あまり甘い思い出などはなく、苦くしよっぱい思い出の方が多いですかねぃ・・・。母と子の関係としては・・・。
そんな母とお別れしまして。。。
こうなることは分っていての別れでしたので正直、あまり堪えることもありませんでした。
そんな自宅療養中の母に、亡くなる数日前「梅の甘露煮」を造って持って行きまして。
何年ぶりかで造ったせいか少し甘く煮過ぎた感の、どちらかと言うと失敗作に近いような出来の
甘過ぎる梅の甘露煮を、細かく刻んで口元に運ぶと「美味しい、美味しい」と満足そうに食べてくれました。
それが最後ですかねぃ・・・。
救急車に乗せる折も、病院に運ばれた後も、声を掛けても反応が悪く私のことを理解しているのか
理解していないのか会話も成り立たぬまま逝ってしまいました・・・。
いくら甘露を加えようと、苦くしょっぱいものは甘くはならず、甘酸っぱくすらなってくれませんでしたかね・・・。