12月7日日曜日。近鉄八尾でしまかぜ、あおぞら・かぎろひを撮影して、同駅からJR八尾駅まで歩いてみました。近鉄八尾駅は北側にバスターミナルがあり、近鉄バスが発着している。西武百貨店など商業施設があり賑やかです。さすが八尾市の表玄関といった佇まいで、乗車人員でJR八尾を上回るだけの規模はあります。
改札は中央改札と西改札があり、中央改札はペデストリアンデッキに直結していて、各方面へのバス乗り場にも直結しており非常に便利です。
駅は非常に立派ですが、如何せん人口26万人を誇る八尾市の中心駅としては駅自体の利用が少ないこと、駅周辺の商業設備は人が多いが、駅改札の周りはそれほど人が多くないのは残念なところです。身近なところで高槻や茨木などはもっと駅周辺の人通りが多いように思います。ミナミの方は道路事情もいいので車中心の社会が浸透しているのかもしれません。
ホームは2面2線の高架駅で、圧倒的に大阪方面への利用が多い。このあたりが利用者数がそれほど伸びない要因かもしれない。高槻、茨木や京阪の枚方市などは京都方向への利用も多く、都市間輸送のため双方向の利用がある。近鉄大阪線は大きく見れば大阪と名古屋の都市間輸送を担っているが、奈良側に巨大ターミナルがなく、片輸送にならざるを得ない状況があるのでしょう。
駅南側はクルマの乗り入れがやっとといったところで、バスの乗り入れはできない。こちらも人の通りはあまり多くない。こちら側は八尾市役所などへの出入り口になる。古くからの市街地といったところでしょうか。道が狭いです。ここからJR八尾駅までは約2kmほどあり、徒歩30分弱といったところです。
駅東側から移動したため、ちょっと遠回りになりました。途中八尾小学校、八尾市役所などを見ながら歩きました。駅周辺は八尾市の古くからの中心地といった感じで、落ち着いた雰囲気がある街並みです。
八尾市商工会議所は河内音頭押しですね・・・岸和田のだんじりのように、河内音頭=八尾を浸透させようと言ったところでしょうか。JR八尾に近づいていくと住宅地が続く中に、倉庫や工場の姿も見られるようになります。この辺りも東大阪市と同様、中小零細企業の集積地の一端なんでしょうね。商店街が見えて来るとJR八尾駅の立派な橋上駅舎が見えます。
~以下JR八尾編に続きます~