鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

2011年11月01日 23時11分33秒 | Weblog
ある場所とある場所が、川や谷で行き来ができないときや、つながったほうがずっといい結果があるとき、人は橋をかけてきてたのだと思う。若松地区の地域づくりでも「かけはし」という言葉で、まちづくりのつながりを表したりしているのも、そのような思いからだと思っています。

しかし橋は最初からあるわけではなく、誰かがかけようと思わなければ、かけようという思いから行動を起こさなければ、そこに橋はできないものだと思います。
はじめに橋を架けるとき、今の世の中にあるような立派な橋から架けられたわけではないはずです。はじめはそれはその距離にあわせて、切り倒した木のような粗末なものからはじまって、次第に人の往来にあわせて、橋を頑丈に立派にしていったのではないでしょうか。

橋をかけようとする意欲、橋をかけようと努力すること、橋をかけるために行動することは、つながりを作るという目的からすれば、架けた橋を批評することよりも価値のあることのはずではないかと思います。

架けた橋がそれぞれにとってプラスになることが見えるのであれば、良くない点をあげることよりもどうすれば橋がさらに良いものになるのかを意見し、一緒に橋をよくして行くことが何より大切なことではないでしょうか。

議会の報告会は、まさにそれではないでしょうか。仮に一部の議員が動き出したものであっても、それが市民と議会をつなぐことにとって有意義なことであるのであれば、その点について考えるべきと思います。

議会の大きな目的は、やはり住民・市民生活の向上にもあるのですから、それにつながる活動を、矮小化する必要もないはずです。住民・市民の視点から考えれば、多様な考えと多様な立場の議員が一緒になって議会の報告をし、また住民の意見を聴く機会もあることは、非常にプラスのことです。

せっかくつながり始めた橋を壊したくないですし、できればよりよい橋にしていきたいと私なら思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする