先日、地元市役所へ仕事で訪れた折、莫大な税を投入し、価値があるのかどうかも疑問な
建物を改修し、その中に大そうな鉄道ジオラマを大金叩いて作るそのジオラマの
リサイズ版(実際にはHOゲージらしい)がロビーに展示してあり、それを観た土花吉は愕然・・・。
時代錯誤も甚だしいレイアウト、再現出来ていない県内初のRC造の扇形機関庫
(実物は既に解体)等全く、理解に苦しみ観る者が観れば間違いだらけの、いずれ
全国に恥をさらすことになるであろうジオラマに気を落とす。
丁度、「ご意見箱」のようなものが設置してあったため、土花吉なりに意見を書き
当然、匿名や空欄などではなく実名、連絡先も記載して投函。(多分、返事はないであろう・・・)
そして一旦、仕事の用を済まし、序に庁舎1階ロビーのサービスカウンターへ。
市民に掲示されているパンフレットの片隅にでも「鉄道写真展」の案内ポストカードを置かせて
欲しい旨願い出る。
すると、契約管理課と話をして許可をとって欲しいとのことで、4階の契約管理課へ。
カウンター越しに身分を明かすため仕事用の名刺と共に、置かせて欲しい「案内ポストカード」を
1枚手渡し、写真展の主旨説明と営利目的ではないこと、地元鉄道文化への寄与が目的で
あること等を言い伝える。
すると奥から多分、課長補佐クラスの人間が出て来て「個人的なモノはお断りしております」との返事。
「あっ、そうですか。分りました」と素直に?引き下がる土花吉。
(へぇ~、いつもの土花吉じゃないやん?いつもだと、とことん行くのに・・・)
いえいえ、呆れているのです・・・。
先ほどの「ご意見箱」に投函した所定の用紙。
ご意見欄の次に匿名空欄でも可の名前連絡先欄、そしてその下にはご協力のお願いと称し
「古い鉄道写真等がもしございましたらご提供お願いします」みたいなコメント。
これっておかしいですよねっ・・・。
市民(個人)にはお願いしておきながら、その市民が古い「鉄道写真展」の案内すら出来ない。
ただの「写真展」ではなく「鉄道」写真展なのです。
何故か今頃になって、あなた方が「鉄道!鉄道」と急に言い出したその「鉄道写真展」なのです。
兎に角、何をやってもダメな地元敦賀市。
自ら歴史や文化を放りだし、原発ひとつで生きて来たここ半世紀。
一旦、育てることを放棄したものを、自身の勝手でまた育てようとすることは至難の業。
放り去られた歴史や文化は着いて来てはくれません。
今ここにあるのは、先人が育ててくれた歴史や文化のお蔭なのです。
「鉄道!鉄道」と言うならば、もっと鉄道の勉強をして下さい。
明治後期~昭和初期の鉄道ジオラマに何故「鳩原ループ線」が存在するのですか?・・・。
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鐡道写真展/14歳「少年PENの蒸気の風景」
開催日時:2014・11・16日(日)10:00~21:00
場所:敦賀駅交流施設「オルパーク」 2F