平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

軍師官兵衛 第7回「決断のとき」~失うことを恐れるな。お前が考え、お前が決めるのだ

2014年02月17日 | 大河ドラマ・時代劇
 織田か? 毛利か?
 官兵衛(岡田准一)の判断基準は、「生き残るため」であるようだ。
 それは<姉妹が敵同士になること>でも<義兄の顔をつぶすこと>でも<主君の意向>でもない。
 官兵衛はそれらのことに左右されず、「生き残る」という基準で物事を決める。

 しかし、物事に絶対はない。
 判断が間違うこともある。
 まして官兵衛の場合、一歩間違えば、一族を滅ぼしてしまうことになる。
 そんな迷っている時に父・職隆(柴田恭兵)の言葉。
「失うことを恐れるな。お前が考え、お前が決めるのだ」
 いい言葉ですね。
 判断に迷った時は、この言葉を思い出したい。

 さて、今回は脇キャラについて。
 小寺政職(片岡鶴太郎)の口癖は「思案の為所じゃのう」のようだ(笑)。
 これは便利な言葉。
 実際は問題の先送りなのだが、この言葉を使うと主君っぽく見える。
 こういう上司っていますよね、「考えとく」と言って結局、何もしない人。
 優柔不断で何も決められない。決定してもすぐに迷う。
 政職はこんなことも言う。
「いざとなったら、あやつ(官兵衛)に責めを負わせればいい」(笑)
 これも典型的なダメ上司。
 小寺家の描写は、中小企業のサラリーマン物のようだ。
 ダメ社長にダメ役員。
 そんな中、部長の官兵衛がひとりで奮闘する。
 櫛橋左京進(金子ノブアキ)というライバルもいる。

 そして、今回のもうひとりの脇キャラは羽柴秀吉(竹中直人)。
 おそらく上司として、政職と比較される。
 面白かったのは竹中直人さんの演技。
「は・し・ば・ひ・で・よ・し」
 これって滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」ですよね。
 滝川さんは、横の動きだったが、秀吉の場合は縦。
 次回の予告に拠ると、「心・配・御・無・用」が出るらしい(笑)。

 最後は後藤又兵衛。
 今回もまた黒田家臣団が強化された。

コメント (2)
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