平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

黒い十人の女~10人の不倫女たちが繰り広げる壮絶な罵り合い!(笑)すごいドラマです!

2016年10月25日 | 恋愛ドラマ
 2016年、芸能界のキイワードといえば<不倫>。
 みんなが謝罪会見をしてる。
 しかし、芸能界には、10人の女性と不倫しているドラマプロデューサー・風松吉(船越英一郎)がいた!
 ひとりやふたりの不倫なんて小さい、小さい!
 それくらいのことでガタガタ騒ぐな。
 松吉は10人なのだ!

 その相手は、舞台女優・如野佳代(水野美紀)、テレビ局の受付嬢・神田久末(成海璃子)、久末の友人・文坂彩乃(佐野ひなこ)、ドラマAP・弥上美羽(佐藤仁美)、脚本家・皐山夏希(MEGUMI)、新人女優・相葉志乃(トリンドル玲奈)、ヘアメイク・水川夢(平山あや)、アロママッサージ師・卯野真衣(白羽ゆり)、そしてあとふたり。

 松吉は冴えないおっさんなんですけどね。
 でも、女性たちは夢中になっている。
 恋は盲目。
 第4話「愛人たちの晩餐会」では、ついに愛人たちが一堂に会して、罵り合い! 修羅場!
 そのやりとりがスゴい!
 舞台女優・佳代と脚本家・夏希はこんな罵り合いをする。
「別れる別れないは私の自由でしょう!」
「自由じゃねえよ! 目障りなんだよ、ババア!」
「ババア? バアアって! 図に乗るのもいい加減しろ、てめえ!」
「うるせえよ! あのクソつまらねえオナニー芝居見せられた挙げ句、こんな場所に集めやがって、そっちこそ何様なんだよ!」
「クソつまらねえオナニー芝居!?」
「誰にもわかんねえよ、あんなクソ芝居! 毎回毎回クソすべってるくせに身内でほめ合って満足してるんだろ! このオナニー劇団! ガマン汁!」

 女性たちがこんな会話をするのである…………。
 女性って、こんな本音を隠し持ってるのか…………。

 挙げ句の果てに、佳代は夏希に水を掛け、夏希はテーブルにあった、あんかけ焼きそばを佳代に掛ける。
 すると、
「あんかけは反則だろうがあぁ!」(笑)
「知らねえよ、そんなルールはよおぉ!」(笑)
 実は佳代さん、今回だけでなく、過去にさまざまなものを掛けられていて、
 第1話ではカフェラテを掛けられて、
「ふ、普通、水でしょう? こういうの! 何してくれてんだよ!? ああっ!?」(笑)
 第2話ではカルアミルクを掛けられて、
「乳製品は臭くなるんで、水でしょう? こういう時はあぁ! 何でカルアミルク掛けんだよぉぉっ!」(笑)

 いやあ、すごいドラマが現れました!
 今、熱くて面白いのは深夜ドラマかもしれない。
 あらゆるタブーをぶち壊している。

 水野美紀さん、吹っ切れてるな~。
 成海璃子ちゃんもこういう役をやるようになったのか。ツッコミが的確。

『黒い十人の女』は日テレ系・木曜よる11時59分~。
 あんかけをぶっかけられる佳代と夏希の第4話は、こちらの読売テレビのサイトで一週間限定で見られます。

『黒い十人の女』第4話「愛人たちの晩餐会」(ytv)
 修羅場のシーンは27:43くらいから。

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする