備中川面の駅まで引き返して、駅を通り越して次なるポイントへ向かう。方谷側の撮影ポイントでこちらも高梁川の鉄橋となっている。駅を通り越して歩いていたので、遠いイメージがあったが、帰りに歩いてみると15分程度で到達できる距離だとわかった。踏切があり、その向こうにいい感じにカーブした鉄橋がある。踏切付近にいい感じの空き地があり、そこが撮影地となる。私は空き地があるアウト側から狙ってみたが、草むらがあるイン側から狙っている人が2人いた。インの方がよく撮れるのかどうかわからないが、インからは線路にかなり近いところになるので、私は遠慮した。先客2人はいずれも車での来訪のようで、付近の空き地に車を停めて撮影しているようでした。撮影を始めてやくもなどを数本撮っているとイン側の撮影者一人が、こちらへ来て、今日は14系リゾートの団臨が走る云々の話をしてくれました。その人は明日は出雲を追いに行くようなことを言っていたので行きがけの駄賃を求めて伯備線に来たようです。駄賃は駄賃でもDD+14系リゾートというネタものの駄賃を求めているところが、ただ単に通常列車を狙いに来たという安い駄賃を求めている私とはちょっと違うかなと思いました。
ネタもの追っかけが普通の撮影ファンらしく、14系リゾートを追って、後から4名ほどがいずれも車で来訪。こんな辺鄙なところに電車で来るのは私だけなのかなと思いつつ、鉄道ファンなら電車で来るのが本道やろとも思いました。出雲の廃止というイベントを用意してくれている?JRに対して一銭も落とさずに撮るだけ撮って迷惑をかけるだけかけて車で行き来するファンは如何なものかなと思いました。クルマ組のお目当ての14系リゾートは12時30分前後に通過するということで、12時42分の新見行きに乗らなければ次の行程がガタガタになる当方はそれを待っている時間はないということで、駅で撮れるという期待を持って、リゾート通過前に撮影地を立ち去りました。ネタものを前に立ち去るとは何者?という厳しい視線を浴びて現場を後ろ髪を引かれながら立ち去り、駅に向かって歩いていると遠くで踏切の鳴動が・・・来てしまった!!まさかこんなに早く来るとは思っていなかったので、思わず小走りしてしまったが、駅まで辿り着く由もなし。調度歩いていたところが線路際の段々畑になっているところだったので、急いでカメラを構えてみると案外撮れると見て遅いDD51に合わせて撮影体制に入った・・・撮れると思って力みが入ったのか、あるいはDDが遅すぎたのか、中途半端な画になってしまいました。連写で撮ったものの2コマしかなく(パナのFZ30は連写のスピードが遅い!!)、3コマ目あたりからいい画になるはずだったのに・・・。おまけだから仕方ないと気を取り直し、予定通り12時42分の新見行きに乗り、いざ宍道へ。宍道で一旦下車して倉吉までの立席特急券を購入して、立席特急券利用ながら倉吉まで出雲の旅を楽しむことにする。
~明日へと続く~