かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

岐阜の豚コレラ禍、感染経路が不明というのがなんとも厄介な話です。

2018-09-14 22:33:37 | Weblog
今朝の奈良市アメダスの最低気温は21.3℃、昼の最高気温は25.2℃、五條市アメダスの最低気温は20.5℃、最高気温は26.2℃でした。今日は朝から雨模様で、日中はもちろん、夜になってからも降ったり止んだりの生憎の天気でした。明日から3連休ですが、残念ながらお出かけ日和や洗濯日和の日は無く、雨の合間を縫ってせかせかと用事を済ませないといけないような休日になりそうです。

 さて、そんな天気の性というわけでもないのでしょうが、岐阜県の豚コレラ禍、発生した養豚場だけでは結局済まなかったようで、そこから8キロ離れた場所で、野生の猪が豚コレラに感染して死んでいるのが発見されました。養豚場との関連は不明ですが、件の養豚場はあまりしっかりと外界と隔てられてもいなかったようで、厩舎も壁が破れてイケイケな状態だったそうです。イノシシがその気になれば餌を奪いに出没するくらいはできたのではないでしょうか。返す返すもこの養豚業者の防疫意識の低さが呪わしいばかりですが、厳しい経営状況もあってただ責めてばかりもいられないでしょうし、同じ状況の養豚経営主が全国に居るかもと思うと、安閑とはしていられません。
 しかし、何より一番謎なのは、この豚コレラの病原体は、一体どこから現れたのか、という点です。豚コレラはそんなに感染力の高いものではなく、接触するか体液などに触れるか、などの方法でないと感染することがなく、しかも豚とイノシシなど親しい仲間にしか感染しないという特徴があります。日本では10年も前にウイルス撲滅を達成して清浄国として名乗りを上げたというのに、それら追及の手を逃れたたまたまの生き残りが今の今まで潜伏していたのかという、ちょっと信じがたいシナリオ位しか無さそうなのがまた不思議です。中国の豚コレラ禍が飛び火した、という方がよほど信憑性が高いですが、幸か不幸かあちらとはウイルスの種類が違うとの話が既にありました。ますます不明な感染経路ですが、イノシシの行動範囲は人里付近なら数百m、山の中でもせいぜい数キロという狭さなのを頼みに、これ以上の感染拡大が無いように祈るばかりです。

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関空閉鎖で大混乱の成田空港が、40年前の遺物?の影響で一時閉鎖の憂き目を見たそうです。

2018-09-13 19:52:43 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は20.9℃、昼の最高気温は27.5℃、五條市アメダスの最低気温は18.8℃、最高気温は27℃でした。今日は昨日よりは雲が切れ、青空がのぞいていました。晴れとはとてもいい難い雲の多さでしたが、いっときはしっかり日差しが届いたりもして、それなりに気温も上がっていました。しかし、夜になってまた本降りの雨が降ってきました。明日も一日雨のようです。なかなか秋晴れが遠い・・・。

 さて、台風で昨日麻痺した関西国際空港、その鉄道橋が9月中にも復活する、との報道があり、その早さに驚いていたのですが、道路の方も早く直さないと貨物関係はなかなか大変何じゃないでしょうか。今、関空を出入りするはずだった荷物が成田に集中し、大混雑を起こしているとたまたま仕事関係で業界の方から聞きましたが、その成田空港の主力たるA滑走路付近で、不発弾のようなものが見つかったとの連絡が工事業者からあり、滑走路が一時閉鎖されるという事件がありました。連絡が午前3時半頃、閉鎖が午前5時半、その後千葉県警が出動して件の不発弾?を回収し、午前8時20分には常態に復したそうですが、関空ダウンのこの時に成田まで?! と業界関係者は悲鳴を上げていたんではないかと思います。
まあ結局夜中だったことや、別の滑走路を使ってほとんどの飛行機は運行できたこともあったようで、全体として影響は殆どなかったのだそうでした。
 県警によると、この物騒なお騒がせものは、去る成田闘争華やかなりし頃の遺物らしく、反対派が使っていた飛び道具なのかもしれない、という話が出ているそうです。成田闘争なんてもう40年以上前の話なのに、未だに工事で土を掘ると当時の遺物らしきものが出土するんですね。それはそれで驚きですが、今や複数の滑走路を有し、押しも押されぬ我が国第一の国際空港となった成田が、かつては滑走路近くに鉄塔を建てられたり管制塔を占拠されたりしたこともあり、死者を出すほどの激しい闘争が繰り広げられていたなんてことは、もう大分忘れられてしまったかもしれません。これもまた、明るい話ではありませんが、消えていく昭和の灯のひとつなんでしょうね。


 
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日本人40代は男女とも半数が6時間寝ていないというのは驚きですが、そう言えば自分も最近はそんな感じでした。

2018-09-12 19:30:33 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は21.3℃、昼の最高気温は23.6℃、五條市アメダスの最低気温は20.3℃、最高気温は23.3℃でした。今日は一転してまた雨模様のぐずついた天気になりました。強い雨はありませんが、降った止んだりを繰り返す、雨としては静かな雨です。一日日差しがなかったからか気温もあまり上がらず、夜は夜で少し寒気を覚えたので一枚布団を増やしましたし、日中もやや肌寒さを覚え、上着が手放せませんでした。きっと昼間はお荷物になるだろうと思いつつ持っていたのですが、案外重宝しました。予報だと昼間はもう少し気温が上がっているはずなのですが、何か気象庁の想定とは違う状況が発生していたりするのでしょうか? そう言えば、いつの間にか蝉の声が聞こえなくなっているのに気づきました。昨日も記憶に無いので、多分ここ2、3日聞いていないと思われます。まだ9月半ばですし、また気温が上がったら鳴き出すかもと思いつつ、あの激しく熱い夏に耳が痛いほど鳴いていたのを懐かしく感じてしまいました。

 さて、厚生労働省が行っている国民健康・栄養調査の平成29年度の結果によると、日本人の一日の平均睡眠時間で、6時間未満だと答えたヒトが、男女とも40代が最も多く、男性が48.5%、女性が52.4%に達しているとの報道がありました。そこで調査結果の概要を厚労省のサイトから見てみましたら、更に詳しいデータが有って、睡眠5時間未満というヒトが男女とも40代50代で10%を超えていました。もう一つ睡眠に関して、睡眠で休養が十分にとれていないヒトが2割もおり、中でも40代が30.9%、男女とも全世代で最も高く、寝不足の人が多いことがわかりました。もっとも、これに関しては平成21年からのデータが付随しており、それを観ると、ほとんどの世代でここ10年で大きな変化がないのに対し、50代だけが不気味にも年ごとに増えているように見えるグラフになっています。ちょうど自分の世代だなと思いつつデータを見ていたのですが、ここ数日、実は睡眠時間がほぼちょうど6時間になっています。疲れを癒やすため睡眠時間を確保すべく夜22時には寝るようにしたところ、今朝は4時丁度に目が覚めて、もったいないから目覚ましをかけておいた5時40分まで二度寝しようと思ったのですが結局眠りに落ちること無く、布団の上でゴロゴロしているだけになってしまいました。しょうがないので5時には諦め、最近痛みが増してきた腰痛を癒やすためのストレッチを入念にやって、いつもどおりの時間に起床しました。以前ならこんな時間に目が覚めるとほぼ確実に昼間異様に眠くなったりしたのですが、ここ数日は6時間も寝ていればあまり影響はないものと見えて、特段昼食後異様な眠気に難儀するようなことはありません。睡眠時間の短縮はありがたいと言えばありがたいのですが、昔から風邪を引きやすくなったりするのが気にかかり、眠くないのに睡眠不足ではなかろうか、とある意味無駄な心配をしているような状況です。それに睡眠時間が短くなると夢も少なくなるような気がして、健康云々よりもよほど残念に思えてなりません。加齢による睡眠短縮なのだろうなとは思いつつも、きっと私が若返りを希望するとしたら、ゆるゆると惰眠をむさぼる悦楽に溺れられる年齢まで若返りたいと思ったりもします。ああ、もう二度とあの至福の時間を過ごすことはできないのでしょうか? 健康に影響ない「惰眠をむさぼる」ための薬とかあればいいんですが。

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きのこたけのこ戦争はたけのこ勝利でついに終結。それにしても全人口の1割以上が巻き込まれるとは。

2018-09-11 19:56:05 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は18.6℃、昼の最高気温は28.1℃、五條市アメダスの最低気温は17.3℃、最高気温は27.1℃でした。今日は久しぶりに青空が広がり、熱い日差しが届きました。まあそれでも30℃を越えないのですから、随分と空気が冷えてきたものです。ただこの天気も今日だけのようで、明日から連休明けまでまた雨や曇の毎日になるらしいという気象庁の週間予報でした。また、どんどん成長していく台風22号が、台風21号と同じようなコースをたどっていたのでそのうちカクン、と北に折れてこっちに向かってくるのか、と思っていましたら、どうやらそのまま西へ進み、大陸にぶつかるという予報担っていました。どうやら地球規模で空気の流れが大きく変わってきているようです。それらの変化が落ち着いて、頭上に秋らしい天高い青空が広がるには、やっぱりお彼岸の頃まで待たねばならないのかもしれません。まあ季節の移り変わりというのはそれくらい時間をかけて徐々に変化して欲しいと思います。

 さて、2月26日から7月31日まで『きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2018』が行われ、その結果が今日、発表されました。結果は「たけのこ党」が693万1220票、「きのこ党」が676万1773票で、約17万票差を付けて「たけのこの里」が勝利を収めました。なお、双方を好む「どっちも党」は223万8204票ありました。
 発売以来長年争われてきた(?)きのこたけのこ戦争。その結果が平和裏に投票で決まったのは、まずは祝着と言うべきなのでしょう。しかし何より驚いたのは、いくら投票期間が5ヶ月もあったとは言え、この話に合計1600万票も投票がなされた、というその数の多さでした。日本全人口の12.6%に相当するヒトが投票行動を行ったという事実に、この問題の裾野の広がりの大きさをまざまざと見せつけられました。まあ投票されたのが日本人だけなのか、一人で複数回投票したヒトはいなかったのかなど、よく判らないところもあるのはありますが、それを加味してもやはりこの数は驚異的だと思います。これはもう、たかがお菓子とは言えない、一種の文化創造ですね。
 私個人はこんな投票があったことを知りませんでしたし、知っていたとしても参加は微妙だったように思います。別段どちらにもさして思い入れはありませんし、どちらも美味しいお菓子だなと思うだけで、優劣をつけるようなものでもなかろうと思っていますので、ちょっとこの盛り上がり方にはついていきかねるものも無きにしもあらずではあります。でもまあ、こんなことで盛り上がることができるというのは、それはそれで素晴らしいことだろうとも思います。何より平和でそこそこ経済力もあって、楽しめる余裕があるからこそ盛り上がることができるのですから、そんな事が成り立つ日本という国は、やはり素晴らしいのではなかろうかなどと思いました。

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台風21号の爪痕の大きいこと! ついに養殖マグロを全滅させたという話まで出てきました。

2018-09-10 20:18:41 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は22.5℃、昼の最高気温は24.8℃、五條市アメダスの最低気温は21.4℃、最高気温は24.4℃でした。朝から雨模様の上、昼間一時的にかなり激しく降りました。奈良県南部の方は警報も出ていたようです。そのためか気温はまるで振るわず、ついに最高気温が25℃を切ってしまいました。つい先日まで、最低気温が25℃をなかなか切らない、寝苦しい夜ばかりだったというのに、流石にちょっと変化が激しすぎます。更に今夜は一段と冷え込むらしく、五條市アメダスは19時現在で既に20℃割れ、奈良市の方も20時で20.7℃ですから、この分なら明日朝は確実に20℃割れしていることでしょう。夕方、きれいな夕焼けが生駒山の上に広がっていましたから、多分明日は晴れるんじゃないでしょうか? この気温低下も、そんな空模様と無関係ではないでしょう。今夜から明日朝は少し暖かくすることを心がけないと、寒さで風邪をひくやもしれませんね。

 さて、この間の台風21号は様々な傷跡を残していき、京都や和歌山の山間部では未だ電力が復帰しないところもあるそうなのですが、関西が誇る近畿大学のマグロもまた、多大な被害を受けたのだそうです。卵から孵化させる完全養殖を実現した近大マグロ、和歌山県最南端の串本町に生簀があって、体重30キロに成長した出荷サイズのマグロ600頭が飼育されていたとのことですが、台風の影響で250頭が死に、残る350頭は海に逃げたとのことでした。被害総額1億円、
1頭あたり17万円弱、キロあたり5千円強の損害ですが、この被害額には破損した生簀の金額なども入っているんでしょうか?
 まあそれはともかく、台風の影響で死んでしまうというのは、一体生簀で何があったのか、少し気になります。それに逃げ出したマグロ達の行く末も。養殖されたマグロが自然界で餌をとって生きていけるとはなかなか思いにくいですが、もし本能に目覚めてちゃんと生き抜いていく事が可能なのだとしたら、枯渇が叫ばれるマグロ資源の回復に一役買うことになるかもしれませんね。個体識別にタグとかつけていたとしたら、マグロが水揚げされたら近大マグロだとすぐ判るでしょうが、それがなければ天然モノと区別がつかないかもしれません。
 ところでこれで近畿大学のマグロビジネスは一時頓挫を余儀なくされたのかと思いきや、養殖自体は奄美大島など複数の場所で行われているそうで、出荷には影響ない、という話なのだそうです。近大で学会などやると懇親会で近大マグロが出たりするので結構楽しみだったりするのですが、そういう楽しみも当面心配ない、ということのようです。

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関空連絡橋破壊のタンカーの挙動には不審な点が多々ありますが、どこまで原因が突き止められることか。

2018-09-09 20:05:37 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は22℃、昼の最高気温は28.9℃、五條市アメダスの最低気温は20.7℃、最高気温は28.6℃でした。昼間一時的に日差しが戻ったせいか、昨日よりはかなり気温が上がりましたが、時々雨が降ってくるので、洗濯しても干している間気になってしょうがない一日でした。明日からはしばらく雨か曇りの秋雨らしい日が続きますが、秋晴れの空はやはりお彼岸くらいまで観るのはかなわないのかもしれません。

 さて、大阪府の松井知事が、関空の台風被害について、「タンカーの衝突さえなければ今の時点で復旧がかなっている」「今の状況に至っているのは人災と思う」とのコメントを発表したとのことです。口調や態度は判りませんが、言葉だけを見ていると苛立ちや怒りがほの見える感じがします。確かに今回の連絡橋へのタンカー衝突には謎の部分が色々あるようで、例えば同じように台風対策で停泊していた船は50隻あったそうですが、流されたのはこのタンカーだけだった、とか、大阪管区海上保安部が事故の前に2度に渡り警告を発し、島から3マイル離れた非難海域への移動を促し、このタンカーを除く全ての船がそのとおり移動して事なきを得たのに対し、このタンカーは至近にとどまり、挙げ句流されて橋を壊してしまったという、どうにも言い訳できないですし、何故そんな選択をして、海保の指示に従わなかったのか、理解に苦しみます。
 一体誰が判断したのか、その時どういう状況判断をしていたのか、また海保の指示を何故無視したのか。個人的に、誰か個人の責任に帰するのは性に合わないのではありますが、もし仮に、例えば船長の独断だったなど、誰かの判断ミスだったとしたならば、何故そのような、今となっては無謀としか言えない判断ミスを犯したのか、その素因については是非知っておきたい気がします。はたしてどこまでそれが判明するか判りませんが、当局もマスコミも大いに頑張っていただきたいものです。
 そんな関空も、鉄道に関しては4週間をめどに復旧、というロードマップが出されたようです。まずは大きくずれた道路を外し、線路の土台のズレを直し、線路と架線を張り替えるという工事になるそうですが、それが完了したら少しは人の行き来がやりやすくなる空港になりますね。滑走路や施設の冠水やら水がかぶって動かなくなった地下の非常用発電機の移設もしくは修復なども含め、全てが完了するまではまだまだかかるでしょうけれど、こうして急ピッチに修復が進めば、程なく元通りになる日もやってくることでしょう。日本の建築能力に期待ですね。



そもそも船舶が陸地から3マイル以上離れた
海域に停泊しなかったのが連絡橋損傷の主たる原因。

台風接近の前日には燃料供給は終わっている上に、
海上保安部が2度の警告を無視して、海保推奨の海域外に止まっていた船舶側の責任は重い。
まさに、自然災害ではなく人災だ。
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熱中症で大騒ぎから1ヶ月も経ってないのに「低体温症」で高校生が病院に担ぎ込まれるとは?!

2018-09-08 21:30:36 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は21.1℃、昼の最高気温は25.7℃、五條市アメダスの最低気温は20.9℃、最高気温は23.2℃でした。昨夜から雨が降ったり止んだりしてましたが今日も一日日差しは全く無く、雨模様の天気でした。夜7時ころから8時にかけて雷を伴い激しく降る一時もありましたが、それ以外は総じて「うっとおしい」一日だったと思います。気温もぐっと下がって、窓を閉めてないと寒い位でした。ちょうど秋雨前線が頭上に陣取っているため、来襲一週間はぐずついた天気で推移しそうですが、困るのは台風で、22号がはるか南方海上で西へ西へと育ちながら進んでおり、このまま行くと21号同様超大型に育つやもしれず、来襲後半には西から北向きに向きを変えてこちらに向かってくるそうです。また、フィリピンの北には熱帯低気圧ができていて、これが台風に成長し、台風22号と影響しあいながら北に向かってくるやもしれません。この状況で北と南の空気がぶつかり合っている秋雨前線はちょうど台風の通り道になるやもしれず、このまま頭上に前線が張り付いたまま、というのは大変危なっかしいように感じられます。来週末から再来週にかけて、また台風に怯えないといけない日々になるやもしれないというのは困ったものです。

 さて、今日の昼過ぎに福岡県の高等学校で、体育大会中の生徒47人が低体温症と見られる体調不良を起こし、うち36人が病院に担ぎ込まれ、そのうち女子生徒7人がやや重症だったものの、とりあえず命に別状は無い、という「事件」がありました。
 体育大会は午前9時に開始、10時前には雨が降り出したものの、「生徒が一生懸命準備していたので」と続行。12時頃から女子生徒を中心に寒さの訴えが続出し、このような事態になったそうで、副校長が「判断が甘かった」とコメントしているように、中止の判断が遅れたのが直接的な原因と言うことになるのでしょう。その判断の遅れが、生徒が頑張っていたからなのか、ここで中止したら後日再開か今年は中止か、再開なら再開で他のカリキュラムとの時間調整が可能か、とか面倒な検討をしなければならなくなるからこのまま無理してでもやってしまおう、と思ってしまったのかは判りませんが、結果的には中止を判断すべきだったと言わざるを得ない状況だったのでしょう。しかし、ついこの間まで連日「熱中症」が世情を賑わしていたのに、それから少し気温が下がっただけで「低体温症」とは、その落差に驚かされます。まあ真夏でも雨に濡れて放置していると、異様に体温を奪われ、例えば濡れたまま扇風機などに当たって寝てしまうと凍死のように凍えて死んでしまうこともあるという話も聞いたことがありますから、夏の暑さに慣れた身体で気温が下がってきた時に雨に当たったまま長時間過ごすというのは、想像以上に体力を奪い体温が下がってしまうのでしょう。そうでなくても夏バテと季節の変わり目で体調を崩しやすい季節なのですし、学校にはもう少し慎重な姿勢が必要ではありました。ただ、ひょっとして一般的な教師ではこの既設の低体温症なんて知識として持ち合わせて無いヒトが多いんじゃなかったりしないでしょうか? もしそうなら、現場を預かる教師が持つべき基礎知識として、生徒の体調に関する様々なことをまず学ぶ機会が必要になるでしょう。教員免許の取得条件にそういう安全管理に関する事がどれだけ反映されているのか、気にかかるところです。

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関空復活! ただ全面回復は流石にまだまだかかる模様・・・。

2018-09-07 20:20:58 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は22.4℃、昼の最高気温は31.5℃、五條市アメダスの最低気温は21.3℃、最高気温は28.5℃でした。雨模様の天気かと思いきや、降っていたのは朝のうちだけで昼間は日差しもあって、再び蒸し暑くなりました。夜はすっかり冷えてくるものの、まだまだ昼のうちは空調なしでは少し辛いです。

 さて、台風被害で機能麻痺していた関西国際空港、被害が比較的少なかった国内線用のB滑走路を使って国内線が一部回復、国際線についても、明日一部回復する予定との報道を見ました。タンカーによって破壊された連絡橋も、唯一無事だった反対側の道路を活用し、とりあえず私有車は乗り入れ禁止にして、最寄りの駅から空港をつなぐシャトルバスの運行がなされる様になったとのことです。以外な素早い再起動ではありますが、あくまでも「一部」で、被害甚大なA滑走路や、破壊された道路、それに鉄路の方も50センチずれて線路が歪むなどの被害が出ているとのことで、これらを直して完全復旧するのはいつになることか、まだまだ先行きは長くなりそうです。聞くところによると、道路の方を優先して復旧させ、その後鉄路の復旧に取り掛かるのだそうです。関西国際空港は、24時間営業の物流拠点として、旅行客だけでなく多くの貨物も取り扱っている空港ですから、それらの荷物をやり取りするには道路が重要なのはまあしょうがないかもしれません。ただ、曲がりなりにも反対側の無傷の道路が3車線で残っているのですから、中央車線に臨時のポールでも立てて上下1車線づつで暫定運用すれば、一般車両の通行を禁止にしておけばそこそこなんとかなるんじゃないかとも思います。その間とにかく鉄道を早く復旧させて、一般客は鉄道、物流は道路と棲み分けもできるでしょう。JRと南海電鉄が乗り入れており、ヒトを運ぶにはバスよりも鉄道のほうが圧倒的にパワフルなんですから、とにかく早く回復してほしいものです。
 それにしても、こんなことになるのなら伊丹空港の国際線枠を少しは残しておくべきでしたね。神戸空港があるんですから、国内線を神戸に大きく振ってその分国際線枠を増やすという臨時対応も比較的容易にできたでしょうに。国内線専用に国交省が決めたために国際線対応の様々な施設も無くなってしまったのでしょうし、検討はしても伊丹で国際線対応が実際にできるようになるには、それなりに時間がかかるのではないでしょうか?

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南で台風が暴れたら次は北で大地震とは、一体この秋の始まりはどれだけ騒々しいのでしょうか。

2018-09-06 20:03:24 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は22℃、昼の最高気温は29.4℃、五條市アメダスの最低気温は18.2℃、最高気温は29.7℃でした。今朝出かけようと外に出た途端、思いの外の冷気に驚き、慌てて上着を取りに部屋に戻りました。帰宅時にはただ邪魔なだけのものになってしまいましたが、これからしばらく、こういう事が何度も起こることでしょう。それが無くなるのがいつになるか、しばらくは季節の移り変わりを見守るばかりです。

 さて、こちらはようやく台風の影響を脱しつつありますが、大阪ではまだ環状線などで間引き運転が行われているような状況なのだそうです。奈良県より台風に近かった分、色々とダメージを蓄積しているみたいですね。関西国際空港も、被害が少なかった国内線はなんとか近い内に復旧するようですが、甚大な被害を受けた国際線は復旧の見込みが立たないそうです。当初5千人と言われていた空港難民も実際には7800人余りいたのだそうで、その救出には随分と苦労したみたいです。連絡橋も、道路はともかく鉄道が早く復帰してくれないと大量にヒトが移動できませんし、本当に回復がいつになるのか、判らない有様になっています。しかし、政府も台風被害救済ばかりではすみません。なんと北海道で震度7に達する大地震が発生、全土が寸断され、各地で停電や水道の断裂などライフラインがずたずたにされている模様です。発生が午前3時過ぎと真夜中だったせいか、被害の大きさに比べて火災などの二次災害が少なく済んでいるようにも感じられますし、比較的気温の高い時期ですから、真冬の氷点下何度というような状況よりは被災された方々の生命はつなぎやすいだろうなとは思います。できるだけ多くのヒトが助かれば幸いですが、地震発生からわずか1分で災害対策室を設置、30分ほどで状況確認のため現地部隊が出撃というとんでもない早業で自衛隊が動き出したのには驚かされました。最強を謳われた旧軍第7師団の流れをくむのかどうかまでは存じませんが、自然災害という未曾有の強敵を迎え、その働きには大いに期待が寄せられます。
 しかし、災害もこれで打ち止めだったら良いのですが、まだ9月の初めですし、台風もまだまだこれからいくつか発生してこっちに寄ってくることもあるでしょう。既に沖縄沖には小さいですが台風ができつつあるようですし、当面油断はできそうにありません。

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昨日は大概酷い目に遭いましたが、更に大変な人も多数いた事を思えばまだ僥倖だったと言えるかも。

2018-09-05 20:18:30 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は23.4℃、昼の最高気温は31.4℃、昨日は最低が23.8℃、最高が28.6℃でした。五條市アメダスの今日の最低気温は21.1℃、最高気温は31.1℃、昨日は、残念ながら長時間アメダスが動いていなかったらしく、暫定的に、最低22.4℃、最高が26.2℃でした。台風一過、暑さが戻ってきた感じですが、まだ9月初めですし、残暑が厳しくて当然、という時期のせいか、多少暑くてもまあそんなものか、という程度にしか感じません。最もこの夏が異様に暑かったですから、相対的には少々暑くても十分涼しく感じたりします。

 さて、昨日の台風には酷い目に遭わされました。まあ半分以上半ばこの事あるを予想していた、いわゆる自業自得と言うやつですが、近鉄ならもう少し早く復旧するとたかをくくっていました。結局、殆どの店が閉まっていた中で空いていたマクドナルドで腹ごしらえがてらしばらく時間を潰し、改めて駅に行ったのですが、倒木多数で復旧の見込みは不明、と駅員が説明しているのを聞いて、これは駄目だな、と自宅に電話し、家人に車で迎えに来てもらいました。結局近鉄は、南北方向で都市を縫って平野部を走る京都線・橿原線が21時40分に復旧し、大幅遅れながらも電車が動き出しましたが、生駒山ー葛城山・金剛山系を越えて奈良と大阪を結んでいる東西方向の3路線、奈良線、大阪線、南大阪線は軒並み動かないまま一夜を明かしたようでした。20時を過ぎて、一旦止んでいた雨が再び降り出し、それも雷を伴い台風最接近時を凌駕する豪雨になって降りしきりましたから、暗くなったのと強い雨で多分復旧作業どころではなかったでしょう。結局今朝になっても東西方向は動かなかったり大幅な遅れが出ていたりで、私も危うく遅刻するところでした。
 しかし、遅くはなりましたが無事帰宅できた私などはまだ幸運な方だったでしょうね。関西国際空港では、空港島と対岸を結ぶ唯一の通路である橋にタンカーが衝突、道路が大きく破壊され通行不可になってしまい、5千人の旅客が島に閉じ込められるという事態になっていました。しかも滑走路も空港ビルも冠水して停電で空調は切れ自販機は動かず、コンビニの食事もじきに売り切れ、どうしようもない状態に陥ったと聞きました。今日になってようやく船で順次島を脱出しているそうですが、唯一の移動手段である橋が使えない限り人も物流も行き来できませんから、たとえ滑走路の排水が完了して復旧しても空港機能は無いも同然で当分閉鎖、大きく破壊された橋の修繕なんて一月や2ヶ月でなんとかなるとも思えませんし、優先的に復旧に取り掛かったとしても秋の行楽シーズンに活躍することは無いんじゃないでしょうか? 関西の空の旅は、当面伊丹空港と神戸空港でやりくりするしか無いですね。

 しかし、6月は地震で通勤難民化、9月は台風で帰宅難民に。なんとも色々ある今年ですが、次は12月になにかあったりするんでしょうか?

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帰宅難民です。

2018-09-04 19:05:27 | Weblog
今日は台風21号がやって来て大変な一日でした、と言うか現在進行形で大変が続いており、具体的には近鉄電車が運休したままなので、帰宅難民、という厄介な事態に陥っています。台風は夕方には通過して、終わりには日差しが見られるほど天候は回復したのですが、電車は線路の安全が確保されないことには動かせないので、果たしていつ動いてくれるのか、全くもって不明であります。現在19時を回った所ですが、しばらく待ってどうしようもなければ、家に連絡して車で迎えに来てもらうよりありません。帰宅できるのはいつになることやら。まあしばらく時間を潰すといたしましょう。
そういえば随分以前、青春18切符で信州経由で東京に行こうとして台風にまともに行く先を阻まれ、甲府駅で一晩過ごした事がありました。あの時は夜中に駅員さんが特急車両を開放して旅行難民を収容してくれましたから比較的快適に一夜を過ごせましたが、まさか近鉄がそんな事をするとも思えませんし、できれば家には帰りたいのでしばらくしたら動かざるを得ませんね。明日も仕事ですし、と思いましたが、まさか明日朝まで不通とか無いでしょうね?
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アフリカ豚コレラ禍、中国大陸を制覇する勢いで広がっているようです。

2018-09-03 20:09:32 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は21.4℃、昼の最高気温は32.1℃、五條市アメダスの最低気温は19℃、最高気温は31.6℃でした。ただし、五條市アメダスは18時以降休止中で、数字は暫定的なものとなります。停電でもしたんでしょうか? ところで台風は四国の沖合を徐々に加速しながらまっすぐ北上してきています。今後、少し東に振ったら紀伊半島、西に振ったら高知県に、明日の昼過ぎ、多分3時か4時頃、突っ込んでくる模様です。紀伊半島に来たらこちらは壊滅的打撃を受け、西に振っても振り幅が少なければ、40とか50mというような猛風にさらされることになるかもしれません。もう相手はいかんともしがたいですから、ただ無事で済むように祈るばかりですね。明日は無事に帰宅できるでしょうか? もともと雨風には弱いローカル路線のJRは、早くも午前10時から運休を決めているそうです。私が使っている近鉄は比較的災害に強く、なかなか止まることはないのですが、それでも直撃されたら厳しいかもしれません。本当に、止まらなければよいのですが・・・。

 さて、この8月はじめに発生した中国の豚コレラ禍、その後も収束の兆しはなく、省を越えてどんどん広がっているようです。豚コレラウイルスは空気感染せず、豚同士の接触かダニを介しての伝染でしか広がらないそうなので、そうそう巨大なパンデミックになどなるものでもないそうですが、それが広大な省を越えて広がっていくというのは何故なんでしょう? 1例目は朝鮮半島の付け根の遼寧省、次に千キロほど南に離れた河南省、ただし、ここでの発生は、2000キロほど離れた中国最東北部、ロシアとの国境になる黒竜江省から搬入された豚のせいなのだそうです。そこから、3例目揚子江の北側になる江蘇省、4例目がその対岸、上海もある浙江省、5例目と6例目が、その間にある安徽省、と次々広がっていく様が見て取れます。中国当局によると、感染した豚3万8千頭あまりを殺処分したそうで、「(感染拡大は)おおむね制御されている」と農業部報道官が談話を発表しているらしいですが、中国の豚の飼育頭数からしたら感染済みの豚が桁2つくらい多くないかと心配ですし、中国当局の発表を鵜呑みにしてよいのか? という疑問も当然ながらあります。それと、殺処分した、とは報道されていたものの、それは埋めたのか焼いたのか、最終的な処分の方法までは、私の見た報道も触れていないようでした。よもやまさかとは思いますが、枝肉にして流通させたりしてないか、という心配も無きにしもあらずです。感染した豚の肉も感染源になるかもしれず、そんなものを残したり流通させたりしていてはいつまでたっても根絶など無理でしょう。食に貪欲な中国人もこのときくらいは理性を働かせてくれていることを祈りたいです。

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ミャンマーにて、悪天候の影響で「幽霊船」が出没しているのだとか。

2018-09-02 20:12:18 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は21.1℃、昼の最高気温は29.8℃、五條市アメダスの最低気温は20.8℃、最高気温は28.7℃でした。

 さて、今日は私が生れた誕生日です。
 まあ流石にこの年になってめでたいも何もあろうとも思えませんが、とりあえず無事迎えることができたことはめでたいことであろうと思います。願わくばあと100回位は迎えたいものですが、多分良くて1/3も越えられるかどうか位でしょうね。後は医学の進歩に期待するや大、です。100年後、22世紀初頭なんて、一体世界がどうなっているか、科学はどこまで進んでいるのか、エンターテインメントはどれだけ発達しているのか、気になることばかりです。是非私がそれを確かめられるように、各種技術が進化していますようにと祈りたいと思います。

 ところで、ミャンマーで「幽霊船」が発見され、ようやくその正体が判明した、とのニュースを見ました。幽霊船というとなんとなく浪漫を感じてしまいますが、その正体はスクラップにするために工場にむけて曳航されていた老朽貨物船で、悪天候で曳航船と繋いでいたケーブルが切れ、漂流していた船だったそうです。ミャンマー海軍が兵士を乗り込ませて実地調査し、判明した模様です。
 幽霊船と言えば帆がボロボロに破れ、ロープも切れて垂れ下がった木造帆船をイメージしてしまいますが、今日日そんな船が教育用か観光用以外に運行されているわけもなし、後ろの方に箱型の船橋がついている普通の貨物船だったのは少々残念ではあります。しかし、そんな状態でよく座礁したりしなかったものだとそれはそれで驚きです。いつまでも漂わせているわけにもいかないでしょうから何らかの対処が取られるのでしょうが、海上で再び曳航用ケーブルの取り付けとかできるものなのか、はたまたどうしようもないので適当な深みな所で自沈させるのか、できれば最終どうなったかまで報道があればいいなと思います。

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大気汚染が頭を悪くするとは! と驚いたものの、よく考えるとまああり得るかと納得しました。

2018-09-01 21:30:15 | Weblog
 9月の始まりの今日、朝の奈良市アメダスの最低気温は22.9℃、昼の最高気温は27.5℃、五條市アメダスの最低気温は21.8℃、最高気温は26.8℃でした。あれだけしつこく真夏日を記録し続けていた8月が終わった途端、篠突く雨とともに、夏の暑熱がどこかに雲散霧消してしまいました。ただ、強い雨は午前中で終わり、一時日差しも見えるなど、思っていたよりは雨も長続きしませんでした。ただこれからは空気がすっかり秋に切り替わるまで、不安定なぐずついた天気が多くなることでしょう。それになんと言っても台風21号がどこを目指してやってくるか。コースとタイミング次第では猛風と豪雨で安閑としていられない事態になっているかもしれません。まったく、9月は波乱の幕開けになりそうで厄介です。

 さて、日本でも大陸からの黄砂で悩まされる中国の大気汚染が、単に呼吸器などの健康への驚異だけでなく、知能の低下まで招くとの研究が発表されました。4年間かけて2万5千人の中国人を調査したもので、言語力や数学力を測る知能テストを実施し、その結果が大気汚染に影響を受けているのかどうか、相関関係を求めたものです。大気の汚染度の指標には、二酸化硫黄や二酸化窒素の他、10マイクロメートル以下の微粒子の量が用いられました。
 その結果によると、大気汚染はヒトの認知能力を低下させ、それは女性の方がより影響が大きく、かつ教育レベルの低い人々のほうが知能の低下度が大きくなる、ということでした。なお、今の所何故大気汚染が知能低下を引き起こすのか、メカニズムは不明とのことですが、もし仮に中国の大気汚染がアメリカの基準並みに改善されれば、全中国人が1年間教育を受けるのと同等の知能改善効果が見込まれるのだそうです。
 中国は世界中の重度に大気が汚染された250都市のうち、178都市が入っているそうで、単によく話題になる北京だけでなく、中国全土で汚染が進んでいる模様です。メカニズムが不明な以上、大気汚染が直接的に脳などに影響を及ぼしているのかどうかは判りませんが、花粉症が酷い時は思考が低下してぼうっとしがちなことや、黄砂など大気の汚染が花粉症を悪化させることなどを考えると、直接間接に大気汚染が頭の働きへ影響を及ぼすことは、体験的には間違いないように思われます。知能への影響ということは多分脳の発達へもアクエ鏡を及ぼしそうですし、赤ん坊の頃から大気汚染にさらされてしまうと余計成績は悪化していくんではないでしょうか? 中国は一刻も早く大気汚染を抑えるようにしていかないと、どんどん言葉も計算も劣っていってせっかく増してきた国力も大きくそがれてしまうかもしれませんね。

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