今日は鳥見を終えてから京成船橋駅のすぐ近くの「三代目らーめん処「まるは」極」の
前を通りかかったら、店の前の看板に「7年ぶりの新メニュー」なる文字が躍ってました。
という訳で迷った末に店に入り、券売機で淡麗真鯛そば・雑炊セット(950円)の
食券を購入して店員さんに渡してカウンター席に案内されました。
なお、温かいのと冷たいのから選べるということだったので冷たい方をチョイスしました。
出て来たのは真鯛ベースの塩スープに中細麺が入り、鶏チャーシュー、真鯛のほぐし身、
海苔、ネギ、小松菜、刻み柚子が乗った一杯と、真鯛のほぐし身、ネギ、刻み柚子が乗ったご飯でした。
スープはキンキンに冷えていて、単体ではちゃんと真鯛の味がしっかり出ていてます。
刻み柚子をスープに溶かし込めば更に味の輪郭がはっきりして良い感じです。
が、問題はご丁寧にガスバーナーで炙った真鯛のほぐし身でしょうか。
香ばしいを通り越して焦げ臭いです。着丼して真っ先に焦げ臭さが鼻についたくらいで、
最初から最後まで“真鯛+焦げ臭い”スープでした。真鯛のほぐし身の炙り方の
加減さえ間違わなければ間違いなく美味くなると思われるだけに残念です。
麺は茹で加減が柔らかめな割にスープの味をあまり持ち上げない・・・というか、
これは前述の問題の影響が大きいかもしれません。
鶏チャーシューは薄味でしっとりした食感なのは良いのですが、切り方が厚すぎます。
せっかくの銘柄鶏がもったいないです。ネギのチョイスはまあ、可もなし不可もなし、
海苔もしっかりしていてグッドです。そして、やっぱり問題は小松菜。
この店では他のメニューでも入っていることが多い小松菜。青臭さが
アクセントを通り越してスープの味を邪魔しているのが気になって仕方ありません。
地産地消というのは分かるのですが、適材適所というのも考慮に入れて欲しいものです。
麺や各種トッピングを一通り食べ終わったら残ったスープをご飯の方に投入して
〆の雑炊にしたのですが、雑炊だと真鯛のほぐし身の炙りが良い感じに作用してます。
正直言って、真鯛のほぐし身は麺に乗せずご飯の方だけに乗せてくれれば良かったです。
全体的には意欲的でしっかり作り込まれた一杯だと思いました・・・が、
小松菜はいらん!!!