平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

稲田防衛大臣が国会で泣いた~こんな情緒的な人物が防衛大臣をやっていていいのか?

2016年10月01日 | 事件・出来事
 稲田朋美防衛大臣が泣いた。
 国会質問で、民進党の辻元清美議員に、8月15日の戦没者追悼式に稲田防衛大臣が参加しなかったことを責められて泣いたのだ。
 稲田防衛大臣は「国のために命を捧げた人に感謝と敬意を払わなければならない」と言っている人物。
 そんな人物が、<国のために命を捧げた人に感謝と敬意を払う場>である戦没者追悼式に参加しなかったのだ。
 自らの思想信条と防衛大臣である立場を考えれば、何を置いても参加すべきであっただろう。
 現に歴代の防衛大臣は全員参加している。
 言行不一致と辻元氏に言われても仕方がない。

 もっとも、自民党の議員なんてそんなものである。
 同じく、国のために命を捧げた人に敬意を払うべきと言い、<滅私奉公>を説いた武藤貴也議員なんか、国会の仕事をせずに、詐欺まがいの<インサイダー取引の金儲け>にいそしみ、議員会館に男の子を連れ込み<不適切なこと>をしていた。
 声高に〝滅私奉公〟とか〝お国のために〟と叫ぶやつほど、実は偽物で胡散臭いのだ。

 稲田大臣が戦没者追悼式に参加しなかった表向きの理由は、こうだ。
 ジブチに派遣している自衛隊員の激励の仕事があり、スケジュールが合わなかったから。

 では、なぜ8月15日にわざわざ海外視察のスケジュールを入れたのか?
 靖国神社参拝しないことを正当化するためである。
 防衛大臣である稲田氏が8月15日に靖国神社に参拝すれば中国・韓国から非難される。
 それを避けるために靖国神社参拝を見送ったのだが、見送った場合、今度は稲田氏を支持している保守層から非難される。
 だからジブチに行ってお茶を濁した。
 結果、戦没者追悼式にも参加できなかった。

 小さいね~。
 姑息だね~。
 自らの思想信条に忠実に従うのなら、第一義に戦没者追悼式に参加すべきだろう。
 自らの思想信条を大事にするのなら、防衛大臣を引き受けず、靖国神社に参拝すべきだろう。

 国会質問で責められて〝泣く〟っていうのもな~。
 おそらく、痛いところを突かれて動揺したのか、辻元ごときに問い詰められて悔しいと思ったのか、さまざまな感情が渦巻いたのだろうが、
 こんな情緒的な人物が防衛大臣をやっていて大丈夫なのか?
 こんな不安定な人物に防衛大臣を任せていいのか?
 もっとも、稲田氏は「日本の国旗の美しさに感動しました」って公の場で言えるほど、自己陶酔型のヤバい人物だけど。
 論理も自分を客観視する力もない。
 自制も出来ない。
 こんな人物が自分の感情で突っ走って、戦争をおっ始めるんだよな。
 国民はたまったものではない。
 泣きたいのはこっちだよ。

 稲田氏にはもうひとつ問題がある。
 彼女の夫が、三菱重工、川崎重工などの軍事産業の株を大量購入しているのだ。
 これって防衛大臣として、いかがなものだろう?
 利得行為にならないのか?
 国予算を研究開発費として、これらの企業にまわすことも出来る。
 これら軍需産業を儲けさせるために防衛予算の拡大も出来る。
 あるいは、どこかで戦争を始めるとか。

 野党の皆さん、稲田大臣は攻め所ですよ!
 攻めれば、どんどんボロが出てくる。
 ウルトラ右翼の本音を引き出してほしい。


※関連記事
 稲田防衛相、夫が株を保有していた三菱重工、川崎重工と安倍政権〝武器輸出政策〟のただならぬ関係(リテラ)


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする