表彰台での「マメーリの賛歌」が、さも自分のために流されたように歓び、歌詞の始まりにもある「イタリアの兄弟」よろしく
隣のドビと肩を組み歓びを分かち合う。
この場に訪れて頂ける方でもロッシについては様々。。。
今更、ロッシ論を語るつもりもございませんが若い頃のロッシは正直、あまり好きではなかった。
何事にも恐れを知らず、大胆な行動にばかり出て「単なる目立ちがり屋やん(速いけど・・・)」ってな印象。
それがいつの頃からか、「流石やねぇ」に変わった。
多分、年齢と共に昔ほど勝てなくなって来た辺りだったのかも知れない。
ストーナーやホルヘ、それにマルケスが台頭してきた頃だったのかも・・・。
その、母国イタリア人以外の速いライダーに対して時折見せるこの「不敵な笑み」。
何か含みを持ったこの上目遣いが今では唯一、昔の名残を見せるロッシの「不敵さ」なのかも知れない・・・。