平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

あいのり 8/18

2008年08月19日 | バラエティ・報道
★ヤマジ
 今回のつかみはヤマジの歌とモデルウォーク。
 ヤマジの歌がオープニングになるとは!?

 ヤマジはこの屈折具合がいい。
 人間生きていれば体だけじゃなく心にも歪みが出てくるものだけど、彼女の歪み方はすごい。
 前回はこーすけに意見されて歪みを正されたけど、人間、そんな簡単に直るものじゃない。
 シュレックはスルーされたし。
 ヤマジの歪み方は個性だ。
 無理に真っ直ぐに直そうと(フツーになろうと)せず、うまくその個性を伸ばしてほしいな。
 
 今回のパフォマンス以外にもまだいろいろありそうなヤマジ。
 彼女の心の中は混沌として様々なものが入り交じっているのだろう。
 現実の生きにくさとか、他人に受け入れられない自分とか。
 ヤマジはシナリオライターや小説家が想像も及ばないキャラクターだ。
 彼女が今後どんな心の中を見せてくれるか楽しみ。

★究極の選択
 こーすけか?海か?
 迷う桃。
 こーすけのことは好きだけど、彼の気持ちはよっこの方に向いている。
 献身的な海とつき合ったら幸せになれそうだけど、こーすけほど好きじゃない。
 <人を愛する>方が幸せか?
 <人に愛される>方が幸せか?
 その究極の選択。

 見事なドラマだ。
 見ている方も「自分だったらどっちにするか」と迷うし、桃がどっちを選ぶか予測不能だ。
 あいのりの参加者は基本的にシロウトさんですよね。
 編集によって多少作られた部分はあると思うが、すべての参加者が見事なドラマの登場人物になっている。
 プロの役者の演技によって作られた表情でなく自然な表情。
 プロのシナリオライターがとても描けないせりふやリアクション。
 そして今回の桃は恋愛ドラマの見事な主演女優。
 さて桃はどんな結論を出すか?

 オリンピックもそうだけど作り物でないドラマには迫力がある。



コメント
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