平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

都知事選をふり返る~田母神氏61万票が気にかかる

2014年02月11日 | 事件・出来事
 東京都知事選、主要候補の得票数。

★舛添要一    2,112,979 票
★宇都宮けんじ   982,594 票
★細川護熙     956,063 票
★田母神俊雄    610,865 票

 脱原発派は宇都宮さんと細川さんで割れましたね。
 両者を足すと、約194万票。
 理想を言えば、おふたりが共闘しなかったのが悔やまれる。
 石原・猪瀬体制のような形で、細川さんが知事で、宇都宮さんが副知事。
 細川さんが理念的なことを、宇都宮さんが実務を。
 そうすれば大きな話題になっただろうし、舛添氏といい勝負をしたかもしれない。

 今回の教訓で言えば、反自民勢力は<共闘>しなければいけないということである。
 分断されていては、自民・公明の組織票には勝てない。
 共産党・社民党が推すというだけで「現実味がない」と拒否する無党派層もいるだろうし。

 投票率は46.14%。
 実に500万人が棄権したことになる。
 僕も昔は政治に興味がなかったので人のことは言えないのですが、いいんですかね? これで。
 この国は結構、重要な岐路に立っていると思うのですが。

 それは田母神氏が61万票を取ったことに表れている。
 20代の有権者で言えば、田母神支持は舛添氏に続いて第2位。
 実に20代の24%の若者が支持をしている。
 つまり右傾化。国家主義。

 僕は<個人主義者>なので、<国家主義>とは相容れない。
 国家のために個人が犠牲になるなんてまっぴらだ。
 国家なるものに生活を邪魔されたくないし、<戦争><原発事故>は個人の生命や生活を無惨に奪う。
 だから反対している。

 さて、これから世の中はどうなっていくのか?
 そのレポートと、微力ながら若干の意見は今後も申し上げていきたいと思う。


コメント (2)
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