そうそう、今回のような龍馬(福山雅治)を見たかった!
<大政奉還>というほとんど不可能な戦略を行うために後藤象二郎(青木崇高)と交渉する龍馬。
後藤は最初居丈高で、龍馬を薩長との橋渡しをする道具としてしか考えていない。
あくまで自分に奉仕する下士のひとりという扱い。
しかし龍馬は単なる橋渡しを断り、本題に入る。
<大政奉還>を説き、「土佐が新しい日本の要になるべきだ」と主張する。
それを理解しなければ「土佐も容堂公も大馬鹿じゃ!」と一喝する。
まさに白刃の下での必死の交渉。
<薩長同盟>締結の交渉はイマイチだったが、今回は本当に緊張感があってよかった。
後藤の下につくのではなく、あくまで対等という姿勢を貫くのも格好いい。
随所随所で挿入される弥太郎(香川照之)、お元(蒼井優)の不安や驚きの表情も効果的だ。
というわけで繰り返しになるが、僕はこういう戦略家でタフネゴシエイターの龍馬を見たかった。
シーズン3あたりからこういうふうに描いてくれたらよかったのに。
緊張のシーンから一転してリラックスシーンになる、ラストのお龍(真木よう子)との膝枕シーンもメリハリがあってよかった。まさに緊張と弛緩。
今回の唯一の欠点をあげれば、後藤が急に賢くなっていること。
今までの後藤の描かれ方って、深謀遠慮も何もない、ただプライドと上士の力をふりかざすだけの男だった。
今までの描き込みがなかったことが残念。
それと主人公が立つ格好いいシーンって派手なアクションシーンだけではないんですね。
前回の高杉(伊勢谷友介)の着流しと三味線で戦うシーンも格好よかったけれど、今回の龍馬も格好いい。
特に今回は座って交渉しているだけなのに。
今回の話は再放送をハードディスクに録画して保存版にしようと思います。
※追記
「才谷梅太郎なんて人、ウチは嫌いや」
このお龍さんのしゃべり方いいですね。
拳銃を撃つお龍さんも。
やはり真木よう子さんは大した女優さんだ。
お元の蒼井優さんもあんなに童顔なのに色気がある。
弥太郎の香川照之さんに負けていない。
また次のせりふ。
「この世の中なんて大嫌い。何もかもなくなってしまえばいい」
こういう激しいせりふをサラリと言ってのけてしまうなんて。
凡庸な役者さんだったら、憎しみの表情やただの抑揚のないせりふになったりする。
<大政奉還>というほとんど不可能な戦略を行うために後藤象二郎(青木崇高)と交渉する龍馬。
後藤は最初居丈高で、龍馬を薩長との橋渡しをする道具としてしか考えていない。
あくまで自分に奉仕する下士のひとりという扱い。
しかし龍馬は単なる橋渡しを断り、本題に入る。
<大政奉還>を説き、「土佐が新しい日本の要になるべきだ」と主張する。
それを理解しなければ「土佐も容堂公も大馬鹿じゃ!」と一喝する。
まさに白刃の下での必死の交渉。
<薩長同盟>締結の交渉はイマイチだったが、今回は本当に緊張感があってよかった。
後藤の下につくのではなく、あくまで対等という姿勢を貫くのも格好いい。
随所随所で挿入される弥太郎(香川照之)、お元(蒼井優)の不安や驚きの表情も効果的だ。
というわけで繰り返しになるが、僕はこういう戦略家でタフネゴシエイターの龍馬を見たかった。
シーズン3あたりからこういうふうに描いてくれたらよかったのに。
緊張のシーンから一転してリラックスシーンになる、ラストのお龍(真木よう子)との膝枕シーンもメリハリがあってよかった。まさに緊張と弛緩。
今回の唯一の欠点をあげれば、後藤が急に賢くなっていること。
今までの後藤の描かれ方って、深謀遠慮も何もない、ただプライドと上士の力をふりかざすだけの男だった。
今までの描き込みがなかったことが残念。
それと主人公が立つ格好いいシーンって派手なアクションシーンだけではないんですね。
前回の高杉(伊勢谷友介)の着流しと三味線で戦うシーンも格好よかったけれど、今回の龍馬も格好いい。
特に今回は座って交渉しているだけなのに。
今回の話は再放送をハードディスクに録画して保存版にしようと思います。
※追記
「才谷梅太郎なんて人、ウチは嫌いや」
このお龍さんのしゃべり方いいですね。
拳銃を撃つお龍さんも。
やはり真木よう子さんは大した女優さんだ。
お元の蒼井優さんもあんなに童顔なのに色気がある。
弥太郎の香川照之さんに負けていない。
また次のせりふ。
「この世の中なんて大嫌い。何もかもなくなってしまえばいい」
こういう激しいせりふをサラリと言ってのけてしまうなんて。
凡庸な役者さんだったら、憎しみの表情やただの抑揚のないせりふになったりする。