旅行の楽しみの一つは 買い物です。
最初 ベルリン方面に旅行すると決められた時 さほど欲しいものは思い浮かばなかったのですが、旅行が近づくと色々と思いついてきました。
世は 今まで経験したことがないような円高でユーロ安です。 買わなきゃ損するような気もしてきていました。
まっさきに思いついたのが リモアのスーツケースでした。
今使っているのが 古いタイプでリモアサルサシリーズの大・小を一つずつ。 TSAロックの付く前のモデルです。 この二つは 私にとって高いと思いながらも 軽量で丈夫なトラベルカバンが欲しくて 国内の正規販売店で一つずつ買っていったものです。
ウェブで色々と調べていくと やはり本国ドイツで買うのは タックスリファウンドのメリットもあり 随分安く買えるようでした。
ベルリンに入ってから トトとプーサンに「リモア トバーズを二つ買う」と宣言。
トトに 「スーツケースが4つになるから 絶対無理」 と 言われ
「大きい方に小さい方を入れて 入れ子で持ち帰る」と 言い張りました。
KDBという ヨーロッパ一番大きいデパートで買えばいい というのが トトのリサーチ結果で、ベルリンの壁跡を見た帰りにKDBに行きました。
デパートは確かに大きかったものの リモアトバーズの種類は 充実しておらず 75cm2輪タイプ1点を購入。 しかし これは 私の欲しいものではなく ちょっと不本意でした。
529ユーロ タックスリファンドは11%ほどだったので、5万円弱で買えたことになります。
ホテルに戻ってから トトのいないところで プーサンに本音を言うと なぜ買う時に言わなかったのかと 責めるのですが、 詳しく話すと 「明日もう一度 ガレリアに行って ママの欲しいものを買えばいいじゃないの」と 慰めてくれました。
そして 次の日 ポツダムからザクセンハウゼン強制収容所を見学し 最後にガレリアに行き やっと私の欲しい35cmタイプのトバーズを購入出来ました。
このリモアは479ユーロ。 54ユーロ 戻ってきました。
しかし ここで トトはものすごく不機嫌になり 夕食も散々でした。
理由は トトもプーサンもTSAロックなるものをそれまで知らず、KDBの売り場に旧タイプのものがバーゲンで売り出されていて 何故その安い方が駄目なのかすぐに理解出来なかったのです。
「鍵なんかかける必要はないだろう」とか 「鍵かける外国人なんかめったにいないでしょ」というのが 二人の受け止め方でした。
しかし ホテルに戻る頃には 何故かご機嫌で いい買い物をしたと喜んでいるのです。
トトの不機嫌に付き合った私たちは 全く面白くないものの その前に プーサンが行きたがっていたビオマーケットと 私が言い出したロンネフェルトの紅茶を買うことが出来ていたので 今回は大きな喧嘩にも発展させずに我慢。
ベルリンのホテルから一番近かったのがLPGビオマーケット (最新版の地球の歩き方 ドイツ に紹介されています)
店の外観です
1階が食料品、2階は 食料品とビバレッジと化粧品や雑貨 衣類などと ビオでは日本と比較にならない規模と品ぞろえでした。
孫ちゃんたちにも この店でお土産購入
しかし 化粧品にしても 一銘柄を除いて 英語表記さえなく 選ぶのに大変です。
ビオの赤ワインを一本買って帰り ホテルで開けました。 お値段は600円弱なのに、濃くて美味しいので びっくり
ドイツはビオコーナーは デパートでもスーパーでも 日本のドラッグストアのようなところでも必ず有りました。 日本よりはるかに市場が大きいのでしょう。
さて 問題のロンネフェルトの紅茶です。
ベルリンの宿泊ホテル インターコンチネンタルは 部屋に置いてあるティーバッグもロンネフェルトでしたし、ブッフェの朝食でも ロンネフェルトの紅茶が幾種類も置いてあり 感激でした。 コーヒーは ロンネフェルトのビオ。
コーヒーより紅茶の方が水が変われば 味が大きく変わるものの ホテルで飲む紅茶は大変美味しいものでした。
トトは 旅行出発前に どこでロンネフェルトの紅茶が買えるかを一生懸命調べ たぶん最悪KDBには有るだろうと言っていたのですが。
プーサンがヤフーのドイツサイトから ベルリンのロンネフェルトの店を探し出してくれました。 トトは そのサイトから 店の地図 を印刷し 電車でのアクセスを調べていました。
ベルリンの電車で 中心から Sバーンの8 9 45 85(BBI空港方面) を利用し20分ぐらい乗っていった Adlershoh という駅を降りて 徒歩10分ぐらいというところまでわかっていました。
ドイツではとっても有名な紅茶のお店が ベルリンの郊外にあるのが不思議でしたが、ウェブサイトのおしゃれなイメージを期待して店を探しても 通りにはそれらしき店はありません。
なんと東ドイツだったころの大きなショッピングモールの中に店は有りました。
しかも とても小さな店構え。 店員は年配の女性で 英語は全く通じません。
紅茶を買いたいのですがと言うと、ドイツ語と手ぶり身ぶりで 買えますと言ってくれます。
あまりにも 種類が多すぎて 選べないほどです。
なんとクレジットカードも使えず キャッシュのみでした。
実は プーサンの提案で 旅行前にこのお店にメールし、通販で購入したいこと、それをベルリンに行くので ホテルに届けてほしいが やってもらえるかを尋ねていました。
もちろん、ホテルにも 荷物をある店から届けてほしいので ホテル利用日前に届いた場合は フロントで預かってもらえるかも問い合わせていました。
ホテルからは 宛名のところに 宿泊予定日を書きいれて 荷物を発送してもらえれば 私たちが到着前に届いても 預かっておけるという返事をすぐにもらえました。
そこで お店にもその点を念押しし ウェブサイトから11点を選んでオーダーしておいたのです。
店の対応はたいへんよく、18日にホテル宛でオーダーした紅茶を発送するとの返事もありました。
ところが22日にチェックインした時 ホテルに問い合わせると 荷物はまだ届いていないとのことでした。 すぐにメールでお店に荷物が届いていないことを伝えると、折り返し宅配の追跡ナンバーと 荷物の追跡調査の結果が届いていたのです。
オンラインで紅茶を買い、ホテルに届けてもらう手配をしたことは トトには内緒のこと。 トラブルを嫌うので 絶対に反対されると思っていました。
何も知らないトトは ネットでお店を探し当てて ちょっと得意になって私たちを連れていったのです。
店のマダムは 私が紅茶を選んでいると 店から段ボールの箱を持ってきて 何か言いはじめました。
なんと ホテルに届いていないオーダーした紅茶ではありませんか。
「もしかして この荷物は あなた方が頼んだものではありませんか?」とでも言っているようでした。
プーサンと私はびっくりです。 届いていないはずです。 紅茶はお店に戻ってきていました。 たぶん ホテルの対応が誤ったのでしょう。
トトに説明し せっかくだからと また珍しい紅茶をいくつか選んで買い足して 帰ったことでした。
1年間は持つかな?
オンラインで注文したのは、紅茶を買うために時間を使いたくなかったこと またトトが探検気分で店に行くつもりが 探し出せなかった時の慰めにというつもりでした。
たまたま送ってもらった紅茶が届いていなかったので、お店に行ったのですが、旅行中はじっくりと物を選んで買い物なんて そうそう出来ません。
紅茶はゾウさんのマークが目印 ハーブティは はっぱのイラスト
たくさんの種類の中から 好みの紅茶を選ぶのは難しく、予めネットで購入していたのは やはり正解でした。
また その後行ったKDBのデパートには ロンネフェルトの紅茶が確かにありましたが、数種類しかありませんでした。
なぜこんな苦労の多いことをするかと言えば それは 旅行したところを 少しでもその国の生活する人の目で見ることが出来るから。
市場に行ったり デパートやスーパーマーケットに行くと ローカルな乗り物にも乗るし、日本の商品の違いや物価の違いなどがわかって そんなことが旅が終わると 一番面白い記憶となっています。
この旅のスタイル やめられそうにありません。
最初 ベルリン方面に旅行すると決められた時 さほど欲しいものは思い浮かばなかったのですが、旅行が近づくと色々と思いついてきました。
世は 今まで経験したことがないような円高でユーロ安です。 買わなきゃ損するような気もしてきていました。
まっさきに思いついたのが リモアのスーツケースでした。
今使っているのが 古いタイプでリモアサルサシリーズの大・小を一つずつ。 TSAロックの付く前のモデルです。 この二つは 私にとって高いと思いながらも 軽量で丈夫なトラベルカバンが欲しくて 国内の正規販売店で一つずつ買っていったものです。
ウェブで色々と調べていくと やはり本国ドイツで買うのは タックスリファウンドのメリットもあり 随分安く買えるようでした。
ベルリンに入ってから トトとプーサンに「リモア トバーズを二つ買う」と宣言。
トトに 「スーツケースが4つになるから 絶対無理」 と 言われ
「大きい方に小さい方を入れて 入れ子で持ち帰る」と 言い張りました。
KDBという ヨーロッパ一番大きいデパートで買えばいい というのが トトのリサーチ結果で、ベルリンの壁跡を見た帰りにKDBに行きました。
デパートは確かに大きかったものの リモアトバーズの種類は 充実しておらず 75cm2輪タイプ1点を購入。 しかし これは 私の欲しいものではなく ちょっと不本意でした。
529ユーロ タックスリファンドは11%ほどだったので、5万円弱で買えたことになります。
ホテルに戻ってから トトのいないところで プーサンに本音を言うと なぜ買う時に言わなかったのかと 責めるのですが、 詳しく話すと 「明日もう一度 ガレリアに行って ママの欲しいものを買えばいいじゃないの」と 慰めてくれました。
そして 次の日 ポツダムからザクセンハウゼン強制収容所を見学し 最後にガレリアに行き やっと私の欲しい35cmタイプのトバーズを購入出来ました。
このリモアは479ユーロ。 54ユーロ 戻ってきました。
しかし ここで トトはものすごく不機嫌になり 夕食も散々でした。
理由は トトもプーサンもTSAロックなるものをそれまで知らず、KDBの売り場に旧タイプのものがバーゲンで売り出されていて 何故その安い方が駄目なのかすぐに理解出来なかったのです。
「鍵なんかかける必要はないだろう」とか 「鍵かける外国人なんかめったにいないでしょ」というのが 二人の受け止め方でした。
しかし ホテルに戻る頃には 何故かご機嫌で いい買い物をしたと喜んでいるのです。
トトの不機嫌に付き合った私たちは 全く面白くないものの その前に プーサンが行きたがっていたビオマーケットと 私が言い出したロンネフェルトの紅茶を買うことが出来ていたので 今回は大きな喧嘩にも発展させずに我慢。
ベルリンのホテルから一番近かったのがLPGビオマーケット (最新版の地球の歩き方 ドイツ に紹介されています)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/dc/f839c9a4553598b032850e2a375feb86.jpg)
1階が食料品、2階は 食料品とビバレッジと化粧品や雑貨 衣類などと ビオでは日本と比較にならない規模と品ぞろえでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/f3/70da2dc3a05d6878ba86d4f2b429972c.jpg)
しかし 化粧品にしても 一銘柄を除いて 英語表記さえなく 選ぶのに大変です。
ビオの赤ワインを一本買って帰り ホテルで開けました。 お値段は600円弱なのに、濃くて美味しいので びっくり
ドイツはビオコーナーは デパートでもスーパーでも 日本のドラッグストアのようなところでも必ず有りました。 日本よりはるかに市場が大きいのでしょう。
さて 問題のロンネフェルトの紅茶です。
ベルリンの宿泊ホテル インターコンチネンタルは 部屋に置いてあるティーバッグもロンネフェルトでしたし、ブッフェの朝食でも ロンネフェルトの紅茶が幾種類も置いてあり 感激でした。 コーヒーは ロンネフェルトのビオ。
コーヒーより紅茶の方が水が変われば 味が大きく変わるものの ホテルで飲む紅茶は大変美味しいものでした。
トトは 旅行出発前に どこでロンネフェルトの紅茶が買えるかを一生懸命調べ たぶん最悪KDBには有るだろうと言っていたのですが。
プーサンがヤフーのドイツサイトから ベルリンのロンネフェルトの店を探し出してくれました。 トトは そのサイトから 店の地図 を印刷し 電車でのアクセスを調べていました。
ベルリンの電車で 中心から Sバーンの8 9 45 85(BBI空港方面) を利用し20分ぐらい乗っていった Adlershoh という駅を降りて 徒歩10分ぐらいというところまでわかっていました。
ドイツではとっても有名な紅茶のお店が ベルリンの郊外にあるのが不思議でしたが、ウェブサイトのおしゃれなイメージを期待して店を探しても 通りにはそれらしき店はありません。
なんと東ドイツだったころの大きなショッピングモールの中に店は有りました。
しかも とても小さな店構え。 店員は年配の女性で 英語は全く通じません。
紅茶を買いたいのですがと言うと、ドイツ語と手ぶり身ぶりで 買えますと言ってくれます。
あまりにも 種類が多すぎて 選べないほどです。
なんとクレジットカードも使えず キャッシュのみでした。
実は プーサンの提案で 旅行前にこのお店にメールし、通販で購入したいこと、それをベルリンに行くので ホテルに届けてほしいが やってもらえるかを尋ねていました。
もちろん、ホテルにも 荷物をある店から届けてほしいので ホテル利用日前に届いた場合は フロントで預かってもらえるかも問い合わせていました。
ホテルからは 宛名のところに 宿泊予定日を書きいれて 荷物を発送してもらえれば 私たちが到着前に届いても 預かっておけるという返事をすぐにもらえました。
そこで お店にもその点を念押しし ウェブサイトから11点を選んでオーダーしておいたのです。
店の対応はたいへんよく、18日にホテル宛でオーダーした紅茶を発送するとの返事もありました。
ところが22日にチェックインした時 ホテルに問い合わせると 荷物はまだ届いていないとのことでした。 すぐにメールでお店に荷物が届いていないことを伝えると、折り返し宅配の追跡ナンバーと 荷物の追跡調査の結果が届いていたのです。
オンラインで紅茶を買い、ホテルに届けてもらう手配をしたことは トトには内緒のこと。 トラブルを嫌うので 絶対に反対されると思っていました。
何も知らないトトは ネットでお店を探し当てて ちょっと得意になって私たちを連れていったのです。
店のマダムは 私が紅茶を選んでいると 店から段ボールの箱を持ってきて 何か言いはじめました。
なんと ホテルに届いていないオーダーした紅茶ではありませんか。
「もしかして この荷物は あなた方が頼んだものではありませんか?」とでも言っているようでした。
プーサンと私はびっくりです。 届いていないはずです。 紅茶はお店に戻ってきていました。 たぶん ホテルの対応が誤ったのでしょう。
トトに説明し せっかくだからと また珍しい紅茶をいくつか選んで買い足して 帰ったことでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/36/ae5c815f8c5daa905cbfe7d6215f019e.jpg)
オンラインで注文したのは、紅茶を買うために時間を使いたくなかったこと またトトが探検気分で店に行くつもりが 探し出せなかった時の慰めにというつもりでした。
たまたま送ってもらった紅茶が届いていなかったので、お店に行ったのですが、旅行中はじっくりと物を選んで買い物なんて そうそう出来ません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/e2/99f0da55e30cc5583963eb2445eec7b5.jpg)
たくさんの種類の中から 好みの紅茶を選ぶのは難しく、予めネットで購入していたのは やはり正解でした。
また その後行ったKDBのデパートには ロンネフェルトの紅茶が確かにありましたが、数種類しかありませんでした。
なぜこんな苦労の多いことをするかと言えば それは 旅行したところを 少しでもその国の生活する人の目で見ることが出来るから。
市場に行ったり デパートやスーパーマーケットに行くと ローカルな乗り物にも乗るし、日本の商品の違いや物価の違いなどがわかって そんなことが旅が終わると 一番面白い記憶となっています。
この旅のスタイル やめられそうにありません。