平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

森友疑惑~大阪地検が狙っていたのは〝りそなルート〟らしいんだけど、なかなか闇が深そう

2018年06月15日 | 事件・出来事
 森友事件なんだが、国会ではいろいろ面白い展開になっているのにテレビなどでは報道しないね。
 まあ、現状ではあくまで疑惑で確証がないから仕方ないのだけれど。

 面白い展開とは、おおまかに言うとこうだ。

① 評価額9億円の国有地を森友学園が8億円の値引きで購入。

 ここまではみんなが知っている事実だが、ここからがすごい。

② この1億で購入した土地を国交省が13億と評価することを認める! ←なぜ1億が13億に?
③ この13億の評価の土地を担保に、りそな銀行が森友学園に10億を融資 ←何という錬金術!

 そして、ここからが憶測だが、

④ この10億の何割かが政治家に渡ったのではないかという疑惑。
⑤ りそな銀行と言えば、公明党の元幹事長・冬柴鉄三のいた銀行であり、安倍政権での歴代国交大臣は公明党の政治家。
⑥ 森友事件の鍵となると言われている 2015年 9月3日・4日・5日。
 安倍晋三は国会中にも関わらず大阪に出張し、冬柴鉄三の息子の店で会食。
⑦ りそな銀行の森友融資の担当者は自殺。

 どういうわけか、すべてがりそな銀行で繋がっている。
 とは言え、実際には森友の小学校の計画が頓挫して10億の融資もなくなったようだが、もし森友問題が明るみに出なければ10億の何割かを政治家で分け合っていたかもしれない。
 ネットでは、これを〝りそなルート〟と呼んでいて、大阪地検はこの件で立件しようとしていたらしいんだけど、圧力に負けたのかね?

 この学校建設による錬金術は加計学園にも当てはまるとも言われている。
 すなわち、
・土地を無償で得て、水増しした補助金で校舎をつくり、浮いたカネを裏金にして政治家に環流。
・私学助成金の一部を政治家に環流。
・土地を担保にカネを借りて、これまた政治家に環流。

 1億の土地を13億で評価したことに対して、石井国交大臣はとぼけているようだけど、何か怪しいな。
 10億の融資がおこなわれて政治家に流れていたら一大疑獄事件になったんだけど、大阪地検はあきらめたのか?

 一方、今治市の加計学園はすでに開校。
 加計を掘ればいろいろヤバいものが出て来そうなんだけど。

 検察よ、ジャーナリストよ、これを徹底的に調べる気概のある者はいないのか?


※追記
 国会の最新情報によると、りそな銀行は土地を担保に10億を融資したわけではないらしい。
 森友とりそな銀行は、国が契約を解除した場合に発生する代金返還請求権1億3000万を担保に10億円を借り入れる契約を結んでいた。

 代金返還請求権?
 具体的にイメージできないが、よくもまあ、りそな銀行はこんなもので10億も貸そうとしたな。
 唯一言えることは、これが法律と行政の網の目をくぐった学校建設による錬金術。
 籠池のおっさんにはほとんど金がなかったのに10億の融資を受けられた。
 籠池氏がどこまで主体的に関わっていたかはわからないけど、その周辺の連中は怪しいんだよな。

コメント
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