武兵衛(永井大)とお国(中川翔子)の恋バナ。
武兵衛は「好きなおなごはいないのか?」と聞かれてグズグズしている。
すると光(中谷美紀)は一括!
「男ならはっきりしなさい! すぐそばにおるではないか!」
光さん、カッケー!
姫路城で薙刀を持って守る姿も凛としていて、しっかり黒田家の正室になっているではありませんか。
しょこたんのお国もいい。
中川翔子さんは演技が苦手なのかと思っていたんですが、案外出来るじゃないですか。
作家さんも気に入っているような描き込みなので、今後も登場させて下さい。
というわけで恋バナとしてはベタなんですが(←日本人はこういうのが好きなんですよね)、新キャラ登場回としては悪くない。
井上九郎右衛門(高橋一生)、太兵衛(速水もこみち)。
こんな形で<黒田二十四騎>が揃っていくわけですね。
まさに戦国活劇!
幕末・明治だと、現代と近すぎてイデオロギー色が強くなるんですけど、戦国だと<物語>として見られるからいいかな。
さて、今回のサブプロットは<お金>。
冒頭、官兵衛(岡田准一)と光の間で、倹約とケチの論争があったが、黒田家が倹約していたのは、いざという時のために使うためだったんですね。
赤松の第二戦に備えて、官兵衛は壺に蓄えていた銭を家臣に配った。
これで家臣の団結と士気が上がる。
このお金については、信長(江口洋介)パートでも。
信長は、将軍・義昭(吹越満)に副将軍にしてやると言われて断り、代わりに大津、堺などに代官を置くことを求める。
大津、堺と言えば商業地。
信長は、これからの時代、物を言うのは<官職>ではなく<お金>であることを知っているのだ。
「能は五番で十分でございます」と義昭を諫めたのも、お金の大切さを知っているから。
この点、官兵衛と信長はリンクしている。
それにしても安定の脚本ですね。
出入りを含め、配置すべき人物をきっちり配置し、物語も押さえておくべきことを淡々と描いている。
一年を通したプロットもしっかりしていそうで、おそらく破綻はない感じ。
とはいえ、もう少し深みもほしいんですけど、それはこれからでしょうか。
武兵衛は「好きなおなごはいないのか?」と聞かれてグズグズしている。
すると光(中谷美紀)は一括!
「男ならはっきりしなさい! すぐそばにおるではないか!」
光さん、カッケー!
姫路城で薙刀を持って守る姿も凛としていて、しっかり黒田家の正室になっているではありませんか。
しょこたんのお国もいい。
中川翔子さんは演技が苦手なのかと思っていたんですが、案外出来るじゃないですか。
作家さんも気に入っているような描き込みなので、今後も登場させて下さい。
というわけで恋バナとしてはベタなんですが(←日本人はこういうのが好きなんですよね)、新キャラ登場回としては悪くない。
井上九郎右衛門(高橋一生)、太兵衛(速水もこみち)。
こんな形で<黒田二十四騎>が揃っていくわけですね。
まさに戦国活劇!
幕末・明治だと、現代と近すぎてイデオロギー色が強くなるんですけど、戦国だと<物語>として見られるからいいかな。
さて、今回のサブプロットは<お金>。
冒頭、官兵衛(岡田准一)と光の間で、倹約とケチの論争があったが、黒田家が倹約していたのは、いざという時のために使うためだったんですね。
赤松の第二戦に備えて、官兵衛は壺に蓄えていた銭を家臣に配った。
これで家臣の団結と士気が上がる。
このお金については、信長(江口洋介)パートでも。
信長は、将軍・義昭(吹越満)に副将軍にしてやると言われて断り、代わりに大津、堺などに代官を置くことを求める。
大津、堺と言えば商業地。
信長は、これからの時代、物を言うのは<官職>ではなく<お金>であることを知っているのだ。
「能は五番で十分でございます」と義昭を諫めたのも、お金の大切さを知っているから。
この点、官兵衛と信長はリンクしている。
それにしても安定の脚本ですね。
出入りを含め、配置すべき人物をきっちり配置し、物語も押さえておくべきことを淡々と描いている。
一年を通したプロットもしっかりしていそうで、おそらく破綻はない感じ。
とはいえ、もう少し深みもほしいんですけど、それはこれからでしょうか。