平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

「魔女の宅急便」「天空の城ラピュタ」~ジブリの主題歌に癒やされる(動画あり)

2016年10月09日 | コミック・アニメ・特撮
 ひさしぶりにジブリのアニメの主題歌を聴いて心を洗われる。

☆「魔女の宅急便」~「やさしさに包まれたなら」荒井由実

  歌詞の内容は次のようなものだ。

  窓のカーテンを開いた時の木漏れ日……
  雨上がりの庭のくちなしの香り……
  これらには、神さまのやさしさや愛や奇跡が込められている。

  大人になると、日々の生活やさまざまな感情で、こうしたことを感じられなくなるんですよね。
  子供の目で世界を見れば、世界はたくさんのやさしさや奇跡でいっぱいなのに。

  このユーミンの曲は42年前だそうだけど、まったく古さを感じない。
  心にスーッ と入ってくる。
  主人公のキキが、目を輝かせて家を飛び出していく姿が頭に浮かぶ。

  「魔女の宅急便」~「やさしさに包まれたなら」荒井由実(YouTube)

☆「天空の城ラピュタ」~「君をのせて」井上あずみ  

  あらためて聴いたら、すごい曲だった。
  この地球上には、〝出会うべき君〟がいるから探しに行こう。
  地球は〝出会うべき君〟を乗せて動いている。 〝出会うべき君〟を隠してまわっている。
  すごいですね。
  天空から地上を見つめている。
  大きな地球視点の歌。
  こういう視点の歌詞って、なかなかない。

  一方で、旅立つにあたって必要なのは、〝ひと切れのパン〟と〝ナイフ〟と〝ランプ〟だという具体的な描写も忘れない。
  そして、旅立つ少年が心に抱えているのは、〝父親の熱い思い〟と〝母親のまなざし〟。
  すごい言葉のセレクトだ。
 〝母親のまなざし〟なんかは、今から思い出すと、すごく理解できる。
  子供の頃、遊びに行く時や学校に行く時、あるいは社会人になって会社に行く時、母親から常に温かいまなざしを受けていたような気がする。

  「天空の城ラピュタ」~「君をのせて」井上あずみ

  音楽というのは、やっぱりすごい。
  ほんのわずかな時間で、さまざまなメッセージや感情を与えてくれる。

コメント
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