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善光寺さんまで…

また日付が前後しますが7月7日の夕暮れ時、駅前の居酒屋のあと、腹ごなしに善光寺さんまで行ってきました。
参道を上って最初に見える仁王門。

創建は1752年(宝暦2年)ですが、1847年(弘化4年)の善光寺地震で焼失。その後再建されましたが明治24年の火災で再度消失。今の仁王門は1918年(大正7年)に再建されたものとか。
特徴的なのは仁王像の配置。日中は影になってよく判りませんが、通常とは逆の左に口の開いた阿形、右に吽形となっているのが照明でよく判ります。
割と遅い時間だったので、国宝の本堂の門扉は閉じていました

善光寺さんの門前に構えるアールデコ調の建物は「THE FUJIYA GOHONJIN」

加賀百万石・前田家藩主が常宿だったことから「御本陣」と称しているとか。
この建築にあたったのは、仁王門の再建に携わった越前宮大工・師田庄左衛門。


権堂あたりまで下ってきたところの「歌舞伎座」風の外観に立派な唐破風の「北野文芸坐」は企業メセナの走りとしても有名な施設で、席数は385席と中規模の劇場ですが、先日も春風亭小朝 独演会がありました。

その向かい側は長電権堂駅に通じる商店街。なかなか綺麗なアーケードで日中は賑わっていることでしょう。


長野駅と善光寺のちょうど中間あたりの「セントラルスクゥエア」は、1998年長野オリンピックの際に、日本人選手がメダルを獲得した屋内競技の表彰式会場として使われた場所を3年ほど前に改修して、芝生広場や噴水、公衆トイレなどが整備された開放的なスペースになりました。



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長野で…飲み屋めし

小布施から長野に戻って、いったん宿に戻ってシャワーで汗を流して小休止。

長野市内に泊まるのは初めてなので、事前に宿周辺で「飲み屋めし」が楽しめそうなお店をピックアップして開店時間に合わせて行ってみました!
駅前の路地裏にある、昭和の雰囲気がたっぷりと感じられる老舗の大衆居酒屋「とくべえ」は、馬刺しなどの「郷土料理」はありませんが、地元の会社員が集っていそうな店構え。今どき珍しいのは「全席喫煙可」

年季の入った赤提灯の横の引き戸を開けると、、、昭和の居酒屋!
ゆるくカーブしたカウンターに年季の入った座布団が載った丸太の椅子が7~8脚に10人近く入れそうな半個室の小上がり3部屋。全席に灰皿があるのも珍しい!
入り口近くのカウンターに腰かけ、まずは生ビールの「小」と「やたら漬け」

「やたら漬け」って、初めて聞きましたが、主に北信地域で食べられている郷土料理で、夏の定番メニューなんですね! 茗荷や茄子などの夏野菜、ぼたんこしょう、大根の味噌漬けを刻んで混ぜて… 
ピリッとしたぼたんこしょうの辛みがアクセントで、“やたら”お酒がすすみます

飲み物を木曽の清酒「七笑」に替えてお願いしたのは、地元の伝統野菜「小布施丸なす」を使った「丸なすの鉄火味噌」

京都の「賀茂なす」がほぼ真ん丸なのと比べ「小布施丸なす」は下膨れの巾着型で、大きいものはソフトボールくらいの大きさとか! その茄子を青唐辛子やピーマンなどの夏野菜と炒め、仕上げに砂糖・みりん・信州味噌を入れて馴染んだら出来上がり♪

ホントはもう一品「コロッケ」も頼みたかったのですが、先客に出てきたのをみたら、もの凄い大きさで、脚色抜きでワラジ大  3~4人でないと食べきれそうもないので諦めて、カウンターで湯気をあげていた「おでん」をお願いしました

お出汁を一口すすってみると、お品書きの「特製味のしみた、優しい味のおでん」に偽りなし
先の2品でそうとうお腹も一杯になっていたので、白滝や大根などお腹にたまらなそうなのを選びましたが もう満腹!お会計をしてもらって、暮れ始めた参道を善光寺さんまで腹ごなしに行こうかな

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元東急の8500系

小布施から長野に戻る列車は志賀高原をバックに入線する元東急の8500系。

車内を見上げると昔の通勤型でおなじみの扇風機が健在でした!

(前に長野駅の地下の写真に8000系と書きましたが長電に来たのは8500系ですね。動力性能は変わりませんが、運転視野の向上のため運転台が少し高くなり、それに伴って前面の窓が少し高く小さくなっています)
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ながでん電車の広場

小布施町立図書館「まちとしょテラソ」を見学してから、小布施駅構内の「ながでん電車の広場」に寄ってみました。
いまは使われていない小布施駅下り方の待避線に、かつての長野と湯田中を結んだ長電の看板特急・2000系の第4編成(D編成:モハ2007-サハ2054-モハ2008)が展示されています。








屋根があるとはいえ、所々塗装が剥がれていて保存状態は良好とは言えませんが、実際に車内に入れるのはいいですね! 
車内はドア付近が一部ロングシートの他は回転クロスシートで、高い天井の2列配置の蛍光灯は連続カバーを装着し、扇風機の代わりに当時としてはモダンなファンデリア。吊り革がないのもスッキリした印象でした。
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小布施町立図書館 まちとしょテラソ

小布施の中心街からちょっと外れたところにあるPatisserie Rond-toさんで一息ついて、自転車を返そうと駅に戻ったらちょうど長野行きの電車がでたところで、次の列車まで1時間近くあったので、歩いて5分ほどの「小布施町立図書館 まちとしょテラソ」に寄ってみました。

持参した文庫を読みながら周りを見回すと、とても素敵な意匠です。カウンターの職員さんに声を掛けたら「撮影許可」のネームタグを出してくれて、「個人が分かるような撮影に気を付けてください」
間仕切りを必要最小限にとどめ、館全体を基本的にひと繋がりの大きな空間。山に生える木々が枝を伸ばしたような意匠で、山なりの屋根を支える柱は3本。




児童書コーナーは中庭に面した明るいスペース
素足で寝そべってもOK

『まちとしょテラソ』の名前は、この敷地が駅側からも裏側からも真っ暗で見通しの悪い場所に周囲を明るく照らす「行灯」のような図書館にしたい…との希望が込められているそうです。
そういえば、関係はないかもしれませんが、小布施堂の近くに「日本のあかり博物館」もありますね!

日本図書館協会が「優れた図書館建築を顕彰し,それを広く世に知らせることによって,図書館建築の質の向上を図ること」を目的として定める「日本図書館協会建築賞」を2012年に受賞した建物の設計は、古谷誠章+NASCA。
NASCA共同主宰の古谷誠章氏は、今年11月末に竣工が予定される道玄坂一丁目に跨る複合施設「渋谷サクラステージ」の設計も行ったそうです。

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Patisserie Rond-toで一服

7/7、岩松院で北斎最晩年の肉筆画「八方睨みの鳳凰」を眺めてから、小布施の街中に戻って、Patisserie Rond-toさんで一服。






美味しいお菓子に、暑かったのでアイス珈琲。美味しくいただきました

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小布施の町を自転車で、、、

7/7(金)、天気が良かったので小布施の観光案内所で自転車を借りて、ブドウ畑を眺めながら小布施ワイナリーへ、、、

一応調べていったのですが、昔の農道をそのまま拡幅・舗装したような感じで道に迷って、GoogleMapの案内でなんとかワイナリーに着けました

ワイン数本を宅配便で送ると時分どき。自転車で長電「都住」駅の向こうにある「せきざわ」を目指します。
11時半の開店少し前に着いて、紫陽花を眺めながら暫し一服してから店内に



お品書きに小布施ワイナリーがつくる日本酒「ソガペール エフィス サケ エロティック」があったので、それを蕎麦前にいただきながらアテは9品ほどが一口ずつ盛られた「おまかせ」
いただいたのは、蕎麦粉100%の生粉打ち、蕎麦の中心だけの更科粉を使った「変わり蕎麦」は夏らしい「葉生姜」と、〆は「あら挽き」





いまは「店内の撮影はご遠慮ください」となっているので
写真は以前訪ねた際のアルバムから… 


「せきざわ」でお蕎麦をいただいてから、「岩松院」で晩年の北斎肉筆の「八方睨みの鳳凰」。



嘉永元年(1848年)の作ですから、描かれてから175年も経ちますが絵具の剥落もほとんどなく、北斎のパトロンだった小布施の豪商・高井鴻山の資金力もうかがわせる素晴らしい作品でした
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小布施に寄り道

明日 白馬でワイン会があるので長野前泊して小布施に足を伸ばしてみました。

北陸新幹線も通常だと6,380円のところ、「早割り」だと4,450円。
諸物価高騰のおり、2千円近い割引は嬉しい

長野駅近くのホテルに荷物を預け、地下にある長野電鉄ホームへ

鉄道ファンにはお馴染みですが、旧営団地下鉄や東急・小田急などの車輌が活躍しています

100円の特急料金でかつての成田エクスプレス(JR東 253系)に乗車


向こう側には東急の8500系

かつて”JR”の文字があったところには”NER(長野電鉄)”



本を片手に北信五岳を眺めながらの旅の出発です





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今日は七夕

願い事は数々あれど、、、やっぱり「平和」が一番


先日友人と訪れた、浅草・雷門前の「文化観光センター」で
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