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「海の正倉院」  宗像大社 国宝展

今日の東京は気持ちよく晴れ渡っています。

朝のうちに家事を済ませ、開催中の「宗像大社 国宝展」にやって来ました。
会場の出光美術館はお堀端の帝劇ビル9階で、ラウンジからは皇居がぐるりと見渡せます。

「宗像大社」は、沖ノ島の「沖津宮(おきつぐう)」、筑前大島の「中津宮(なかつぐう)」、宗像市田島の「辺津宮(へつぐう)」の三社の総称ですが、今回の目玉は 玄界灘に浮かぶ絶海の孤島・沖ノ島の20数箇所の祭祀遺跡から発掘された遺物。


沖ノ島は九州本土から約60km。

「神の島」と呼ばれ、島全体が御神体です

今でも女人禁制の伝統が守られていて、男性でも毎年5月27日以外の上陸は基本的に許されていないそうです。
4世紀頃から大陸との交通の要衝で、「海の正倉院」の別名もある「沖ノ島」。 精緻な加工が施された黄金の指輪や三角縁神獣鏡など、奈良の正倉院展に勝るとも劣らない 目を瞠る国宝の数々でした!

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出羽三山の・・・羽黒山

昨日は台風崩れの低気圧が抜けたため、時折り強い雨に見舞われましたが、今日の東京は晴れ
朝から洗濯日和りです

さて 以下、先週の金曜に行った、羽黒山五重塔の続きです。
出羽三山とは、月山・湯殿山・羽黒山の庄内地方3つの山岳信仰・修験道の総称で、今回訪れた羽黒山山頂にある「三神合祭殿(さんじんごうさいでん)」には その三神が合祀されています。

二の鳥居の先の 随神門(ずいしんもん)から先は出羽三山の神域




引き締まった空気感のある石段と 苔むした杉の巨木に 思わず襟を正してしまいそう


苔むした石畳の道を歩くと、ほどなく祓川。
昔 三山詣での人たちはここで水垢離をしてから、2000段以上の坂道を登って行ったそうです。
祓川の対岸の滝は「須賀の滝」


三神合祭殿への本格的な登り道(一の坂)の手前の木立に立つ五重塔




素木造り、柿葺、五層の優美な塔は600年前、庄内領主で羽黒山の別当であった武藤(大宝寺とも称する)政氏の再建と伝えられ、国宝に指定されています。

塔から一の坂への石畳の道の脇の石仏群

頂きの三神合祭殿までの2446段といわれる石段と樹齢約350年~500年の杉並木はミシュラン・グリーンガイドの三ツ星。



バスの関係で 三神合祭殿は見送って、麓の茶店で山形名物の「玉こんにゃく」に舌鼓

天気に恵まれたので、市内に戻って観光協会の貸自転車で市内を散策しました


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