3月定例会の一般質問で行った内容のうち、「バイクを活かす地域活性化」の質問と答弁の要旨です。
提案型の質問ですが、行政側には8割以上伝わったと実感しています。これからは質問の内容に沿って、いろいろと取り組んでいきたいと考えています。
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鈴鹿市の歩みの中で、バイクはロードレースの観光面だけでなく、市内ものづくり関連企業の成長にも関係している。鈴鹿市は地域活性化にあたって、鈴鹿というネームバリューを活かす資源として、バイクにもっと着目して良いのではないか。
ひとつめの論点、鈴鹿市は鈴鹿8耐40回大会に向け、まちのムードづくりに取り組むべきと問う。来年、2017年は鈴鹿8耐の40回大会の年になる。鈴鹿市も一緒に盛り上げてはどうか。モータースポーツのまちとして、夏のバイクの聖地として、「鈴鹿」と明確にイベント名に入るコンテンツを活かすことは、鈴鹿市の観光政策にとって重要。また、BLF(バイクラブフォーラム)を、40回大会に合わせ第5回を再度鈴鹿に招致してはどうか。
― 答 弁 ―
節目の40回大会に向けて、2輪関係者や関係団体と協力し,更なる情報発信の強化を行う。
BLFはこれまで西日本を中心とした開催であり、関東地方などの人口が集中する都市の近隣で開催するなど、全国的な広がりにしていくことがBLFの目的を着実に達成することに繋がると考え、平成29年度の開催地の決定に向けては、主催団体を中心に協議を進めたいと考えている。
ふたつめ、バイクでの観光ルート検討について。
バイクだけでなく車でもそうだが、鈴鹿を訪れて頂く観光客の方々への情報提供は、観光スポットなどが“点”の情報で提供されているが、それらを線でつなぎルート情報として提供すべき。このような発想で、市内をバイクで巡る観光ルートの作成を、市民の皆さんからも提案を募ったり、市のライダー職員の力も活用すれば、バイクで鈴鹿に来て頂く方々に、より有益な情報提供が行えるだろう。市は、バイクでの観光ルートを検討できるか。
― 答 弁 ―
現在策定中の鈴鹿市観光振興方針の中で,6つの柱の一つとして,広域観光による誘客を挙げている。
バイクに限らず,自動車・ウォーキングなど,ストーリー性を持った広域観光周遊ルートの形成に取り組む。
本市の豊かな地域資源を活用し,北勢地域11市町だけでなく,伊勢志摩地域などと連携し,新たな楽しみが発見できるルートの形成に取り組む。
出会い触れ合いフェアバイクであいたいパレードなど,鈴鹿ならではのバイクのイベントも含め,関係市町・関係団体と協力し調整していく。
3点目、交通教育の充実について。
道路交通法の改正により、自転車の運転についても厳しくなり、また、事故の際に責任を問われる事案が増えている。ある意味、同じ二輪のバイクと変わらないのではないか。
モビリティ関連産業が大きな存在であり、モータースポーツ都市宣言を行っている鈴鹿市は、少なくとも三重県内で率先して、交通教育の充実に取り組むべきと考えるが、教育長の考えは。
― 答 弁 ―
鈴鹿市では各学校で交通安全教育に取り組んでいる。バイクの免許取得年齢を意識した教育を考えたい。
4つめ、バイク産業を地域の誇りとするべき。
モータースポーツに関わる人や、ものづくりに取り組む企業の人たちがあってこそ、いまの鈴鹿市があるだろう。鈴鹿市にとってバイク関連産業を伝統的なものと位置付け、地域の誇りとすべき。
鈴鹿市は、このような企業や個人の方々に対して、たとえば“鈴鹿の匠”という表現を用いながら、一定の基準を設定した認定制度をつくり、バイク関連産業を地域の誇りとして位置付けてはどうか。また、このような“匠”の技術を継承するためにも、オリジナルフレーム製作特区のような構想も可能ではないか。
― 答 弁 ―
経済産業省の「自動車産業戦略2014」では,国の施策に「二輪車戦略」を初めて位置付け,今後,国内市場のバイク産業の再興を図るための戦略の方向性や,バイクの利用環境改善の観点から駐車場整備などの施策が示されるなど,二輪産業の活性化に向けた取り組みが始まっている。
平成26年4月に改定した鈴鹿地域産業活性化基本計画の中でも,「モータースポーツ関連産業」を,集積を目指す産業の4本柱のひとつとして加え,地域経済の活性化に繋げたい。
平成25年には,中小企業地域資源活用促進法に基づき,県が指定する地域産業資源に「モータースポーツ関連製品・部品と加工技術」が指定された。指定されている地域資源を活用した新商品・新サービスの事業化を図る際に、地域産業資源活用事業計画を策定し、国の認定を受けることで、専門家による継続的なアドバイス、補助金をはじめ、政府系金融機関による低利融資、などの支援施策が利用できる。
オリジナルフレーム製作特区のような新たな構想については,その特区の区域指定を企業が受けた場合,その企業にとって,どのような規制緩和が効果的なのか,必要性も含めて,今後業界団体の意見を聞きたい。
バイク産業は,モータースポーツも含めて,鈴鹿のものづくり産業の歴史としての誇りであり,多くの国内外からのお客様に対して,本市のバイク産業の歴史をもらう等,継続的,積極的に情報発信していきたい。