昨日の読売新聞で、芦屋町・岡湊(おかのみなと)神社のなんじゃもんじゃが満開と紹介されていたので、早速その日のうちに行ってきました。毎年、風薫るこの時期になると、岡湊神社の境内が真っ白に染まります。
例年はGWごろに満開になるのですが、ここ数年は開花が1週間くらい早まっているように感じます。
全国から寄せられたなんじゃもんじゃの木が植樹される岡湊神社の境内。年を追うごとにその数が増えて、今や200本を超えるほどになりましたが、最初の一本は、岡湊神社の宮司が明治神宮を退職する際、当時の神宮外苑長から寄贈されたもの。更にさかのぼれば神宮外苑の親木は、日本と朝鮮の親交の証しとして朝鮮李王家から贈られたものだそうです。
「なんじゃもんじゃ」は、和名「一葉たご(ひとつばたご)」の愛称。(以前も書きましたが)その名の由来は諸説あるうち、『明治時代、青山練兵場(現在の神宮外苑)にあった一葉たごを、誰ともなく「何の木じゃ?」と聞いているうちに、いつのまにか「なんじゃもんじゃ?」と呼ばれるようになった』いう説に親近感を覚えます。
神社の名称「岡湊」は、日本書紀に「崗之水門(おかのみなと)」として登場する芦屋の古い呼称。主祭神として大倉主命(おほくらぬしのみこと)と菟夫羅媛命(つぶらひめのみこと)、配祀神として素戔嗚尊(すさのおのみこと)、天照皇大神、神武天皇をお祀りしています。
道路を隔てた社務所側のなんじゃもんじゃ。境内のどの木よりも早咲きで、一番先に真っ白に染まります。
ひとつひとつはプロペラにも似た小さな花。それが集まって、降り積もった雪のように見えるんですね。
ジムの帰り、赤みを帯びた大きな月が出ていました。昨日の満月、ピンクムーンは見逃してしまったのですが、きっと遜色ないほどきれいだったのではと思います (^^ゞ