平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

相棒 「聞きすぎた男」~一流企業も高級住宅地もワクワクするのは最初のうちだけ

2014年02月20日 | 推理・サスペンスドラマ
「だってワクワクしないんですもの。
 一流企業も高級住宅地もワクワクするのは最初のうちだけ」

 鍵谷里枝(嘉門洋子)の言葉だ。
 人の幸せって何でしょうね。
 案外、目的に向かってがんばっている時が楽しくて、幸せなのかもしれません。
 目的を達成してしまうと、あるいは欲しいものを手にしてしまうと、幸せは急に色褪せてしまう。
 たとえば、山登りも楽しいのは登っている時で、頂上に到達すると、その時は充実感を味わえるかもしれないけど、すぐに飽きてしまう。

 小曽根直哉(山崎樹範)はまだ山を登っている人間だ。
 電磁波に関する発明で世の中に貢献し、お金を儲け、家族と幸せになりたいと思っている。
 今回の事件では、すこし道に迷ってしまったかもしれないが、迷うことも道草することも山登りの楽しみ。
 おまけに、この道草のおかげで、妻と娘という<同行者>も戻ってきた。
 小曽根の心の中は、きっとワクワクしているに違いない。

 ところで小曽根さん。
 今後も登場しそうですね。
 陣川さん、幸子さんと共に<勘違い・思い込み三人衆>になりそう。

コメント
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