昨日のストーナー初テストの模様。
先ず、短パンにチームが用意したポロシャツ姿で自身のゼッケン#27が掲げられたピットに笑顔で訪れる。
ゼネラルディレクターである「ジジ」とGP15の前で暫し歓談。その後、GP16でテスト中の「ピッロ」に近づき
ここでも笑顔で歓談。(ドゥカティ在籍中の後半、いつもピットで苦虫を潰したような顔だった頃とはえらい違い)
早速、真新しいドゥカティ仕様のアルパインスター製レーシングスーツ(当然、肘擦りセンサー装備)に着替え、「ジジ」とテストの打ち合わせ。
そして、ご婦人の「アドリアーナ(いつ観ても若い)」が見守る中、いつものNOLAN製のヘルメットを被り
多分、彼としては約1年ぶりにモトGPマシンを跨ぐ。(バイク自体も昨年の鈴鹿8耐でのクラッシュ以降跨いでない)
途中、「ピッロ」のサポートを受けながらの54ラップ。(正直、初日としては多い)
そして、最後のラップで叩きだしたタイムが何とっ!「2分02秒1」。
因みに昨年のセパン予選タイム。イアンノーネが「2分02秒24」でドビが「2分04秒23」。
気象条件も違えばタイヤも違うとは言え、このタイムは驚愕と言える。
(当然、彼の頭の中には2人のアンドレのラップタイムなどはデーターとして入力済み)
テスト初日を終えたストーナーのコメント:「テスト項目が沢山あり、もう少しバイクに慣れなければいけない。
デスモセディチは大きなパワーがあり、今年グレートな結果が獲得できるように、2人のアンドレアを助けるため、
正しい入力を与えたい。ラップタイムには正直驚き、嬉しかった。明日も続けて良くしたい。」
一時はストーナーにしか乗りこなせないと言われた「デスモセディチ」。
それも、近年はオーソドックな造りになり、操り易くなったとも言われる「デスモセディチ」。
しかし、一旦ストーナーが操ればそのブランクはたちまち消え去り、「ストーナーのためのデスモセディチ」という
迷信が「定説」のようにも感じてしまう。。。
では、各測定センサーで武装したGP16と「ピッロ」と歓談する「明るいストーナー」の映像を。