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続;大糸線の旅(その5/旅の思い出は…「鱈めし」)

「新井」の「こそば亭」で「奈川在来種」のざる蕎麦でお腹を満たし、2駅戻った上越妙高から「はくたか」に乗る前に夕飯用に買った「鱈めし」

2012年に始まったJR東日本「駅弁味の陣」の第1回”駅弁大将軍”を受賞した駅弁で、主役は日本海の冬の味覚「たら」。
昆布の炊き込みご飯に棒鱈の甘露煮・塩たらこ・数の子わさび漬け・たらの親子漬けなどがのっています。骨まで食べられる棒鱈は絶妙な甘辛加減で、付け合せも箸休めにちょうどいい味わい。



前泊でもらった「地域振興券」を活用してもう1品お土産に買ったのが、「村上牛のご飯たれ」




新潟のお土産らしいご飯が進む一品です
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続;大糸線の旅(その4/新井の「こそば亭」)

直江津のD51レールパークをあとに、「今日のお昼は…」と思いながら「えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン」で「新井」へ行く途中の「高田」は日本一の豪雪地帯で有名で、1986年の最深積雪量はなんと324cm!
今でも雁木の総延長は約16kmもあるそうですが、改札口も昔ながらの木製で風情があります。

お目当てのお蕎麦屋さんは、新幹線と接続する上越妙高から2つ先「新井」駅から歩いて15分ほど…

口開けにいただくお酒は、妙高連峰から流れる矢代川の近くの「千代の光」の特別本醸造「真」


アテは舞茸の天麩羅で軽く一献、、、

いただいたお蕎麦は長野県奈川村で絶滅寸前だった在来種を北海道の地で10年以上かけて再現させたという、北海道黒松内産の「奈川在来」のざる蕎麦






蕎麦湯も美味しくいただいた帰り道
びっしり実った赤い実は何かしら?


豪雪地帯だけあって、消火栓も2m近い高さがあります


帰りの列車を待つ間新井駅のホームに立つと向こう側の島式ホーム1面2線に貨物列車の停車や入れ換え用の中線+駅舎のある下りホームの4線に豪雪地帯らしい融雪溝を備える立派な駅で、かつては首都圏と日本海を結ぶ大動脈だった信越本線を思い出させる駅でした。
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続;大糸線の旅(その3/直江津「D51 Rail Park」)

今回、直江津に来た目的は「新潟県鉄道発祥の地」と呼ばれる直江津駅から徒歩5分ほどの「Naoetsu D51 RailPark」
入口で「トキ鉄サポーターズクラブ」でいただいた招待券を示して扇形庫に入ると、目の前にワフが停まっています。昔、新小岩にいた貨車のようですが、錆が浮いているのはちょっと悲しい。



同じ扇形庫にはかつて七尾線で活躍していた413系の先頭車(クハ412)。運転台に座れるのがいいですね!





かつての直江津機関区転車台の先にはお目当てのD51と体験乗車ができるヨ6000形緩急車。



梅小路などの罐と比べて手入れはいま一つかな??

薄っすらと煙がたなびいているように見えますが、動力は圧縮空気


石炭の匂いがしないのは一抹の寂しさを覚えますが、実際に火を入れて走るとなるとメンテナンスやら免許やら莫大な費用が掛かるそうで、一私企業が努力して「動態保存」をしてくれている姿勢はありがたいです。
さて、緩急車に乗って直江津駅構内までの引込線ですが、蒸機列車に体験乗車



緩急車に乗ったのは初めて!

ストーブの取説なんか貼ってあるんですね!



推進運転で直江津駅構内まで行ってから、前進で転車台まで戻って、体験乗車はここでお終い
このあと転車台を使って360°回転のお披露目です























転車台でグルっと一周回って、「かんぬき」をスライドして固定してから後進で元の緩急車に連結。





扇形庫にもう1台展示されている3連ロッドの小さな機関車「DL14」

特に説明はありませんが、エンジンボンネット上部の手すりに連結器わきに「誘導員?」用のボックス???
ネットで調べたら、「神戸製鋼所神戸製鉄所専用線で使用されていた日立製25t機」とありました。
有田川鉄道公園で保存されていたのが、レールパーク開設に際して、D51と一緒に直江津に来たようです。
銚子電鉄もそうですが、3セクも含めた民営鉄道は本業だけでなく、色々な「副業」も行って採算に務めていますが、「線路の石焼き芋」もその一つ

寒い時期には温かい焼き芋も美味しそうです 

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続;大糸線の旅(その2/「えちごトキめき鉄道」)

「塩の道」の起点・糸魚川から、今日は日本海に沿って直江津まで「えちごトキめき鉄道」の各駅停車で…

サポーターでもらった「優待乗車証」有効に使わせていただきました
糸魚川駅の大糸線ホームにはJRのキハ120、糸魚川-南小谷がディーゼル音を響かせて待機中。

かつて北陸本線だった「トキ鉄/日本海ひすいライン」にはET122ディーゼルカーが発車の合図を待っています。

車内で目を引いたのは横田めぐみさんら「拉致被害者」の一日も早い帰国を求める中づり広告。
未だに8名の方の安否も分からないのはまさに人権問題。一刻も早い解決を望みます。


「日本海ひすいライン」はその名のとおり、日本海に沿って山が迫る地域を抜けていくので、過去には山崩れで犠牲者が出たこともあるエリアです。北陸本線の電化にあたっては、そういった事故を繰り返さぬよう、車窓の景色は犠牲になりましたが、長大トンネルで結ばれるようになりました。その中でも有名なのが全長11,353メートルの頸城トンネル内にある「筒石駅」。

出口までは290段(反対側は280段)の階段を上って行かなければなりませんが、鉄道ファンの間では『モグラ駅』として人気の駅です
トンネルを抜けると3つほどで直江津。この列車の終点です。

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続;大糸線の旅(その1/「塩の道」の起点;糸魚川)

松本から篠ノ井線で食べた駅弁までは前に書きましたが、ツアー自体は長野からふたたび新幹線で糸魚川に戻って、そこで解散。せっかく糸魚川まで来たので、この機会にサポーターになっている「えちごトキめき鉄道」の優待券を活用しようと、糸魚川のルートインに一泊。

糸魚川駅から徒歩圏で泊まれる選択肢は少なくて、お部屋はちょっと…ですが、まぁ朝食のバイキングやお部屋に珈琲が持っていけるベンダーはいいですね!



朝ごはんを済ませてから、糸魚川漁港まで30分ほど散歩
前夜は時々雷も鳴る初冬の日本海側らしい天気でしたが、今朝もどんよりとした雲が垂れ下がっています。



昨夜はほとんど街灯もない暗い道を傘をさして歩いたので気づきませんでしたが、歩いてきたみちは「塩の道」だったんですね!



ここ糸魚川から小谷を経て松本や塩尻に至る千国街道の日本海側の「道路元標」も近くにあることは分かったのですが、列車の時刻が迫っていたので今回はパス。次の機会に尋ねてみたいと思います
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