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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

朝まで生テレビ(6/1)~三浦瑠麗というインチキ政治学者。賢そうなことを言っているが、内容は薄っぺらい政権擁護

2018年06月02日 | 事件・出来事
 三浦瑠麗というテレビに出まくっているインチキ政治学者がいる。

 昨日(6/1)の朝まで生テレビ。

 安倍内閣の支持率が30~40%あることに対して、
「経済や外交までを入れたアメリカの支持率調査のやり方をすれば、安倍内閣の支持率はもっと高い」

 いやいや、最近、日本国民は安倍の経済や外交もイマイチであることに気づき始めていますから(笑)
 カネをバラまく以外に安倍は外交で成果をあげたの?
 実質賃金は下がり、格差は拡がり、GDPの成長率が主要先進国で下位なのは何なの?
 だから不支持率が40~50%。
 三浦瑠麗はいったい何を見ているんだ?
 立憲民主党の福山哲郎議員が言っていたとおり、現在の支持率は「従来の自民党支持層プラスアルファ」がリアルな数字で、プラスアルファとはアベノミクスの恩恵を受けている財界や富裕層、日本会議、ネオウヨなどを指すと考えるのが妥当ではないか?
 まあ、この分析だと支持率40%は高すぎる気もしますけどね。
 自民党が独自に調べた支持率調査では22%らしいが、20~30%がリアルな数字ではないか?

 ……………………

 不祥事続きの財務省のトップ麻生太郎の責任論について三浦瑠麗は次のような趣旨の発言。
「50代60代は昔の規範で麻生財務大臣が辞任しないとおかしいと言っているが、20代30代の若者は容認している。
 規範の基準が昔とは違っているのではないか?」

 よくもまあ、政治学者がこんな発言をするな。
 これも反論されていたが、麻生辞任は〝世代論〟ではなく〝組織の責任論〟や〝民主主義〟の問題。
 公文書改ざん、国会での虚偽答弁という民主主義の根幹を揺るがす事態に対して、政治学者が〝世代論〟を語るなんて。
 そう言えば、前回の朝生でも国民民主の小西洋之議員にこんなことを言われてたな。
「政治学者なら、なぜ今の異常な状態を国民に訴えないのか!」

 三浦瑠麗の発言とはすべてこれなのである。
 対立する意見の両方に理解のあるふうに見せ、賢そうに語っているが、実は自分では何も語っていない。
 政治学者としての根っこや信念など何もない。
 いや、先程の〝世代論〟へのすり替えが示すように、どちらかと言うと、安倍政権擁護派で、議論を本質から逸らし、問題を薄めるのを得意としている。

 ……………………

『ワイドなショー』(フジテレビ)ではこんな発言をしたらしいね。
「大阪には北朝鮮のスリーパーセルがたくさんいる」(笑)

〝スリーパーセル〟とは、冒険小説・スパイ小説にはよく出て来る設定で、〝永年その土地に住んで溶け込み、有事の際にはスパイとして活動する存在〟のことを言うが、まさか政治学者が小説の概念を持ってくるとは!
 いや、確かに現実でも〝スリーパーセル〟は何人かは潜伏していると思うよ。
 でもな~、それを政治学者がテレビで真面目な顔で語るなんて(笑)

 というわけで、
 三浦瑠麗というインチキな政治学者の、問題を本質から逸らし、結果として政権を擁護している手法にダマされてはいけない。
 彼女はほんと薄っぺらい。
 三浦の政治学者としての信念とは何なのだろう?


※追記
 こんなやりとりもしていたことをツィートしている方(@umekichkun)もいた。
 アメリカのクリントン政権でのホワイトウォーター疑惑とモリカケを比較して、
 三浦瑠璃「ホワイトウォーター疑惑で米議会が一年間止まる事はなかった」
 すると当時、アメリカの議会で働いていた中林美恵子さんはすかさす反論して
「その時私は米議会にいた。ホワイトウォーターに対しての特別な調査委員会を作ったから、法案審議が止まらなかった」

 三浦の知識とはこの程度のものです(笑)
 日本でも特別調査委員会をつくればいいのに反対しているのは自民党。
 そう言えば前回の朝生でも地方行政の話をしたり顔でして、自民党の片山さつきから
「あなた、何もわかってないわね」
 と言われてた。

 三浦瑠璃は、この程度の学者です。

コメント (2)
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