榊はようやく立ち上がると、僚友二人の戦況に初めて意識を向けた。
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高校の文化祭での写真部の展示に、かつての自分を思い出しました。

2010-09-04 23:43:31 | Weblog
 今日はなんだか一際暑かったな、と思っておりましたら、各地で9月の最高気温を塗り替えるような猛暑になっていたんですね。というか、39℃以上なんて信じられない! 明日以降も猛暑は続くそうですが、明日はインテックス大阪でこみっくトレジャーが開催される日。残念ながら朝から自治会の藪用をこなさなくてはならないので、会場へは昼過ぎに行くことになりそうなのですが、まず間違いなく、夏コミに匹敵する暑さとの戦いが待っていることでしょうね。
 
 今日は子供の通う高校の文化祭の一般公開日だったので、暑い中、ちょっと足を伸ばして来ました。イマドキの学園祭らしく、体育館や中庭で高校生バンドの演奏会がひっきりなしに行われ、お祭りの屋台同様、ジャンクフードやゲームを振舞う模擬店が並び、大勢の若者や保護者達がごった返す、なかなかの賑わいぶりでした。個人的には、昔とった杵柄というべき写真部の展示を一番に見に行きましたが、半分がカラー写真の中に、モノクロの写真が並ぶのを見て、懐かしい気分に浸ることができました。ピントや露出、それに写真の焼きが甘かったり、印画紙の選択を間違えているんじゃないか、と思うようなコントラストの低いのがあったり、ネガに付着した埃がそのまま写真に白い影になって焼き付けられていたり、とまあ出来は正直言って、というレベルではありましたが、多分自分達も当時はこんな感じだったに違いない、と思うと、知らず知らずに口元がほころんできました。でも、今でもちゃんとモノクロ写真って撮られているんですね。少し安心もしました。
 
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コレステロールは健康や長寿と関係ない?

2010-09-03 22:45:42 | Weblog
 昼間外に出ていると、ツクツクボウシの大合唱に混じって、ミンミンゼミが元気よく鳴いているのが聞こえました。もう9月になったというのに、まだ頑張っているのがいます。昼間の暑さといい、気分的にはおよそ二週間くらい季節の移り変わりが遅れているような気がしますが、夏になるのはほぼ同じ頃合いだったので、遅れている、というより単に夏が延長戦に入っているだけのようにも感じます。いずれにしてもまだまだ昼間の暑さは冷めること無く、まるでセカンドインパクト後の我が国のごとく、真夏が続くのでしょう。

 さて、日本脂質栄養学会が、コレステロール値が高い方が長生きできる、とする指針を定めたそうです。なんでも、高コレステロールほど死亡率が低い、コレステロールを下げる薬を服用しても心臓病の予防効果は見られない、といった海外の近年の研究を基に決めたのだそうで、「現在の基準値は基になる具体的なデータが示されていない」と主張されているとのことです。
 健康診断のたびに、中性脂肪や悪玉コレステロール、善玉コレステロール、と呪文のように繰り返し言われていた話ですが、どうもこれには根拠が無かったらしい、というのがちょっと驚きでした。ただ、記事を読む限り、日本脂質栄養学会の見解も、海外の研究が根拠になっていて、日本人そのものを対象にしたデータではなさそうです。日本人は欧米人に比べ内臓脂肪を貯めやすい、とか言うような説も聞きますし、海外の研究で対象とされた人種と我々とで体質に差がないのか、もう少し調べていただきたいと思います。ようするにこれはまだ1学会の見解で、これからまだまだ議論や研究が行われるに違いないと思われます。それらが熟してきてようやく定説化し、それを基に、健康診断や医療行為が行われることになるのでしょう。何年先になるか分かりませんけど、研究の進展を望みます。

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忘れていた十津川村探訪記録を補完しておきます。

2010-09-02 21:40:37 | Weblog
 週初めに最低を記録した体調も、半ばを過ぎてようやく復調してきました。やはり十分な睡眠摂取が身体には一番いいみたいです。9月にしてはまた異様に暑いですが、朝夕は少しずつ涼しさを覚えるようになってきているので、暑くて不眠になる、というようなことももう無いでしょう。今日も早々に寝て、週末の活動のための体力を養っておきたいところです。

 ところで、そういえばすっかり忘れていたのですが、8月に十津川村に行った時の写真が、まだ一部放ったらかしになっていました。思い出したのを幸い、掲載しておこうと思います。せっかくなので、なるべく涼し気な物を選んでみました。




日本の滝100選にも選ばれている、十津川村の滝、「笹の滝」です。落差は30m位、水量豊かで、轟音を上げながら、蒼い滝壺に水を落とし、その飛沫が滝の生み出す強い風に乗って、ミストとなってあたり一面に打ち広がります。写真をとった場所からもう一歩滝に近づくと、合羽でも着ないとずぶ濡れになります。




 滝の後は美しい渓流が続きます。国道からこの渓流沿いの一応舗装道路幅1ないし1.5車線を、およそ20分ほどかけて走ります。渓流側はところどころ木がある以外は何の柵もない崖、反対側は絶壁になっており、その絶壁の所々から水が湧いて渓流に向けて流れていて、いつ石が落ちてくるのか判りません。実際崩れていたところもありましたし。道は滝で行き止まりですので、帰る前に崖が崩れたら完全に閉じ込められてしまうのがスリリングでした。




 渓流と滝をセットで。綺麗な水がなめらかな白い岩肌をなめるように流れていく様子が実に涼しげです。思わず裸足で入りたくなりましたが、水量が多いので、余程気をつけないと足を取られてしまいかねず、断念しました。




 滝周辺は大岩がゴロゴロ転がっていますが、これはそんな岩が通路にどっかりと乗っかり、その下の僅かな隙間を通り抜けるようになっていました。この岩あたりに来るともうしっかり滝の音が聞こえるのですが、これを潜らねば滝には出られない、と確認したときには、「冗談だろう?」 と本気で思いました。
 まるで飛鳥の石舞台かハタマタ大阪城の石垣にでも使われそうな巨大な岩の下を、這うようにして通り抜けるのもまたなかなかにスリルがあります。


 以上です。十津川村はちょっと行くのが大変ですが、なかなか見所が多く、秘境気分が手軽に味わえるので重宝します。この時は玉置神社訪問が主たる目的でしたから、今度はまたもっと奥の方や、たくさんある温泉などにも行ってみたいですね。

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飲んで食って

2010-09-01 21:56:41 | Weblog
暑気払いと言う名目の職場の宴会、食べ過ぎ飲み過ぎでお腹が膨れてちょっと苦しいです。寝る前に胃薬を飲まないと。でも、暑い日のビールはやっぱり美味しいですね!
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