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三嶋大社に行って来ました

湧水の綺麗な柿田川をあとに、伊豆国一宮、伊豆国総社の三嶋大社にやってきました


大山祇命[おおやまつみのみこと]と積羽八重事代主神[つみはやえことしろぬしのかみ]の二柱の神を祀る三嶋大社。同社のHPには「御創建の時期は不明ですが、古くより三島の地に御鎮座し、奈良・平安時代の古書にも記録が残ります。三嶋神は東海随一の神格と考えられ、平安時代中期「延喜の制」では、「名神大」に列格されました。社名・神名の「三嶋」は、地名ともなりました。」と記され、境内の「神池」や「腰掛石」などに見られるように、源頼朝、北条政子とも縁の深い神社です。







「本殿」は、本殿・幣殿・拝殿からなる権現造の複合社殿で、1854年の安政東海地震の後に再建されたもの。





境内右手には「神鹿園」もあるので、こちらのお使いは鹿なのかと思いましたが、この鹿は大正時代に春日大社から譲り受けたそうで、こちらの神さまのお使いはナント「うなぎ」!

そのため、明治維新まで当地では鰻を食することはご法度でしたが、その謂れを知らない薩長の芋侍が「罰当たり」にも鰻を食したところが神罰も下らなかったというので、地元の人々も鰻を口にするようになったという「俗説」があります。
まぁ、そんなこともあって、三島と鰻は縁が深いんですね

三嶋大社と言えば、もう一つ有名なのは「金木犀」

柿田川からのバスを降りた辺りから ほのかに香りが漂っていたのですが、樹齢1200年以上、満開の時には二里先まで香りが届くと言われ、国の天然記念物にも指定されています。

残念ながら枝の一部が折れて、往時の勢いは感じられませんが、これほど大きな金木犀は初めてです

南海上から接近する熱帯低気圧に刺激された秋雨前線が時折り強い雨を降らせる中、三嶋大社を後にしました。



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