二丁目つけめんＧＡＣＨＩ（東京都新宿区新宿）

今日はかねてより食してみようと思っていた夏限定冷し系を食べようということで仕事帰りに
新宿三丁目駅のＣ７出口から少し歩いた所にある「二丁目つけめんＧＡＣＨＩ」に食べに行きました。

店内は満席寸前でしたが、とりあえず店内の券売機で本日のお目当て、冷ラーメンＷｈｉｔｅ（７５０円）の
食券を購入し、カウンター越しに店員さんに渡してカウンター席で待ちました。

で、出て来たのがこれ。ルリがこれまで食べて来たラーメンの中でおそらくは最も白いスープ。
ココナッツミルクでまとめたグリーンカレー風味なスープに中細ストレート麺が入り、チャーシュー、海苔、
ネギ、“フライドメンマ”（揚げたメンマ）、紅生姜、味玉が乗り、山椒油がかかった一杯でした。

スープは冷たくてさっぱりしつつもほんのり辛い、夏にぴったりな味わいに仕上がっています。
麺はツルツルッとした食感で、冷水で締めていることもあってかコシがかなり強くなっています。
スープの持ち上げも良好で、このマッチングだけでドンドン食べ進められそうです。

チャーシューはスープに合わせたのか、かなり薄めの味付けになっていますが、脂身の少ない部位の
肉を使っていることに感心しました。これなら肉の脂がスープに溶け出してその味をぶち壊す心配がありません。
海苔はパリッとしていて香りもまずまずあり、紅生姜が彩りと味の点でアクセントといったところでしょうか。
紅生姜の味が少し突出気味だったのが気になりましたが、バランス的には悪くありません。
フライドメンマは柔らかくもカリッとした食感で、味玉の味付けと半熟具合も安定しています。

更に締めは１００円で“チーズドリア”です。残ったスープにご飯とチーズを投入し、
バーナーで焼き色をつけて出してくれました。こんなに手の込んだ締めはなかなかありません。
味ももちろん文句なく、よく考えられているとは思いますが、厨房内のオペレーションは大変そうでした。

全体的には奇抜でありながらも計算された一杯だと思いましたが、これは締めまでひっくるめて
初めて完結する、ラーメンっぽい見た目の麺料理だと思いました。