EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

北陸遠征2~田んぼでへびに遭遇~

2009年06月16日 | 北陸

090613hokurikuef81107niho  杉津PAで一夜を明かして、仮眠どころか爆睡して早速上り日本海を撮るべく、今庄ICで下りて撮影地を物色する。候補としては色々考えたが、新疋田あたりなら電車でも来れるので、南今庄以北での撮影を前提とした。まずは南条~王子保間へ向かう。早朝だけに道路に誰もおらず快適に走り、早速現地へ。水田が広がり、なかなかいい画が撮れそうなところだが、水鏡の時期はとおに過ぎており、稲が育つまではいまいちの印象もある。しらさぎやローカル列車を何本か撮ったが、イメージどおりの画が撮れなかったので、ここはまたの機会にして、南今庄へと向かう。日本海通過まで少し時間があったが、途中で道を間違えて、山に入り、クルマのシフトロックがおかしくなったり、色々トラブルに見舞われながらも何とか日本海通過前に南今庄に到着。クルマの装備にはあまり力を入れてないのでナビもつけていないが、クルマで活動して行くならナビぐらい欲しいと思った・・・もっともクルマ中心の鉄撮影活動は毛頭するつもりはないが。南今庄の今庄トンネル出口付近で迫力ある日本海や雷鳥の撮影を行い、昨夜からの強行道中の甲斐もあったと満足して、後ろ髪を引かれながら南今庄を立ち去る。ここなら鉄道利用で十分撮影が楽しめるので、また脚を運びたいところだ。

090613hokuriku485a10  南今庄のお次はどこへ・・・と考えて、今度は湯尾~南条間を目指した。田園地帯が広がるところで撮影をと思っていたが、クルマを容易に止められるところがなく、なんとか路肩付近に止めて、あぜ道を通って線路脇へ向かった。475系ローカルやしらさぎなどを撮って、本番の雷鳥が通過する前に、好ポジションを取るため線路脇のあぜ道を歩いて少し移動した・・・何気にあぜ道の脇にあったちょっとした藪を見るとなにやら長いモノが・・・少しは警戒していたのでそれが何かはすぐに判明した、と同時にその場から一目散に逃げ去ったのであった。明らかに蛇だったので、種類がどうのこうのなど関係なく、一目散に逃げた。相手も驚いていることだろうが、私にとっては大きさ(結構大きく思えた)とか毒の有無など関係なく、蛇なら逃げるというのがポリシーである。蛇を掴むなどもってのほか、見るのはともかく、かかわりたくないという性質(ちなみにゴキブリについても同様だ)なので、蛇さんにご迷惑がかからない位置まで移動(逃げて)して雷鳥の撮影に挑んだ。撮影の出来などどうでもよく、さっき見た蛇が追いかけてこないかとそればかりが気になって仕方がなかった。後でネットで蛇の生態について検索するとよっぽどでない限り蛇から攻撃してくることはないとのこと。見てみぬ振りをして通り過ぎるのがベターなようだ。今後の参考にしたい。撮影地で蛇を見たのは一昨年だったかに倶梨伽羅峠へ遠征した時以来だ。蛇は縁起物でもあるので、何とかそれにあやかって馬券でも取りたい物だ。湯尾~南条での雷鳥の出来は今ひとつだったが、ポジショニングが悪かったのと蛇に遭遇したのが悪かったということであきらめて、即座に退散した。これ以降の撮影活動の際に自然豊かなところに入る際はそれまで以上に、いや異常に蛇を警戒したのは言うまでもない。

090613hokuriku413b2  次の雷鳥を南条~王子保間で撮ろうかと思ったが、似たような場所だったので、先の件もあり、ここはパスして、高速で丸岡へ移動した。高速に入ったのは朝食とガスの確保のためだったが、ガスがあるSAはなく、朝食のみ取って、丸岡に到着。丸岡~芦原温泉間は以前電車移動で訪れているが、丸岡駅近辺で済ませたので、今回は芦原温泉寄りのポイントで撮影した。田園地帯が広がるイメージがあったが、田んぼというより畑が多いのか結構殺風景な周辺だった。編成写真を中心に撮影し、光線状態などを除けば満足がいく撮影を楽しめた。同所を辞して芦原温泉駅で少々用を足して、次の目的地芦原温泉~細呂木間へ。芦原温泉で入浴でもしたいところだが、時間に余裕がない。芦原温泉~細呂木間では何点か撮影地が点在しているようだが、私はクルマを止められるということだけの理由でマイナーなカーブがある区間で撮影をした。踏切付近では下り列車を直線的に撮れる(トラロープはあるが)のでまずまずの撮影地だ。ここまで同業者の姿は見られず、さすがに高速1000円とは言え、ネタがない時はこんなものかと思った。もっとも日曜には細呂木付近で三脚が数本立っていたので、雷鳥追っかけをする人はいるようだ。

 ~明日へと続く~