平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

無理な恋愛 その7

2008年06月11日 | 恋愛ドラマ
★必要とされない人間
 ZUKANのセールスが思わしくなく会社に自分の居場所が見出せなくなった立木正午(堺正章)。
 彼は言う。
 「誰にも必要とされないのはつらい」
 でもそんなことはない。
 立木はかえで(夏川結衣)や龍彦(徳井義実)、文平(田中 圭)や朝子(小嶋陽菜)みんなに必要とされている。
 彼の言葉にどれだけ勇気づけられたことか。
 それはダメ元でオーディションを受けるかえでやシナリオを書く龍彦を見ればよくわかる。
 立木はがんばるかえでや龍彦を励ます。
 「がんばるってことはいいこと!がんばれることがあるっていいこと!」
 自分の将来について相談してきた朝子にも立木は言った。
 「僕も怖くてしょうがない。でも何かになろうとかならなくちゃいけないとか思わなくていいんじゃないのかな。どんな仕事につこうと君は君だ」

 全編、なるほどの立木語録。
 立木はみんなに必要とされている。

★立木の様な人間になりたい
 毎回書くけど立木の様な人間になりたいな。
 好きな人への距離の取り方。
 さりげなくかける意味のある言葉。
 仕事への情熱。
 何よりも前向き。
 60歳になってもすべてをゼロにして再出発できる強さ。

 ドラマや映画、小説の人物はある意味、生き方のお手本。
 いいな、かっこいいなと思えるキャラクターをお手本にして生きればいい。
 秋葉原無差別殺傷事件の犯人もこのドラマで立木を知っていたら方向修正できたかもしれない。
 キムタクの朝倉総理には「勝ち組のくせにきれい事言いやがって」と反感を持つかもしれないけど。
 ドラマにはそんな力がある。
 厳しい現実を忘れることもできますし。
 だから嘘や絵空事を書いてはいけない。


コメント
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