地球温暖化の話が聞こえ始めたころ、今後温暖化が進行して、陸にある氷が溶けだしたら、海水面が上昇して、世界の都市の多くが浸水することになるという話もある。南太平洋の島国で、満潮の時、潮がこれまで土地だったところまでくるようになったという話を聞いた。
その時に考えたのは、本当に温暖化が進行することを考えるのなら、人は標高の高いところにまちを造りなおさなければいけなくなるのじゃないかということ。そのためには、土地の所有という考えについて、根本的に考え直さなければいけなくなるとも。
もし、温暖化で海水面が上昇し、今まで住んでいたところが水面下になることがくるとすれば、その土地に価値がつくのだろうか、陸上にあった時に固定資産税が課税されていたということは、国がその価値をつけていたということで、その根拠がなくなることをどう考えるのか。
そういうことを整理していかなければいけない時代に入ったのではないかと、当時考えていました。
現在、東日本大震災の被害を見ていて、その思いを新たにしています。
東北地方の海岸線では、津波被害はもちろん地盤沈下の被害、また津波被害を受けた土地ではその土壌にまだまだ様々ながれきが混じっていることなど、復興について大きな課題がまだまだ山積していると思います。
また、東京電力福島第一原子力発電所の事故による周辺地域の放射能汚染について、除染という言葉で問題があやふやになっていると思いますが、やはり復興に大きな課題であることは間違いありません。
これら復興には時間がかかるということと、温暖化による海水面上昇の危険性ということを重ね合わせると、どうしても、これまでの発想では限界があると考えざるを得ません。
鈴鹿市のある東海地方でも、大規模地震での災害が予想されていることから考えると、東日本大震災を教訓にしながら、温暖化の課題や人口減少社会の到来を重ね、50年先の世の中を考えた対策が必要になると思います。
その時に考えたのは、本当に温暖化が進行することを考えるのなら、人は標高の高いところにまちを造りなおさなければいけなくなるのじゃないかということ。そのためには、土地の所有という考えについて、根本的に考え直さなければいけなくなるとも。
もし、温暖化で海水面が上昇し、今まで住んでいたところが水面下になることがくるとすれば、その土地に価値がつくのだろうか、陸上にあった時に固定資産税が課税されていたということは、国がその価値をつけていたということで、その根拠がなくなることをどう考えるのか。
そういうことを整理していかなければいけない時代に入ったのではないかと、当時考えていました。
現在、東日本大震災の被害を見ていて、その思いを新たにしています。
東北地方の海岸線では、津波被害はもちろん地盤沈下の被害、また津波被害を受けた土地ではその土壌にまだまだ様々ながれきが混じっていることなど、復興について大きな課題がまだまだ山積していると思います。
また、東京電力福島第一原子力発電所の事故による周辺地域の放射能汚染について、除染という言葉で問題があやふやになっていると思いますが、やはり復興に大きな課題であることは間違いありません。
これら復興には時間がかかるということと、温暖化による海水面上昇の危険性ということを重ね合わせると、どうしても、これまでの発想では限界があると考えざるを得ません。
鈴鹿市のある東海地方でも、大規模地震での災害が予想されていることから考えると、東日本大震災を教訓にしながら、温暖化の課題や人口減少社会の到来を重ね、50年先の世の中を考えた対策が必要になると思います。