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蝋梅 (ロウバイ)


写真の「蝋梅」、昨日 皇居東御苑で撮りました。

丸の内界隈で買い物を終えて、「天気もいいし、チョッと散歩でも…」と東御苑を歩いていたら、風に乗っていい香りがしてきます。

ふと目を転じると“蝋細工”のような梅に似た花、本物の「ウメ」はバラ科サクラ属に分類されるのに対し、「蝋梅」はロウバイ科ロウバイ属に分類されるそうです。

撮影したのは、花全体が黄色でしたので、「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」という種類だと思います。

まぁ、植物学的なことはともかく、花の少ないこの時期には嬉しいですね♪
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唐招提寺

成人の日の東京は曇り空 。 気温もあまり上がらない予報で、寒々とした空模様です。

こんなことを書くと年寄りくさいんですが、例のハッピーマンデー以降 成人式は1月15日から第2月曜に替わり、さらにお年玉付き年賀はがきの抽籤も20何日とかになって、なんか季節感がメチャクチャですね~


さて写真は、2000年から約10年間、金堂の大修理が行われたいた関係もあって、すっかりご無沙汰していた奈良の唐招提寺。

先月30日に、それこそ ン十年振りに行ってきました。






唐招提寺といえば鑑真。

688年、中国・揚州に生まれ、天宝元年(742年)に大和朝廷からの招請で渡日を決意して以降12年間に5回の渡航を試みて失敗したものの、天平勝宝5年(753年)、6回目にして遂に渡日に成功。
以後、東大寺を経て、天平宝字3年(759年)に戒律を学ぶ人たちのために「唐律招提」と名付けられ鑑真和上の私寺として始まったのが今の唐招提寺。

屋根瓦には「唐招提律寺」と刻まれています。




伽藍を一巡し振り返ると、青空に優美な曲線を描く金堂と沓型の鴟尾。
井上靖の「天平の甍」を思いだしました。


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