SBKラウジッツリンク レース1において3位表彰台獲得のヘイデン。(雨のレース2では残念ながら10位に終わる)
ランキングでは只今「5位」。(30ライダー中)
そんな、ヘイデンが今週末のmotoGP次戦アラゴン(25日決勝)に怪我によって欠場が続く
「ジャック・ミラー(Marc VDSホンダ)」の代わりに出走する。
CBR1000RR機から、久しぶりのRC213V機にチェンジ。
参戦中のWSBKではピレリタイヤ、今年の鈴鹿8耐ではBSタイヤ、そしてmotoGPではミシュランタイヤと
1シーズンで3種ものタイヤを履きこなすことは珍しくもあり大変なこと。
その中でもミシュランタイヤは独特と言われ、果たしのその走りはいかに。。。
前評判通り、ヤマハファクトリーの圧勝で終わった鈴鹿8耐。
ヤマハが今回搭載したECUはモトGP機のM1に搭載されているそれに非常に近いとされる。
R1機との相性も良く、今回も出走したモトGPライダーのポル・エスパルガロも全く違和感がないと。。。
ヤマハには来年の鈴鹿8耐(40回記念)にある目論みがあるとされる。
それは、V・ロッシを参戦させたいという目論見。
そのためにも安定した走りに安定したピット作業、そして何よりも優勝を達成させること。
8耐終了直後、ロッシは祝辞のツィートを寄せている。「Great congratulations to everybody in
Yamaha Factory Racing for the fantastic victory at the Suzuka8h!!! 」
一方のホンダ。
昨年はスロットルケーブルの不具合によりストーナーを転倒させリタイヤ。今年もマシントラブル(多分、エンジンブロー)により
リタイヤという2連覇の後に2戦連続マシントラブルという無様な姿を見せる。
第3ライダーのヘイデンはピットから出た時点で直ぐに変調を感じ、やがて何かが壊れたと言う。
ECUとの相性が悪いのか、スターターは使えず押しかけでしかエンジンが掛からないホンダ。
それも一度や二度ではなく、三度目でやっと掛かるほど。
ホンダも、「走行中は問題なく機能し、0スタートのみECUとの相性の関係で少々手こずる」と言ってたようだが
果たしてそうだろうか・・・。
ヘイデンの走行を観ていて思ったのがヘイデン右手、コーナー進入手前でのアクセルワーク。
いつもより異常に多いアクセルの煽りを行っていたような気がする。
もはや、クラッシクモデルとまで言われるホンダ機。
WSBKを観ていてもホンダのヤル気を感じとれないのは私だけだろうか・・・。
調子良く走っていたと思う。。。鈴鹿のコースをあの独特なライディングスタイルで駆けていた。
しかし、突然・・・。
チームの意向で渋滞が予想される第2ライダーから急遽、第3ライダーへ変更。
スタートから2時間と43分、二輪シケイン手前で突然、彼の乗るCBR1000RRから白煙が上がり
シケインのエスケープゾーンでマシンは息絶える。
周回数74周、残り時間5時間。マシンの修復は無理と判断しチーム「MuSaShi RT HARC PRO」から
リタイア届が提出され、ヘイデンの鈴鹿8耐は終わりを告げる。
これもレース。。。
いよいよ「鈴鹿8耐2016」が今日から始まる。。。
FIM世界耐久選手権の1戦でもある「鈴鹿8耐」、13年ぶりに参戦する彼は「大きな名誉」と表現する。
そして、「勝つために日本へ来た」と言い切る。
昨年はストーナーがライディング中にありえないマシントラブルからリタイヤとなった「#634 MuSaShi RT HARC PRO」。
2013,2014と勝って来たホンダファクトリー体制のチーム。
そのマシンにmotoGPとWSBK両方で優勝経験を持つライダーが跨る。
但し、同じホンダ機(CBR1000RR)とはいえ、WSBKで彼が跨るホンダ機とは違う。
チームはオーリンズとニッシンにパッケージに変更を加えては来ているが第一、WSBKのピレリタイヤと8耐でのBSタイヤとでは
全く違うマシンと言っていい。
増してや、SBK界では最新のドゥカティ機やカワサキ機に比べ苦戦する、今やクラッシクモデルとまで言われる「CBR1000RR」。
果たして、全日本ロードレースでも好調なヤマハYZF-R1やヨシムラスズキGSX-R1000 に対抗できるのか・・・。
正直、マシン性能的には厳しいものがある「#634」。
しかし、彼にはやり残したことがある。
13年前、僅か2周で他のマシンが吹き溢したオイルにのって転倒し、鈴鹿を終えてしまったという
その続きが・・・。
丁度、鈴鹿で35歳の誕生日を迎えるニッキー・ヘイデン。
チームカラーのDAINESE製レーシングスーツが揃ったところで無事のチェッカーを願う。。。
昨年の8耐での目玉は何と言っても「ストーナーの電撃参戦」だった。。。
結果はご承知の通りで、ホンダとしてはマシンの不都合によりストーナーをリタイアさせてしまったという失態。
そのホンダが今年は「ヘイデンの参戦」を希望しているらしい。
今季(今季もか・・・)、WSBKで苦戦を強いられているホンダ。
それは傍から観ていると、とても本気度が伝わる状況ではなく、ヘイデン自身も不満を持っても当り前と思う。
2003年、前年のAMAスーパーバイク選手権で史上最年少チャンピオンという栄誉をひっ提げ、モトGPに
ホンダワークス(レプソルホンダ)より参戦。その時のチームメイトはバレンチーノ・ロッシ。
そして、その年の鈴鹿8耐にGP選手権の合間を縫って参戦。(結果、レギュレーション違反による失格)
(因みにロッシはコーリン・エドワーズと組み2001年鈴鹿8耐で優勝している。)
果たして、ホンダが望む13年ぶりの「ヘイデン鈴鹿8耐参戦」となるのか・・・。
(※昨日、正式公表にて決定された)
その前に、WSBKでのホンダとしてのヤル気を示して貰いたい。
SBK(Round4)アッセン・レース1において、レイ(カワサキ)チャズ(ドゥカティ)に続きヘイデンが3位の初の表彰台。
久方に見るヘイデンの笑顔。。。
しかし、レース2では6位に沈み代ってヴァンデル(ホンダ)が3位。
カワサキ、ドゥカティと強豪が犇めき合う中、何とかその中に割って入れる程度のホンダ機。
やはりピレリタイヤに悩まされている模様で、FPでは上位に位置するも予選スーパーポールになると途端に
落ち込んでしまうヘイデン。。。(早く、ピレリに慣れなくては・・・)
そしてぇ?序にぃ?・・・。
ロレンソのドゥカティ入りが発表されるようです・・・。(チッ)
1週間前にはmotoGPのオフィシャルテストの舞台であったフイリップアイランドも、次の週末には2016年SBK開幕戦の舞台となる。
兎に角、今年のSBKの話題はこの人。。。(個人的に・・・)
レース1ではラスト9ラップ程で先頭集団から脱落し結果「9位」。(タイヤなのか・・・)
レース2ではゴール直前でドゥカティに抜き返され表彰台を逃し「4位」。(ん・・・悔しい。。。相手はドカだけど)
昨年のホンダ機を考えればデビュー戦にしては良い走りだったと思う。
ただ、同じホンダ機の「ヴァンデル」の走りを観るとヘニデンももっと強い走りが出来る筈の今年のホンダ機。
これから、重いSB機に順応して行けば、きっと「イケるぞヘイデン!」 。
昨日はOBAMAから早めに帰還し、TVのスイッチO~N!。。。
ええっと?・・・このヒトはどうでもいいし・・・。
「THE ACTOR」はどうでも良い・・・。
肝心の役者は?。。。えぇ---! ストーナーが居らんやんっ!。。。
既にリタイアしてるっし・・・。(後でVで観たけどフロントの挙動、おかしいよねぇ・・・)
しかし、ヤ~マハワークスの速いこと速いこと。
スタートで出遅れ、途中ペナルティを喰らってもひとり(一機)次元が違うような。。。
又、カッチョええしっ「R1」。。。
来年はいよいよSBKにこのR1を投入するヤ~マハ。。。結構、ええ感じで戦えるのでは?
先日のSBKタイでのリザルトはレース1:9位、レース2:11位。
レース後、「レース参戦はこれで終わり。家族の元に帰るよ。。。」と答える。
7年前の引退の折は、五体満足で引退出来ることをラッキーだと言い、レースから退くも
今回は急遽、復帰。未だレースで自分が通用することを証明し再び退く。
実は個人的に一つの楽しみが残っていた。
7年前、ベイリスの引退の知らせを受けガッカリした人物が今年、ひょっとしてSBKにスポット参戦
してくれないかと。。。
ベイリスへの挑戦状:「今でもSBKのレ-スに出場したい気持ちはありますよ。
それとやっぱりベイリスと戦いたかったです。彼は世界チャンピオンですからね。」