平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

逃げるは恥だが役に立つ 第3話~「浸透力ハンパな~~~い!」「教えて、おじいさ~~~ん!」

2016年10月26日 | 恋愛ドラマ
「浸透力ハンパな~~~い!」
 みくり(新垣結衣)の言葉は魔法のように平匡(星野源)の心に染み込んでくるのだそうだ。
 これって、すごいこと!
 フツーは自我が邪魔して、相手の言葉など、ほとんど入ってこない。
 よくて半分。
 30%くらい伝わればいい方。
 心が完全に閉じちゃってる時は0%。
 特に平匡の心のガードはハンパないからなぁ。
 それで入ってくる、みくりの言葉ってすごい。
 こんな存在なかなかいないよ。
 だから絶対に手放しちゃダメ。

 恋愛ドラマの基本は<すれ違い>。
 この作品は、すれ違いの表現の仕方が上手い。
 ふたりは悩む。
「なぜ、こんなふうに劣等感にさいなまれるのか? なぜ、こんなちっぽけな男なのか?」
「なぜなのーーー! 教えて、おじいさ~~~ん!」
「調子に乗ってしまった……。話に乗ってくれたのがうれしくて」
「従業員として最高の褒め言葉」
「その〝好き〟は雇用主への親愛の情にすぎない」
 ああ、もどかしいっ!
 どうして、こんなふうに曲解してしまうのだろう?
 でも、〝好き〟って言葉が一番伝わりづらいのかも?

 僕は沼田(古田新太)の言葉が一番染み込むなぁ。
「幸せになりた~~~い!」
 これって、誰もが心に抱く究極の叫びですよね。

コメント (2)
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