平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

正義の味方 第8話

2008年08月29日 | ホームドラマ
★遊び心
 この作品は遊び心に溢れているから好きだ。
 今回の圧巻は、美恵子(吉行和子)叔母様が車椅子から立つ所。
 「アルプスの少女ハイジ」そして「2001年宇宙の旅」。
 美恵子が立つシーンの曲は「ツァラストラはかく語りき」。
 「2001年宇宙の旅」で猿が立ち上がり道具を使うことを覚えるシーンで使われているのと同じ曲。
 遊んでいますね。

 その他にもディティルに遊びがいっぱい。
・毎回必ず出る熊アイテム。今回はかき氷を作る器械。
・ものほし台には『鉄男』の五郎(佐野史郎)らしく電車のつり革が掛かっている。
・嫌みを言われたら「微笑み返し」

★ジャンボとは何者か?
 ジャンボ(入江甚儀)の立ち位置もシュールだ。
 容子(志田未来)の家の事情に通じているくせにほとんど存在を認められていない。
 容子の隣に住んでいる幼なじみなら1話ぐらいを割いて描かれてもいいくらいだが、ずっとこの扱い。毎回30秒の出演。
 しかし短い出演ながらジャンボというキャラクターは着実に浸透している。
・乙女座でオカマのうわさがある。
・勉強は出来るらしく容子の宿題を手伝ったこともあるらしい。
・水泳は潜水が得意。
・体がそんなに大きくないのに”ジャンボ”!どうして?
 すごい立ち位置のキャラだ。

 この作品はマニアックに楽しめる。
 個人的には知佳(西内まりや)のスカートがなぜ毎回長いのかが気にかかる。

★それにしても……
 容子って使える女の子ですね。
 勉強はできないけれど、現実対応能力は抜群。
 法事の準備も滞りなく出来るし、似顔絵も上手い。
 法事列席者のプロフィールも調べ上げてるし、将来探偵としてやっていけますよ。
 葬儀社さん、似顔絵描きも出来るかもしれない。
 すべて槙子(山田優)のおかげ。

 しかしチキンハート。
 美恵子叔母様に挨拶する時はメチャクチャ緊張。
 それが可愛い。
 さて容子の恋はどうなるか?

 嫁姑戦争は美恵子という後ろ盾がついて今回で決着がついた様です。


コメント
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