先日の再び甦れぃ。。。の調整作業が毎日のように続くも、1日24時間のズレが
「+3分」まで調整したところで一旦、他の故障修理へ。
実はこの時計の「短針」に問題があることが判明。
軸受けが甘いせいで12時から6時まではちゃんと刻むものの6時から12時の
重力に逆らい上がって行く過程で少しづつ垂れが生じ目盛りからズレて行く。
一旦、時を刻むのを休憩してもらい針を外す。
左の短針の軸固定部の金具を調整修理。
その間に妻は文字盤のデーターをとりCAD作業へ。
未だ作図途中の段階で結構、苦労してますねぃ・・・。
CAD作業は妻に任せ、再び時を刻ませながら、振り子の調整ネジで再度調整。
機械式時計の1日の「遅れ進み」の許容範囲は±1分以内と言われている。
ただ、機械式時計の場合は温度や湿度、それにゼンマイの巻き加減で常に変化
するため、数日に一度は必ず時刻が合ってるかどうか世話をやいてやる必要がある。
その辺が良いところでも有るのですが、この「±1分」の壁。
相当、苦労しましたねぃ。。。調整後の結果が24時間後ということで日数が
掛かってしまいました。(ほぼ1週間掛かり)
そして調整完了後、居場所も決まり上機嫌で時を刻む勇姿。
ところで、先日書いた「林檎らしさ」の折にも述べましたが、朝の連続テレビ小説
「カーネーション」欠かさず観ております。
只今の時代設定が戦前の昭和ということで美術さんも苦労していると思いますが
劇中、登場する「足踏みミシン」は元より、この時計のようなモノも映る機会もあり
そんなモノが現役で手元に存在することに喜びを感じている次第です。
では、最後に主題歌「カーネーション」を♪